ほぼ日手帳 ニュース

手帳チームのメンバーが、日々の情報をお届けします。

「目に入ったものを描いてみる」的使いかた

こんにちは。
今日は手帳の使いかた紹介です。

手帳を開いても、
「今日はなにも書くことがないなあ」なんて
感じることって、どうしてもありますよね。

「そんな時のヒント」というような、
たいそうなことではないんですが、
自分の場合はこうしてページを埋めている、
という使いかたの紹介です。

僕は、書くことに悩んだ場合は、
「とりあえず目に入ったものを絵に描く」ようにしています。

具体的には、このような感じです。









眼の前にある風景や、身の回りにある道具。
なんでもいいんですが、
普段あまり気に留めてないものでも、絵にしてみる。
そうすると、
「それに対して、自分がどういう印象を抱いているか」
といった、無意識の想いみたいなものが浮かび上がって、
なにかしらのコメントを添えたくなってしまいます。
それが個人的には、
意外とだいじな時間になってるんですよね。

「何を見て、どう思うか」ということは、
自意識にもかかわる大切な感覚だと思うんですが、
いろんな情報が氾濫している今の時代、
そういう意識を持ちづらくなるよなあと感じることが、
しばしばあるんです。

例えばスマホを見ているとき。
「どう思うか」のきっかけになる「何か」があっても、
「それに対する誰かのコメント」も並列されているので、
「自分がどう思うか」を考える隙を与えてくれないんですよね。
それが特に、SNSでは顕著な気がしています。

そんな時に、手帳だけを開いて、
どうでも良いことに対して、
自分だけのコメントを書き連ねてみる。
そういう時間を少しでも増やしていけたら、
感覚をちょっとは豊かにできるのかなあ、
なんて思いながら、
こんな手帳の使いかたをしてみているのでした。

ほぼ日手帳は、
「毎日何かを書かなければいけない」といった、
窮屈な使い方を強いるものではないのですが、
「できるだけスペースを埋めたい」と考えているかたがいらっしゃたら、
何かしらの一助になりましたらさいわいです!