川島小鳥さん、祖父江慎さんといっしょに 福井あわら温泉ぽかぽかカニ歩き

sugano

あしたトークもするよ

2017/01/20 19:12
しまった、もうこんな時間!!
温泉が閉まってしまう。

「あした、トークイベントもあるからね、
たっぷり話すから、
またあした来てね!」

はい、祖父江さん、またあとで。

「トークがあるから!」

「思えばトークにきたもんだ!!」

え?

おつかれさまでしたー!!
sugano

おすすめの本

2017/01/20 19:07
おみやげコーナーには
もちろん川島小鳥さんの
作品集も置いてあります。

「これとね、これ、
買っといたほうがいいやつね、
あ、『RUNRUNまこと』もね」と
おすすめを教えてくださいました。

ちなみに1枚目の写真の
『未来ちゃん』
『西野七瀬写真集 風を着替えて』
祖父江さん率いるコズフィッシュの
装丁だそうです。
(「おばあちゃんの顔」といって
真似してくれた顔が
『未来ちゃん』の本の表4になっています。
その顔を祖父江さんがさらに真似しています)
sugano

おみやげコーナー

2017/01/20 18:57
展覧会を出るとすぐに
販売コーナーがありまして、
その最初に、
小鳥さんいちおしの
ガチャガチャがあります。

写真集『ファーストアルバム』の
作品がキーホルダーやバッヂになってます。
かわいい。ほしい。
sugano

終わっていた

2017/01/20 18:42
じっくり見てたら
ガイドツアーが終わって
写真撮影タイムになっていました。

時間を忘れちゃうわ!
ほんと、ここにいると
いくらでも時間が経ってしまいますよ。

祖父江さんによると、小鳥さんは
「人の、いまでしかないという部分を
きちんと撮る写真家です。
そのシャッターの切り方ができる人は
ほんとうにいないんです」
とおっしゃいます。

なるほど、たしかに。

「ある状態からある状態に
移行する人たち‥‥たとえば
子どもから大人へ成長する人たちとか‥‥
安定していないときの瞬間やかたちを
みごとにとらえる人なんです。
わぁ、そういえば人に
こんなときがあったっけ?
というところを切り取るのです。
シャッターチャンスがすごくせまいんですよ。
そういう豊かな境界線で遊ぶことのできる人、
それが川島小鳥さんなんです」

ははぁ。
でも、写真って、
瞬間を映すものですから、
それがすごく得意なはずですよね。

「うん、だから、小鳥さんの作品を見ると
みんな、写真の楽しさとか
思い出すと思う。
展示を見てときめいてくれれば
オッケーだと思っています」
sugano

『明星』

2017/01/20 18:32
私は小鳥さんの
『明星』という作品集が好きです。
明星は、小鳥さんが
2011年ごろから台湾に
3年くらい通って撮った写真です。

それまでは、
ひとりの人をずっと撮りつづける
スタイルだった小鳥さんが
「出会ったものの素敵な瞬間を
あつめたい」
と思われた写真集は、
7万枚(!)くらい撮影したなかから
写真集にしたのだそうです。

パッと出会っただけでは
なかなか撮れない写真だなぁと
思ってしまいます。

小鳥さんに、どうやって写真を撮っているのか
うかがってみました。

「人って、肩書とかがわかると、
あんまりなかよくなれないんですよ。
ですから、まぁ、肩書きをなくして
ひとりで、
何やってるかわからない、
ただの人となってそこの場所に行きます。
そうすると、出会ってそんなに
時間が経たなくてもなかよくなれるんですよ」

『明星』は、
それぞれひとりひとりが、
光るキラぼしだ、というテーマ。
そのテーマも、ほんとうに好きです。

人と人、人と写真家、
写真と写真どうし、
出会いがテーマでもあります。
すごくおすすめ。
ずっといたいです。

※2枚めと3枚めの写真は、
私が小鳥さんの作品をiPhoneで撮ったもので
おかしなトリミングになっています、
すみません。
sugano

いろんな見せ方

2017/01/20 18:15
今回の展覧会は
写真をパネルにしたり
額装したり
プラスティックのケースにいれたり
顔を突っ込んでみたり、
いろんな見せ方をしています。

小鳥さんは、写真をすべて
フィルムで撮ってるそうなんですが、
見方によって、
写真は見え方が変わる。
sugano

用意していない

2017/01/20 17:57
展示は、各作品ごとに
「境界線」で区切られています。

このかかしの写真は、
ロケバスを降りたらこれだった、
のだそうです。

祖父江さんによれば、
小鳥さんの写真のすごいところは
「あらかじめ用意が全然ないこと」
だそうです。
何かが、その場で起こるらしい。
sugano

未来ちゃん

2017/01/20 17:31
川島小鳥さんといえば、
まず浮かぶのは
作品集『未来ちゃん』です。

じつはこれが、
未来ちゃんの写真を撮った
ラストショットだそうです。

『未来ちゃん』は
佐渡島にすむ女の子を、
小鳥さんが一年間居候されて
撮影なさった写真集です。
当時2歳だった女の子が
「自分が写真に撮られてる、
ということを意識しはじめたら
終わりにする」
と決めていたんですって。

この展覧会では、
写真集に載っていない写真も、
たくさん展示されています。
sugano

ぜんぶ見られる

2017/01/20 17:26
川島小鳥さんは、これまで
たくさんの個展を開いてこられました。
(国内外あわせて30個くらい)
でもそれらは
作品ごとの展覧会でした。

こうしてこれまでの
川島小鳥さんのすべてが
見られる展覧会は、はじめて。
しかも、展示点数は
およそ300点。
写真展にも力をいれているという
金津創作の森ならではの大型展なのです。
みごたえたっぷり。
sugano

内覧会

2017/01/20 16:54
小鳥さん、そして
展示デザインを担当した
祖父江さんによる
内覧会のギャラリートークが
はじまっています。