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2014/08/21 20:40 サカモト教授!

本日最後の先生はこちら、
「ほぼ日」ではすっかりおなじみの、
サカモト教授です。
(サカモト教授先生というのはおかしいので、
 『サカモト教授』という尊敬の表現で
 いかせていただきますね)

あ、教授、
まずはおでんをお召し上がりですね。
了解です、どうぞどうぞ。
あ、教授、
たまごがお好きなご様子で。
じゃっかん、食べにくそうではありますが、
器用にお箸をお使いになられ、
教授はおでんを口にはこんでおられます。
あ、教授、
目が光るのですね。
すばらしい。

2014/08/21 20:32 やる気がでないときは

「もう一問、いけますよ」

ほんとですか?
先生ありがとうございます!
というわけで、ラストにもう一問!
ーーーーーーーーーーー
もう夏休みも終わりなのに
宿題が全く手につきません…。
今回の宿題は1万字のレポートがあったりと
かなり大変なはずなのですが
まだやる気が出ません。
どうしたら勉強に対するやる気が出ますか?
ゲームの夏を送っているアヤより
ーーーーーーーーーーーー

「アヤさんの気持ち、わかりますよ。
 僕も基本的にやる気はないんです。
 ただ、僕は何をするのも、
 絶対にいやなことはやりたくないと
 思っているので、この場合は
 1万字のレポートのなかに
 いかに楽しみをみつけるかが鍵かなと。
 題材を多少は選べると思いますので、
 少しでも興味のあることを
 混ぜてみてはいかがでしょう。
 それが無理なら、ご褒美をつけるとか。
 頭のすみっこに、
 『やらなくちゃいけないこと』が
 あるだけで、気持ちよく
 遊べないですよね。
 アヤさんの夏休みは、
 いつまででしょうか。31日までかな?
 まだきっと数日ありますよね。
 さっさとやっちまって、遊んでください!!」

アヤさん、
がんばって、さっと終わらせて、
残りの夏休み、遊んでください!

さて、そんな
文武両道・最強市民ランナーの
松本先生は8月31日に
真夏の北海道で行われる
北海道マラソンに出場予定だそうです。
実業団の選手がずらりと揃う中、
会社員である松本先生は
会社の有給を取得しての参加です!
BSフジで中継もされるそうなので、
ぜひ、みなさんも応援してくださいね。

というわけで、終了です!
いやー、
最強市民ランナー・松本先生、
ほんとうにすごい方でした。

ここで言うようなことでもないですが
高校時代、遊びほうけて
同学年398人中397位を
3年間キープしていた私としては
雲の上の仙人と話していたような気分です。
学問に、王道なし!

松本先生、今日はおつきあいいただき
ありがとうございました!
最後はゲームで楽しんでくださいね。
(先生はきっと、ゲームも強いんだろうなぁ)

2014/08/21 20:11 自分から何かに興味を持つには?

松本先生に、もう一問。
ーーーーーーーー
<おたより>
大人になってからの勉強についてです。
子供の頃は「勉強しなさい」って言われて、
仕方なく、してました。
大人になると、
それを言ってもらえないんですよね。
なので、自分から決めて
勉強したいのですが、
時間ないし〜
お金かかるし〜
やっても意味ないかも〜
と思ってなかなか手が出ません。
勉強に限らず、新しい仕事に対しても、
年々体が動かなくなっています。
何か良い方法があれば、教えてください。
momo
ーーーーーーーーーーーーー

いかがでしょうか。松本先生。
「勉強しなさい」と言われて育ち、
大人になって
誰にも言ってもらえない
環境におかれたとき、
自分から何かをやるのが難しい。
こういう方、けっこう多い気がします。

「うーーん、難しいですね。
 何も興味が持てないんですね。
 僕、思ったんですけど、億劫で
 なかなか手が出ないのであれば
 まず『口』から出してみてはいかがでしょう」

口?

「はい。momoさんのお友達や
 仲間が何かやろうとしているとします。
 そのとき
 『いいな、やりたいな〜』
 『私も行こっかな〜』と
 とりあえず口に出すんです。
 そうすると、行こうよ、と誘われます。
 誰かが興味を持っていることに
 とりあえず便乗してみるというのは
 なかなかいいと思いますよ」

なるほどー!

つづけて、が言います。

「あと、この方、時間がない、
 お金がかかる、と書かれてますよね。
 そんな方にはランニングもおすすめです。
 自分の空いた時間に
 一人でできますし、お金もかかりません。
 仲間もできます。痩せます。
 走るのはいいことずくめです。
 ね、松本さん!」

「なんでもランニングを勧めちゃう(笑)。
 でも、本当におすすめです。
 今僕がお手伝いしている、
 マラソンランナー藤原新を
 サポートする団体アラタプロジェクトでも、
 みんなで走っているんですけど、
 練習会に出るだけでもたのしいですよ。
 走るのが苦手とか、
 敷居が高いという方もいますけど、
 全然大丈夫ですので、よろしければぜひ!」

なるほど。ランニング。
たしかに走っている方って
表情とか、いきいきしてますよね。
momoさん、いかがでしょうか。

2014/08/21 19:57 腱鞘炎に、足底筋膜炎。
こんなときはどうすれば?

松本先生にもう一問。

ーーーーーーーー
<おたより>
書いて覚えるっていいますよね。
書いて覚えたいのに、
テスト前に利き手親指が
腱鞘炎になってしまいました。
では、歩きながら読んで覚えるよう
変更すればいいんでしょうが、
足底筋膜炎で長時間歩けません。
こんなとき、どうしたらいいのでしょうか?
ーーーーーーーーーーー

腱鞘炎に、足底筋膜炎!
痛そうです。
ランナーとして活躍されながら
東大に進学された先生にも
こういう経験があるのではないでしょうか。
スポーツに怪我はつきものですからね。
いかがでしょう、松本先生。

「あの、歩きながら読んでも
 覚えないと思いますよ」

お、ばっさり。

「あと、書きすぎたり、
 『〜しすぎ』は基本的によくないかなと
 思います。
 スポーツでも、がむしゃらに
 やりすぎると、故障したり、
 継続して練習ができませんからね。
 できていないところはどこか
 自問自答しながら問題を問いてみて、
 できなかったところだけを
 集中してやってみたほうがいいと思います」

がむしゃらにやるのではなく、
どこがわかっていないのか
自問自答することが大事。

「それから『足底筋膜炎』と
 書かれていますね。
 炎症がおきているところを
 まず冷やして、湿布をはって、
 その痛むところ自体はさわらず、
 ふくらはぎのように、
 ちょっと離れたところをほぐすといいですよ。
 人間の体はつながっていますから。
 僕は下半身が痛いときは
 上半身をほぐします。
 離れたところをほぐすのがポイントです」

ランナー松本先生らしい、
アドバイスもいただきました!

2014/08/21 19:53 勉強法について

松本先生に、読者のみなさまからの
質問にこたえていただきます。

ーーーーーーーー
<おたより>
私は今、資格試験の勉強をしています。
先日試験があり、自己採点したところ
基準点にまったく足りない状況でした…。
この資格は初受験だったので、
受けるだけでも収穫はあったと
自分に言い聞かせています。
そこで先生方に質問なのですが、
最初の勉強法でダメだった場合、
すぐ他の勉強法に
切り替えていいものでしょうか。
また、自分にあった勉強法は
どのようにして発見されたのでしょうか。
ーーーーーーーー

「僕も今、税理士の資格を
 とるために働きながら勉強中です。
 このおたよりに『勉強法』と
 書いてあるんですけど、
 勉強法って、僕にもよくわからないんです。
 勉強法ってテクニックですよね。
 僕は、税理士の試験を受けるために
 予備校にも定期テストなどで
 ちょっとだけ行っているんですけど、
 やっぱりみんなテクニックについて
 すごく詳しいんですね。
 『あの先生の教えかたはすごい』とか
 『次はこのあたりの項目が
  試験にでそうだ』とか。
 でも、僕のやりかたは、やっぱり、
 ただとにかく教科書を頭にいれて、
 スタンダードな問題集を解くことなんです。
 なんだかミもフタもない言いかたですが、
 やっぱり学問に王道はないです。
 最初の勉強法で、がんばってください」

学問に王道なし!

2014/08/21 19:45 基本は教科書

おだやかな表情で語ってくださる
松本先生ですが、
「実は負けず嫌い」と語ります。
常にトップをとるといっても、
一体どのような勉強をしていたのでしょうか。

「普通ですよ。
 毎日17時半まで授業があって、
 そこから2時間走る練習をして
 風呂入って、ごはんを食べて、
 21時から2時間くらい勉強してました」

(横でランナーが、
 「練習時間も短い!
  それであの記録を出すなんて!!』
 と、のけぞっております)

勉強時間が、に、2時間?
東大を目指す人って、もっとこう
何十時間も勉強するものでは‥‥?
加えて、塾とか、予備校とか?

「いえ、行ってないです。
 ぼくの住んでいた地域は
 予備校もあまりなかったんですよ」

では、どんな勉強法を‥‥。

「教科書のテスト範囲の問題が
 できるようになるまで解く。
 それだけです。
 わからないことがなくなるまで、
 全部塗りつぶしていくような感じで」

その勉強法で東大まで?

「そうですね。
 まぁ、よくあるチャート式とか
 定番の参考書は買ったりしたんですけど、
 基本は教科書に忠実に」

なにかわからないことがあったら
質問に行かれたり?

「いや、あんまり行かなかったですね。
 わからないことがあったら、
 だいたい自分で解決してました。
 そのほうが覚えるんです」

うーん、すごすぎます。
そんな松本先生に読者のみなさまからの
質問にこたえていただきます。

2014/08/21 19:39 負けず嫌い

東大卒の会社員であり
最強の市民ランナーでもある松本先生。
高校3年生のときには、
陸上の「1万メートル」で
日本全国の高校生の中で
第5位という記録を出したそうです。
乗組員のランナーが解説します。

「これは本当にすごいんですよ。
 5位といっても、残り4人は
 オリンピックにも出られるくらいの
 四天王と言われた人たちなんです」

はー。すごい。
松本先生の生活にスポーツが入ってきたのは
いつ頃からなんですか?

「もともとサッカーが好きで、
 小学校からずっとやっていたんです。
 でも、走るのが速かったので、
 ロードレース大会にも
 ちょこちょこ出ていました。
 中学のときゴールデンゲームズという
 大会に出たんですが、
 目の前で、スーパー高校生といわれていた
 佐藤清治選手の走りを見たんです。
 もう、かっこいいな、と思って」

「佐藤清治!?
 松本さんが影響を受けたのは
 佐藤清治だったんですか!!!」

どうしたんですか、西本さん。

「伝説のランナーですよ。
 みなさん『佐藤清治』と
 ぜひ検索してみてください。
 僕のランナー仲間で、
 『佐藤清治と話したことがある』
 という人がいるんですけど、
 それだけで尊敬を集めるくらい、
 伝説の人なんですよ」

はー。
その佐藤選手の走りに影響を受けた、と。
やっぱり、松本先生は
目指す人というか
ライバルのような人がでてくると燃えるんですか。

「そうですね。おそらく家族構成も
 影響しているのかもしれませんが、
 僕、4人兄弟の末っ子なんです。
 だから、ものすごい負けず嫌い。
 走るのでも、勉強でも
 一番にならなくちゃと思ってきました」

はー。なるほど。
文武両道の根底にあるのは
「負けず嫌い」なんですね。

2014/08/21 19:33 あたらしい先生です。

つづいて「勉強の夏」サイドは、
会社員・松本翔先生がいらっしゃいました。
の知人とのことですが、
どんな方なんでしょうか。

「一言でいうと、すごい方ですよ。
 高校3年の12月に全国高校駅伝に出場し、
(しかも、1区というエースが走る区間!)
 その翌月の1月にセンター試験、
 2月に2次試験を受け、
 東京大学文科1類の法学部に現役合格!!」

おぉー。東大!

「しかも、受験されたこの年度は
 法学部の定員が減らされたのにも関わらずです。
 だいたい、ランニングをしている人間というのは
 睡眠時間は削れませんから、12月までは
 深夜の勉強なんてできないわけです。
 ですから、12月に駅伝に出て、
 現役東大合格なんて、普通はありえません。
 その後、東大でも1年生のときに
 箱根駅伝に出場。
 卒業後も、社会人として働きながら
 各地の大会に出ておられます。
 フルマラソンの自己ベストは、2時間13分38秒。
 実業団に所属している選手よりも速い。
 こんな市民ランナー、どこにもいないんです」

自身もランナーである西本は熱く語ります。

つまり、正真正銘の「文武両道」の
先生ということですね。
どんなお話が聞けるのか、たのしみです。

前置きが長くなりましたが、
松本先生、よろしくおねがいします!!!

2014/08/21 18:48 なぜ涌井さんは編集者になったのか。

最後に、涌井さんに、
どうして文藝春秋の編集者になったのか
きいてみました。
まず……大学でも陸上を?
だからNumber編集部?

「たしかに大学も陸上をやってました。
 4年間、体育会陸上部です。
 けれど大学では記録は出ませんでした。
 二回生の時におおきな肉離れをしてしまって。
 でもたのしかったな。
 京都を走った思い出がいっぱいあります。

 じつは大学院に行こうと思っていたんです。
 司馬遼太郎の記念財団の
 論文コンテストで入賞して
 奨学金が出ることになったんですね。
 50万円の予算で1年研究して発表しなさいと。
 ぼくはオランダに行きました。
 司馬さんの著作『街道をゆく』や
 『土地と文明』で知った
 干拓して土地をつくるということ、
 土地を個人が私有することにかんして、
 合意形成のしかたがほかの国とちがうこと、
 共同事業のコンセンサスはどうする?
 みたいなこと。
 そういうことを司馬さんが書いてらしたのを、
 あらためて考えてみたくって。
 そしてその発表の場に、東京でしたけれど、
 いろんな出版社の編集者が来ていたんです。
 そこに、文春の当時の役員がいて、
 『きみおもしろいな』って。
 『先生はだれ? なんだあいつか!
  あいつを論壇デビューさせたのは俺だよ』
 なんて。
 そして京都に戻って先生に言ったら、
 その人のことを教えてくれた。
 『あのひとは化け物みたいな人間で、
  ぼくはあの人に文章を鍛えられたんだ。
  すごい人だよ」って。
 ふつうに一対一の人間として
 ぼくの尊敬している先生が
 すごいと言うその人と、
 その人がいる会社に、
 とても興味がわいたんです。
 そして先生が言いました。
 『文春の編集者になるには、
  大学院に行くくらい
  勉強しなくちゃいけない。
  でも……だったら
  行く価値はあるんじゃない?」
 って」

そうして文春の編集者に。
新入社員の半数はいきなり週刊誌、というのが
わりと自然なことだそうですが、
例に漏れず涌井さんも週刊文春編集部に配属。
毒入りギョウザ事件を追ったり、
秋葉原の通り魔事件に急行したり。
2年間フルで週刊誌で鍛えられて、
いま、スポーツ誌の
『Number』にいるというわけです。

もともと走っていた人だから、
いまの環境はぴったりですねえ。

「そういえば受験勉強しているときも、
 家のまわりとか走ってましたねー。
 ダイハツの工場があって、1周2キロなんです。
 そこを30分くらい。
 頭だけ使っているというアンバランスが
 生理的に気持ち悪かったんですね。
 運動が習慣になっていると 
 脳にいいことが
 あるんじゃないかって言いますよね。
 脳を鍛えるには運動するしかないって。
 ずっとパソコンの前にいるより、
 走ってるときに
 「こんなふうに考えてみてもいいな」という
 アイデアが浮かぶことがありますからね」

そして、やっぱり走ってる人は、
カラダ、すごいなー。
ああ、いろいろ反省しきりでございました!

2014/08/21 18:47 ノートってなぜ取るの?

そして、涌井さんにもう1問。

………………………………………………………………………
〈おたより〉

ノートって、一体
何の為にあるものなのでしょうか
勉強したことをまとめるのなら
すでに要領良くまとまっている本や
教科書を穴があくまで読めばいいし
書いてもう一回読むなんてことあるんですか?
計算なら広い面積があった方が
やりやすい事もあるので
あると捗るとは思いますが
ちょっと前に流行った、東大に合格した人の
ノートがどうしたこうした
という本がありましたが、
全く意味がわかりません
ノートって何ですか?
(匿名さん)
………………………………………………………………………

「あたまじゃなくって体で覚えるのに
 ノートっていいと思うんですよ。
 自分のからだを一回とおらないと
 ほんとうの知識にならない感じがするんです。
 ぼくの場合」

なるほどー。

「テレビでみたり新聞で読んだりしたことでも
 取材をして、選手に会って話をきいたことが
 自分の字でノートにあると、
 ちゃんと『蓄積された』感じがする。
 からだを通った知識のほうが身になるからこそ、
 ノートをとるという行為があるんだと思います」

涌井さんは、高校のときの
ノートはどんなでしたか?

「ぼくは英語はひたすら英作文をしてました。
 京大の入試は英語150満点で
 5問しかないんですね。
 長文のなかに線があって訳せとか、
 日本語を英訳しろ、というような。
 だからいろんな文章を
 日本語から英語にする練習をしました。
 そのときにあたまで覚えるのではなく
 体で覚えるのに
 ノートは必要でした。
 これって体育会系の発想かなあ?」

いやいや、ぼくも英語を
さらさらと書くこと自体が好きで、
勉強じゃなくてサボってるようなつもりで、
つまり落書きみたいな感じで
英語のノートを書いてました。
でもそうするとやっぱり覚えますよね。
楽しいし。

「世界史なんかだと、
 どうしても覚えにくいところは
 家系図的に書いたりね。
 そして、さっきも話しましたが、
 『あのノートのここにあった』という記憶が
 テストのときにぱっと浮かんで答えが出たり。
 むりに取る必要はないと思いますけれど、
 『わかったつもりに
  なっているけどわかってない』ことを
 耳から手におとしこんでまとめるのって、
 すごくクリエイティブな作業ですよ。
 受験勉強はそこまで体系的に
 まとめることじゃないけど、
 いいトレーニングになりますよ。

 断片的な話や
 かならずしも体系だっているわけじゃない話を
 再構築して体系づけるのがノートですから、
 ぼくはやっぱりそれをやるのが好きなんですね。
 大学時代の話ですが、
 自分の興味のある哲学や歴史だと
 『このノートすごいね』って
 ともだちに言われるくらい
 きれいに書いてました。
 いまこの話をしていて、
 『ちゃんとノートつくりたいな』
 って思いました。

 でも、強制されるといやですよね
 もし先生から「こう書け」って
 言われることがあっても、
 やっぱり自分でくふうしてみるといいかも。

 よくまとまったものを読めばというよりも、
 自分の体にちゃんとどうやったら
 勉強したことが定着するのか、
 それを自分のやりかたでできればいいんです。
 それはノートじゃなくてもいいけれど、
 ノートでやっているひとが多いんでしょうね。
 だから『ノートをつけなさい』
 って言われるんでしょうね」