シルク・ドゥ・ソレイユ 「オーヴォ」を観にいく カロリーメイツ3日間の食の旅。
シルク・ドゥ・ソレイユが日本にやってきます。 今回は「オーヴォ」という公演です。 現在「オーヴォ」のツアーショーは 台湾をめぐっている、ということで ひと足お先に、観にいくことにしました。 ついでに、台北のおいしいものも食べてきます。 向かうのは、サーカスも満腹も大好きな 「ほぼ日」のはっちゃけ3人組カロリーメイツです。


2013/12/14 15:12
お昼ごはんタイム
 

ビッグトップを出て、
これからお昼ごはんの時間です。

向かいましたのは、欣葉。
ザ、王道、台湾料理のお店です。
読者の方からのご紹介で
たどりつきました。
心の底からたのしみです!

いただいた情報。

そうそう、3人組が旅立つ前に
読者のみなさんからいただいた
「台湾のうまいもの情報」は、
それはそれはすばらしいものでした。

台湾へ何度も足を運んでいる方の
マニアックな情報から、
現地で働く方からの生の声まで、
ガイドブックなどには
あまり載ってないような最新情報が
ほんとにたくさん届きました。

そんなわけで、いまカロリーメイツが
手にしている地図には
日本トップレベルの台湾食事情報が
詰まっているのでは?

これから台湾食い倒れ旅行を
計画してる人はぜひ、参考にしてください。
あ、でも、このペースは
きっとマネできないね。
みなさま、たくさんの情報、
ほんとうにありがとうございました。


2013/12/14 15:10
次はお台場で
 

日本でのビッグトップの色は
青と白になりますが、
またビッグトップに会いに
私は足を運びます。
日本で、仲のいいともだちを誘って
もういちど「オーヴォ」を
観るのをたのしみに‥‥!!

ひとまず、再見、
シルク・ドゥ・ソレイユ!


2013/12/14 15:00
お別れ
 

さて、シルク・ドゥ・ソレイユの
ビッグトップと
お別れする時間がやってまいりました。


2013/12/14 14:50
キャロラインさん-2
 

「オーヴォ」の登場人物は
ほとんどが昆虫の設定なのですが、
ミュージシャンのみなさんは、
‥‥ごきぶりのコスチュームなんです。

「最初は正直、
 私たち、ごきぶりなの?
 と思いましたが、
 衣装がとてもきれいなので、
 とても気に入っています」

とのことでした。

キャロラインさんは、
日本に行ったら
尺八やひちりきを買ってみたいと
おっしゃっていました。

「オーヴォ」が日本に来るのは2月。
そのときは、ステージの奥の左端で
オーボエを吹いている、
ごきぶりのキャロラインさんにも
注目してみてください。


2013/12/14 14:40
キャロラインさん-1
 

ふたりめのインタビューは
「オーヴォ」でオーボエを吹いている
ミュージシャンのキャロラインさんです。

ちなみに、シルク・ドゥ・ソレイユの音楽は
生演奏なのです。
アクロバットの技がうまくいかず
やり直しになったときなどは、
音楽もそのぶん、リフレインしたりします。

そして、キャロラインさんの演奏する
オーボエなのですが、
数多くあるシルク・ドゥ・ソレイユのショウのうち
「オーボエを使うのはオーヴォだけ」
なのだそうです!

「オーボエというのは、
 クラシック音楽でよく使われる楽器です。
 私もクラシック畑にいましたが、
 シルク・ドゥ・ソレイユのほうが
 だんぜん楽しいので、こちらに来ました。
 
 オーヴォは、ハッピーな、
 踊りたくなるような音楽で、
 演奏していて、まず、楽しいです。

 そして、2800人ほどの
 お客さんの目の前で
 毎回演奏できるのも楽しいのです。

 テントでやるツアーですから、
 温度や湿度で
 楽器の音が変わってしまうのですが、
 慣れれば大丈夫。
 アクロバットが失敗したとしても、
 バンドリーダーの呼吸に合わせて
 演奏しているので
 慌てることはありません」


2013/12/14 14:30
マリオンさん-2
 

マリオンさんは、日本人の谷口博教さんを
アクロバットからクラウンに
抜擢した人でもあります。

「谷口さんは、最初はこおろぎの役でした。
 こおろぎとして、
 トランポリンも飛んでいましたが
 オーヴォの卵を運ぶ役でもありました。
 その運び方が非常におもしろかったこともあり、
 クラウンのフォリナーのバックアップに
 なってもらうことにしました。

 谷口さんは、体操の選手だった人ですから
 もちろん演技の経験はありません。
 フォリナーの演技を2年間勉強しました。
 ほんとうにがんばり屋さんだし、
 このショウに誇りをもって
 参加していているということは
 誰もに伝わっていました。

 フォリナーが病気でお休みをしたときに、
 谷口さんが代役として
 演技をする日がやってきました。
 彼はみごとでした。
 
 それから、月に1度くらいのペースで
 フォリナーをやっていましたが、
 彼はある日私のところに来て、
 これが今後の人生で
 ずっとやっていきたいものなんです、と
 涙を流して話してくれました。

 シルク・ドゥ・ソレイユに出演する
 アーティストたちの夢のひとつは、
 アクロバットとしてステージに参加した人が
 キャラクターになることだと思います。

 谷口さんがフォリナーになることは
 神様が決めたことなんだと私は思っています。

 シルク・ドゥ・ソレイユのいいところは、
 その人の経験以外の才能を引き出すところです。
 鳶のスタッフだった人が
 テクニカルディレクターになることもありました。
 私も、18歳のときにはじめて
 ニューヨークでシルク・ドゥ・ソレイユを観ましたが、
 そのときはダンサーで、シルク・ドゥ・ソレイユの
 アーティスティック・ディレクターになるなんて
 全く思いませんでした。

 同じことをみんなにも、と思っています」




2013/12/14 14:15
マリオンさん-1
 

今日は「オーヴォ」のツアーの
ふたりの方がお話をしてくださいました。
その内容をお伝えします。

まずは、「オーヴォ」の
アーティスティック・ディレクターの
マリオンさんです。

「オーヴォには、62人のアーティストが
 出演しています。

 いまも、新しい7人のアーティストが
 入ってきていますが、
 アーティストは、まずは技を身につけ、
 振りを身につけます。そしてさらに
 オーヴォのテーマである昆虫たちの動きを
 細かい手の動きに至るまで磨いていきます。
 それは何年もかかります。
 私やトレーナーが教えることは限られていて、
 最後はやはりアーティスト同士で教え合います。
 すべてがわかっているのは
 ディレクターである私ではなく、
 実際にステージにあがっている
 アーティストなのです。

 毎日ステージを録画しているので、
 それを見返して、自分たちの技を見直します。
 毎日すこしずつ改善していきます。
 2009年からこの「オーヴォ」を
 公演していますが、
 ちいさな少しのチャレンジが、数年後には
 巨大なものになっています」

2枚目の写真は、毎回の「オーヴォ」の
ステージ録画映像です。






2013/12/14 13:45
アンツの練習
 

練習風景も見学させてもらいました。

このアンツは音楽と踊りと
出てる女の子たちががかわいくて必見!

踊りを見てるだけでも楽しいのに、
そのあとでキウイを回したり、
トウモロコシを飛ばしたりします。
足で、足の感覚だけで。
手だとしても一回転も無理だ、と
言い合うカロリーメイツです。

写真ではとうてい伝わらないので、
お台場のオーヴォでぜひ!




2013/12/14 13:01
ちなみに
 

いまマリオンさんのインタビューを
している場所ですが、
ショーの間は
ここでアーティストたちが
モニターでステージの様子を見つつ
出番を待っているそうです。

きっとぴりっとした空気になるのでは‥‥
と思ったのですが、
なかにはボードゲームをしながら
待っている人たちもいるんですって!
意外と、わいわい楽しい感じなのかも。


2013/12/14 12:46
囲み取材
 

ただいま
アーティスティックディレクターの
マリオンさんの囲み取材中。

ほぼ日からは代表して菅野が
お話しを聞いてます。
今回のオーヴォはフェミニンで
ファンタジックな雰囲気、
と事前に聞いてたんですが、
昨日見て確かに!と思いました。
後ほど、インタビューの様子を
お伝えしますー。
前へ
はじめから見る
最新の記事へ
次へ
Photo : OSA Images Costumes : Liz Vandal © 2009 Cirque du Soleil
Costumes : Liz Vandal © 2013 Fuji Television

(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN