目黒から気仙沼の本番まで  さんま寄席を テキスト中継! 「第2回 気仙沼さんま寄席」の本番までを、 ちょっとドキュメンタリーみたいな気分で テキスト中継していきます。 「目黒のさんま祭」からはじまって、 「前夜のおたのしみ独演会」、そしてさんま寄席へ‥‥。 会場に来られない方も、 いっしょにさんま寄席をたのしみましょう! 現場で起きているあれこれ、お伝えしていきますね。
 


2013/09/25 16:36
復幸マルシェにて
 

こちら、気仙沼のほぼ日のサユミです。
先ほど、気仙沼の鹿折地区にある
復興商店街、鹿折復幸マルシェの、
塩田さんにお会いしました。

塩田さんは、このマルシェの代表なんです。

さんま寄席のポスター、
貼っていいですか?と聞いたら
「いいですよ、100枚でも200枚でも」
と言ってくれました。
頼もしいかぎりです!

ちなみに、塩田さんのお店、
手打ちうどんの「団平」さんといいます。
釜玉うどんがおいしいんですよー!


2013/09/25 15:29
それは?
 

出張所?
‥‥あ、そうか、なるほど。
「さんま寄席」が行われる
市民会館の中に、当日、
「ほぼ日ストア出張所」が
できるのですよね。

今回のために用意した
Tシャツをはじめ、
おなじみのほぼ日グッズを
あれこれお持ちいたします。
こちらもちいさく、おたのしみに!


2013/09/25 14:18
チケットもうすぐ
 

28日土曜日の、前夜のお楽しみ独演会、
29日日曜日の、第2回さんま寄席、
ともにチケットが購入できます!
気仙沼でも買えますよ。

ああ、まだチケットあるんですけど、
まだあるなんて、正直もったいないです。
まだの方、ぜひ!




2013/09/24 19:35
市場で朝めし会議
 

29日の朝に開催される、
市場で朝めし。実行委員会の
代表者会議に来ています。

すごい会議です。
まだ会議なのに、
まだ始まってもないのに、
緊張感とか、活気とか、
すごいんです。

いったい何人の人が
関わってるんだろう?
メインのスタッフだけで、
100人くらいいるかもしれません。

こんな大きなイベントになって、
初めての挑戦で、
ここまで進めてくださったみなさんは、
大変なことも
たくさんあったはずなんですけど、
泣いても笑っても、
今週末なんですよね。

市場で朝めし。会議は、
ほんとうに、すべて、
気仙沼の人たちによって、
組み立てられてきました。
あまり役に立たないわたしは、
なんだか祈るような気持ちです。

どうか、天候もちょうどよく、
お客様が楽しめる、
すばらしいイベントになりますように!










2013/09/24 13:17
「NAMIとUMI」、
さんま寄席でも買えるところあります。
 

さんま寄席にいらっしゃるみなさま
こんにちは。
いよいよ今週末ですねー。

せっかくいらっしゃるので
ぜひ楽しい落語においしい食べ物を
たくさん堪能していってほしいです。

さてさてここでお知らせです。

先日、気仙沼の酒造角星さんから出している
リニューアルした「NAMIとUMI」ですが、

気仙沼さんま寄席の中の
おいしそうなイベント、
「市場で朝めし。」でも
商品を取り扱うことが
決まったそうです!

「お酒のサイシン」さんのブースで
一緒に扱われているそうなので
のぞいていってみてください。
ぜひ手に取って、
パッケージに一緒に載っている
「NAMIとUMI」の物語を
読んでみてほしいです。

2012年6月、
「いつまでも被災者面をしていたくない、
 「東北地方の支援」と思って
  買ってくれるものではなくて、
  このお酒が「おいしいから」、
 「楽しいから」という理由で
 買ってもらえるものにしたい」
という角星さんの思いからはじまり、
いろんな縁で、
高崎さん、キギさん、
田中宏和さんとつながり、
「NAMIとUMI」はできました。

(写真は角星さんに初めてパッケージ案を
 お披露目したときの様子です。
(2012年12月))

現在、実際に手に取って
買えるところは気仙沼しかありません。
300mlなので
持ち帰りもそんなにかさばりません。
ぜひお土産に、プレゼント用にどうぞ。

「NAMI」ちゃんも
「UMI」ちゃんも
気仙沼でお待ちしております。

角星さんのサイト
47クラブでも
絶讃販売中です。


















2013/09/24 13:00
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(5)
 

市場では、出し物というか、
いくつかのイベントもあるようですね?

ふたり
「はいはい、あるよ、あるあるー(笑)」

紀子さん
「まず、気仙沼名物の、餅まき」

餅まき? 餅をばらまく?

和枝さん
「そうです、餅をぱーっとまく。
 こっちの方では、よろこびのとき、
 たとえば建前(たてまえ)とか、
 船の進水式とか」

※建前/建物の新築の際に行われる祭祀。
    基本構造が完成したとき等に祝う。

だれがお餅をまくんですか?

和枝さん
「‥‥それは、ねえー(笑)、
 だれかすてきな人にお願いしたいな、と。
 いま考えているところです。
 すてきな人がまいてくださった餅を
 みんなが拾いたいべなーって」

なるほど。
それは、当日のおたのしみということで。
いやぁ、朝から盛りだくさんですね。

紀子さん
「まだあるんです」

おっと、そうですか、まだある。
どんなことが?

和枝さん
「大漁歌い込みとか、ブラスバンドとか、
 郷土芸能も多数ご披露できると思います」

それはもう、きっと会場では、
ずっと何かお披露目されている状態ですね。

紀子さん
「ねえ(笑)、そんな感じになりますよね」

和枝さん
「なんといっても、場所が市場ですから。
 まさしくほんとに市場なんです。
 みんながセリをやっている、その場所。
 カモメはピューピューって鳴いてるし、
 目の前には船がついてるし。
 そこで、食べる」

紀子さん
「最高の気分ですよね。
 ほんと、市場の雰囲気といっしょに
 気仙沼を満喫していただきたいです」

と、ここで、タイムオーバー。
「うまけりゃうれるべ市。」
生中継がはじまる時間になりました。

和枝さん、紀子さん、
ありがとうございました!

気仙沼の、市場でお会いしましょう!!

...............................................................

『市場で朝めし。』

日時:9月29日(日)午前8時〜14時

(朝めしセットは12時まで)

会場:気仙沼市魚市場
(宮城県気仙沼市魚市場前8番25号)
※車でお越しの方は、魚市場屋外駐車場、
内湾地区駐車場をご利用ください。

   ◆朝めしセット・チケット◆
前売り 500円
当日  700円(朝市の入口で販売)

※当日チケットは
 ご用意できる数に限りがあるため、
 売り切れてしまう可能性があります。
 あらかじめご了承ください。

●前売り市民チケット、気仙沼市内販売店
アンカーコーヒー、斉吉商店、
京染のたかはし、ホテル観洋、
気仙沼プラザホテル、横田屋本店、
J'sミウラ、根口商店、明海荘、
唐桑御殿つなかん、三陸新報、大鍋屋、
コヤマ菓子店....

お問い合わせは下記、
「市場で朝めし実行委員会協力店」まで。
御誂京染たかはし 0226-23-1457
斉吉商店 0226-22-0669
オノデラコーポレーション 0226-23-8091
...............................................................












2013/09/24 12:30
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(4)
 

お買いものも、そこでできるんですよね。

紀子さん
「そう、そうなんです。
 今回は朝ごはんのほかに、
 物産市も開くことになりました」

物産市、ですか。

紀子さん
「気仙沼では“産業まつり”っていう
 にぎやかな物産展のイベントを
 まいとし市場でやってたんですね。
 市民も外からのお客さんも
 いっしょに盛り上がる催しでした。
 震災後は、市場でできなくなったので、
 本吉という場所でそれを開いています。
 ことしも11月3日にあります。
 それはそれでたのしみなんですけど‥‥
 でもやっぱり気仙沼市民としては、
 市場でドーンとやりたい。
 あの“産業まつり”を復活させたい。
 そういう思いも、
 今回のイベントに込められているんです」

※左の写真2点は「産業まつり」の様子。

どんなお店が出るんでしょう?

紀子さん
「会場をぐるーっと囲むようにして
 36軒のお店が出る予定です。
 海産物の販売はもちろん、
 塩辛などの珍味加工品、
 カツオ、サンマの生鮮品や加工品、
 ふかひれの加工品、笹かまぼこ、
 お菓子、地酒、お米、
 気仙沼ホルモン鍋や牛くし、
 寿司組合のにぎり寿司などなど」

わわわーー、すごーーい。

紀子さん
「それと、コーヒー屋も(笑)」

※紀子さんは「アンカーコーヒー」
 やっちさんのお姉さんなのです。

紀子さん
「落語前にたくさんお買い物しても大丈夫。
 クロネコヤマトさんが会場にいるので、
 その場から発送することもできます」

はぁー、それはにぎやかになりそう。
地元の人にとっても、
うれしいイベントになりますね。

和枝さん
「そうです、そうです。
 遠くからいらっしゃったお客さんが
 おいしそうにさんま食べてくださる様子を
 みんな目の当たりにすると思うんですよ。
 そうすると地元の人たちは、
 最高にハッピーな
 気持ちになるんじゃないかと思うんです」

紀子さん
「ねー」

和枝さん
「市場でみーんなが混ざるのが、
 すっごくたのしみです。
 気仙沼の人と日本中から来た人が
 そこで混ざって、朝ご飯を食べて、
 混ざっていっしょに、お買い物。
 そうやってね、
 混ざんのが、
 いいんでないかと思うんです」
















2013/09/24 12:00
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(3)
 

気仙沼の「さんま焼き隊」が焼くさんまを、
ほとんどの気仙沼の人は
食べたことがないんですね。

和枝さん
「そうなんです」

紀子さん
「気仙沼でも、
 ガスコンロで焼くのがふつうです」

焼き隊の人たちが、気仙沼で焼いたことは
いままでなかったんですか?

紀子さん
「なかったんです。
 目黒のさんま祭で18年も焼いてるのに」

和枝さん
「そう、18年。
 焼き隊のみなさんは、
 目黒に行って18年焼いてるんです。
 さんまを焼くのって、
 1尾や2尾でもたいへんですよね。
 それを5000尾も焼いて
 しかもおいしく食べてもらうって、
 これはかなりたいへんなことなんです」

はい。近くで拝見して、
たいへんなことだと思いました。

和枝さん
「それを18年も続けている。
 そうすっとね、18年のあいだに、
 いろいろとこう‥‥
 たとえば網はこのほうがいいとか、
 炎が出たら水をシュッとかけるとか、
 そういうのなんていうんでしたっけ‥‥。

‥‥ノウハウ、ですか?

ふたり:
んだ! ノウハウー!(笑)

和枝さん
「いろんなノウハウが蓄積されて、
 大量のさんまを上手に焼ける‥‥
 これもカタカナで言うと‥‥スキル?(笑)

スキル!
たしかに、すごいスキルだと思いました。

紀子さん
「目黒のさんま祭では、
 朝4時とかから並んでるんですよね。
 何キロも並ばないと食べられない」

和枝さん
「気仙沼の市場では、
 そこまで並ばないで食べることができる」

ぜいたくですよね。
うわー、たのしみです!

和枝さん
「地元の私たちだってたのしみです(笑)」














2013/09/24 11:30
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(2)
 

「市場で朝めし。」ではまず、
炭焼きさんまが食べられるんですよね?

和枝さん
「そうです。
 メニューは、炭火で焼いたさんまと、
 それから、さんまのすり身汁と」

あ、すり身汁!
「目黒のさんま祭」で食べました。
すごくおいしかったです。

和枝さん
「ねえ、おいしいですよね」

紀子さん
「それと、炊きたての白いごはん。
 当日の朝、精米したての新米を
 準備できるよう、いまがんばってます」

和枝さん
「ほかにもいろんな水産加工品が
 いっぱい売ってるんですよ」

紀子さん
「試食をおかずに加えたりして(笑)」

和枝さん
「ちょこちょこ、もらってね(笑)」

ああー、たのしそうです。

和枝さん
「刺し身を販売するお店もあるので、
 お好みで買って、加えて、
 いっしょに食べていただいても」

紀子さん
「9月の末って、さんまもおいしいけど
 カツオもおいしいんですよ。
 戻りガツオ。
 9月末は、気仙沼のお魚が
 いちばんおいしい時期かもしれない」

炭焼きさんまに、カツオのお刺身も‥‥。
お魚好きにはたまらないですね。

炭焼きさんまは、
「目黒のさんま祭」の焼き隊の方々が
焼いてくださるのでしょうか?

ふたり
「そうですー、そうなんですーー」 

それもたのしみ。
焼き隊の方々のさんまは、
ほんとうにおいしかったので。

紀子さん
「‥‥いいなぁ」

え? いいなぁって?
どういうことでしょう‥‥

紀子さん
「食べたことないんですよ」

え? えええーー?!

和枝さん
「地元の人たちは焼き隊のさんまを
 食べたことがないんですよ。
 だって東京で焼いてるから」

なるほどーーーー!






2013/09/24 11:00
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(1)
 

さあー、いよいよです。
本番目前! という日付になりました。

次の土曜日が「前夜のおたのしみ独演会」。
明けて日曜日に、
「気仙沼さんま寄席」が開催されます。
そしてその日曜には、
落語の前にもうひとつ大きなイベントが‥‥。

「市場で朝めし。」です。

今回ご参加くださるみなさまは、
こちらのページで
その概要はすでにご存知のことでしょう。

「気仙沼の魚市場で、おいしい朝ごはんを
 食べれたらサイコーだよね!」
そんな地元の声がきっかけとなって実現した、
気仙沼のみなさん発案のイベントです。

この季節に気仙沼の魚市場で、
炭焼きさんまの朝ごはんを食べる‥‥。
たっのしみですよねー。

それだけでもかなり魅力的な催しなのに、
どうやらさらに、
たのしいことやおいしいことが
盛りだくさんになってきているようなのです。
‥‥いったいどれだけ、
にぎやかな朝になるのでしょう?

たまたま「ほぼ日」にいらしていた、
斉吉商店の斉藤和枝さんと
オノデラコーポレーションの小野寺紀子さんに
「市場で朝めし。」のお話を
うかがうことができました。

「うまけりゃうれるべ市。」
生中継がはじまる30分くらい前、
現場にすべりこんで
スタンバイ中のおふたりにインタビュー!

和枝さん、紀子さん、
「市場で朝めし。」こと、
くわしくきかせてくださーい。
どれだけにぎやかになりそうなんでしょう?
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