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なにしろ 「漁師のおつまみ研究所」 人呼んで「おつ研」が研究を重ねる たこ焼きです。
何が違うかというと‥‥ タコがどデカい。そして、うまい。
ただ、それだけ。
シンプルに、それだけなんですが たこ焼きを食すにあたり それ以上の「うれしいこと」が ありましょうか。 |
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車で走ること1時間半弱で、 大船渡の 三陸とれたて市場さんへ着きました。
以前「東北の仕事論」に出てくださった 代表の八木健一郎さんが 敷地内に 「漁師のおつまみ研究所」という なんとも魅惑的な研究所を 開設されたとの噂を聞きつけまして、 取材に来ました。
さっそく 研究所の中へ足を踏み入れいると‥‥ いきなり、 たこ焼きが「研究」されているぞ! |
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ちなみに、おひるごはんは 河野社長といっしょに、お蕎麦を。
今日の東北は 太陽は見えるのに雪がちらついて とっても、さむいです。。
太めの麺の、おいしい「とりそば」で あったまりました。
さーて、大船渡へ向かおう。 |
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これらの工場は まだ認可の関係で稼働していませんが 今年中にはつゆたれ工場が動きはじめ、 来年早々には つゆたれの製品ができあがり、 最終的に 八木澤商店のオリジナルの「お醤油」が 出荷されはじめるのは 来年の9月くらいになるのではとのこと。
やはり、醸造は「生きもの」なんですね。 一定の時間が、かならずかかります。
でも、震災直後に 自動車学校の隅のプレハブの仮事務所で お会いしてから、1年8ヶ月。
こんなにも素晴らしい工場が建ちました。
河野さん、この工場が動きはじめたら ぜひ、また訪問させてくださいね。
さて、バタバタで押し押しのツアーも 次が最後の目的地。
ここから50キロくらい離れた 大船渡の 三陸とれたて市場さんへ向かいます! |
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ここは、小麦や大豆などの原料を 細かく砕いたりなど、 材料として、ととのえる工場の内部です。
思った以上に、 ひとつひとつの機械が大きくてびっくり。
わたくし、仏領ギアナというところで ロケット工場に入ったことあるんですが もちろん、それよりは小さいですけど ひとつひとつの機械が、ものすごく大きい。
その「てっぺん」にたどりつくまでに 階段を2回登ったので 3階建ての建物くらいはありそうです。 |
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陸前高田の店舗を兼ねた事務所から 車で30分くらい、 旧小学校の広大な跡地に建設された 八木澤商店の新工場。
まっしろい壁に、八木澤商店の屋号。 そして「なまこ壁」も見えます。
河野さん、超かっこいいッス! |
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河野さん河野さん、 非常に今さらでたいへん恐縮ですが、 なぜ「八木澤」さんなんですか?
河野さんは「河野さん」なのに。
「わたしどもの先祖、 もともと、米沢から来たんです。 でも、陸前高田には すでに米沢屋というお店がありました。 そこで米という字を 八と木に分解して八木澤、と」
はー‥‥そうだったんですか。
ちなみに、二枚目は 震災前の、八木澤商店のお店の模型です。 |
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こちらは、八木澤商店さんの あたらしい工場の模型図。
もう、これと同じ「本物」が 旧小学校の跡地に、完成しています。
のちほど、 見につれて行ってもらいう予定です。 |
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全体的に、 木のやさしく、きれいで、まあるい感じを 活かしたつくりなのですが、 大きな窓のサッシも、木製でした。
見えますでしょうか、 あの「黒いギザギザの部分」で、 別の木材どうしが ガチっと、噛み合わされているんです。
なんて細かい精度の要る仕事!
開け閉めをするのにも ふつうの窓より、ちょっと力が要ります。 河野さんは、 木製のサッシが閉まるときの 「ボフッ」という感触が好きなんだそう。 |
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(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN |
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