優勝賞金2000万ドル‥‥レースはもう、はじまっている!  月面で無人探査ローバーを500メートル、 誰がいちばん先に 走らせることができるか競争 の行方を追え!

2012/11/01 14:08
白兎くん
白兎くんの動いてる様子を
撮ってみました!

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2012/11/01 14:05
ぐんぐん遠くへ
2輪バージョンくん、
タイヤのデコボコが
おおきめのものに履き替えて、
再度、走行実験。

すごーい、
ぐんぐんすんでます。
遠くに遠くにいってますー。
いい調子だー、がんばってー。

2012/11/01 14:04
山の上から
車を止めたとこからみえる
山の上に登ってみましたよ。
大きさのスケールがわからないですが、
真ん中より右側に乗ってきた車があります。
とにかく広い。
黒い。
そして風が強い。
異空間ですよ。

2012/11/01 13:50
ロケットは‥‥?
ローバー自体は
「2015年までの3年あれば、
 じゅうぶん開発できる」とおっしゃる
吉田教授。

さすがは、
数々の宇宙開発に携わってきた第一人者。

でも、その完成したローバーを
月まで持っていくために
「ロケットを手配する」というのは
僕ら宇宙の素人には
なんだか夢のような話に聞こえます。

お金だって、いくらかかるのか‥‥。

「ですから、今、話に出ているのは
 何チームかで
 ロケットをチャーターして
 打ち上げのコストを分担する構想です」

なるほど‥‥その手があったか!

2012/11/01 13:42
かわいい!
あ、2輪タイプのローバーが
こっちにやって来ました!

ちびっちゃくて、かわいい‥‥。

ロケットに積み込む代金は
「重さ」によるので
ちいさくって軽ければ、
それだけ
打ち上げコストが安くすむとか。

この子、小回りが利いてます。
くるくるまわってます。

なんともかわいいので
2輪くん、と呼ばせていただきます。

2012/11/01 13:23
月面に降りるには?
吉田教授、質問です。

白兎くんを
どうにかして月にまで持っていくわけですが
月面着陸を果たしたあと、
白兎くんは、着陸機から、
どうやって月面に降りるんでしょうか‥‥?

「それは、非常に重要なポイントです。
 チームによっては
 車輪じゃなくて
 クモみたいな脚がついていたり
 いろんな形のローバーがあるんですが
 われわれの場合、
 着陸船から月面へ降ろされた斜面を
 下るようにしていくのでしょう」

なるほど。

でも、そこで、
運悪く転がったりしちゃったら‥‥?

「そうならないよう、
 今日みたいな地上での実験で
 問題点を洗い出し、
 徹底的に
 失敗の可能性を潰していくんです」

なるほど。そのための走行実験。

2012/11/01 13:17
現在の操縦スタイル
このような感じで、
白兎くん、操縦されております。

2012/11/01 13:15
白兎くん寄りカット
月面をグイグイ進めるよう
ごつごつした車輪が4つ付いていまして、
天井にはソーラーパネルを搭載。

前方には、車載カメラが見えます。

操縦する人は
そのカメラの捉えた画像を見ながら
遠隔操作するのです。

地球から、月面の白兎くんを動かす。

そんなことできるんでしょうか。
もちろんできるんですよね。

すごい!

ちなみに、地球と月の間を
電波信号が往復するのにかかる時間は
「6秒」とのこと。

以上、白兎くんの
ごくごく簡単なご紹介でした。

2012/11/01 13:10
800メートル走った!
吉田教授、ローバー、走りました?

「ええ、昨日は800メートル走ったので
 まずまずですね」

おお、すごい!

ミッションの基準である
「月面を500メートル走行する」を
クリアしてますね!

ちなみにローバーの名前は
「白兎(はくと)」と言います。

初対面ですし、
800メートルへの敬意をも込めまして
「白兎くん」と呼ばせていただきます。

2012/11/01 13:05
裏砂漠
ここは、伊豆大島の「裏砂漠」です。

真っ黒い大地は火山灰によるもので、
サクサクした歩き心地で、
あんまり、体験したことのない感触。

これが、月の表面の状況と
けっこう似ているとのことで
吉田教授はじめ
ホワイトレーベルスペースのみなさんは
ここで、
ローバーの走行試験をしていたのです。

すごい風! そして超寒!


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