2012/08/27 18:03
個人の癖がある
「ぼくは、期末中間テストなど
範囲が決まっているテストよりは
実力試験などの、範囲指定のないテストのほうが
得意だったんですよ。
とにかく、授業がねー、つまらなかった。
世間には、授業を聞いているだけで
8割がた勉強は大丈夫、って人もいます。
でもぼくは、学ぶのが下手だった。
学び方というのは、個人によって
癖があります」
おお。おおおお。
「そうなんです。
ぼくはね、大学受験の前に、
学校でうしろから10番なのに(笑)、
知り合いの家で家庭教師をさせてもらったんです。
人にものを教える、ということは、
数学でも英語でも、
こういう構造でできているからこうだ、と
情報を因数分解して人に与えなければいけない。
人に教えようとすると、わかる。
ぼくはそういうタイプだったんだと
そのとき思いました。
いまでも、何かを理解するベースは
それです」
自分が高校の授業で理解できなかったことでも、
人に教えるために予習したら、
できちゃうようになったそうです。
「ぼくは、人に教えるという回路で
情報を入れるのが、向いています」
‥‥そうですね。いまでもそうです!
柳瀬さんは、いつでも「説明」を
してくださいます。
「そうでしょう? それでぼくは
賢くなっています(笑)」
範囲が決まっているテストよりは
実力試験などの、範囲指定のないテストのほうが
得意だったんですよ。
とにかく、授業がねー、つまらなかった。
世間には、授業を聞いているだけで
8割がた勉強は大丈夫、って人もいます。
でもぼくは、学ぶのが下手だった。
学び方というのは、個人によって
癖があります」
おお。おおおお。
「そうなんです。
ぼくはね、大学受験の前に、
学校でうしろから10番なのに(笑)、
知り合いの家で家庭教師をさせてもらったんです。
人にものを教える、ということは、
数学でも英語でも、
こういう構造でできているからこうだ、と
情報を因数分解して人に与えなければいけない。
人に教えようとすると、わかる。
ぼくはそういうタイプだったんだと
そのとき思いました。
いまでも、何かを理解するベースは
それです」
自分が高校の授業で理解できなかったことでも、
人に教えるために予習したら、
できちゃうようになったそうです。
「ぼくは、人に教えるという回路で
情報を入れるのが、向いています」
‥‥そうですね。いまでもそうです!
柳瀬さんは、いつでも「説明」を
してくださいます。
「そうでしょう? それでぼくは
賢くなっています(笑)」

2012/08/27 17:55
うしろから10番
では、いよいよ
勉強の話にまいりましょう。
柳瀬先生は、もちろん
こどもの頃からお勉強はできたんですよね?
「小中学生時代は、まあまあできました。
そういう『まあまあできた』小中学生の常として
勉強はしないこどもでした。
高校に入って、1学期の中間試験、
400人中315番になりました。
あっちゃー、と、途方にくれました」
途方に暮れて、一念発起?
「いや、とにかく努力が苦手で、
そのまま3年間すぎました。
卒業するときは、うしろから数えて
10番だったと思います」
前進することなく。
「学校で勉強するのが
壊滅的に苦手だったんです」
ここで、先生は
1年間の浪人生活をなさることに。
勉強の話にまいりましょう。
柳瀬先生は、もちろん
こどもの頃からお勉強はできたんですよね?
「小中学生時代は、まあまあできました。
そういう『まあまあできた』小中学生の常として
勉強はしないこどもでした。
高校に入って、1学期の中間試験、
400人中315番になりました。
あっちゃー、と、途方にくれました」
途方に暮れて、一念発起?
「いや、とにかく努力が苦手で、
そのまま3年間すぎました。
卒業するときは、うしろから数えて
10番だったと思います」
前進することなく。
「学校で勉強するのが
壊滅的に苦手だったんです」
ここで、先生は
1年間の浪人生活をなさることに。

2012/08/27 17:44
我田引水
でも、日経BPの柳瀬さん、といえば
博識で、話がうまくて、
何ごとにも好奇心旺盛‥‥という
イメージなんですが。
「あのね、ぼくはいつも、
知ってる話をしてるだけなんですよ。
どんなトピックでも、
自分の知ってる話にもってきているだけなんです。
たいしてバリエーションはありません
すべて、我田引水です」
我田引水!
「だから、勉強、受験は向いていないんです」
はぁああ、そうなんですか。
就職はどうでしたか?
「就職は大丈夫。面接で、目の前に
人がいますからね。
人がいたら、我田に引水できます」
さすが。
博識で、話がうまくて、
何ごとにも好奇心旺盛‥‥という
イメージなんですが。
「あのね、ぼくはいつも、
知ってる話をしてるだけなんですよ。
どんなトピックでも、
自分の知ってる話にもってきているだけなんです。
たいしてバリエーションはありません
すべて、我田引水です」
我田引水!
「だから、勉強、受験は向いていないんです」
はぁああ、そうなんですか。
就職はどうでしたか?
「就職は大丈夫。面接で、目の前に
人がいますからね。
人がいたら、我田に引水できます」
さすが。

2012/08/27 17:40
ちいさいときから
柳瀬先生は、ちいさいときから
おなじようなタイプでいらっしゃったのですか?
「そうねぇ。
多動。落ち着きがない。
すぐに走り出す。
色が黒い‥‥いっしょだね」
声が大きいのも、ですか?
「声が大きくて、ずっとしゃべってた」
‥‥いっしょですね。
おなじようなタイプでいらっしゃったのですか?
「そうねぇ。
多動。落ち着きがない。
すぐに走り出す。
色が黒い‥‥いっしょだね」
声が大きいのも、ですか?
「声が大きくて、ずっとしゃべってた」
‥‥いっしょですね。

2012/08/27 17:26
聞きたいことが多すぎて
実はわたくし、柳瀬先生に
興味いっぱいで、
聞きたいことが多すぎて困ります。
まず、勉強以前のことなんですが、
柳瀬先生のキャラクターを
おわかりいただくためにも
ぜひ説明しておきたいことが。
柳瀬先生は編集者でいらっしゃるのですが、
「世の中に柳瀬は6人いる」
「MR.どこにでもいる」
と言われています。
まるで「おそ松くん」。
世の中の、いろんなところ、
あらゆるところに出没なさっているのです。
その仕事量も半端ない。
ひとりで「柳瀬博一」をやっているとは思えない。
パワーが並じゃないのです。
そのヒミツをまずは、知りとうございます。
「あのね、まあ、単なる多動です。
ただの貧乏性なんですよ。
隙間にいろんなものが入ってきちゃう。
それだけです」
やぁ、そうとは思えませんけど。
「だから、あらゆることを
瞬時に忘れちゃうんですよ」
そうかなぁ。
「人に会ったことも忘れちゃって、
次に会ったときに、なんの話をしていたかも
あやふやになってしまいます。
しかし、数分話すとわかります。
自分の記憶は相手のクラウドに入っていますから」
ストレスはないんですか?
「ストレスといえば、その、
人に再会してから記憶をたどる
最初の数分がストレスです」
そこが、ストレス‥‥。
興味いっぱいで、
聞きたいことが多すぎて困ります。
まず、勉強以前のことなんですが、
柳瀬先生のキャラクターを
おわかりいただくためにも
ぜひ説明しておきたいことが。
柳瀬先生は編集者でいらっしゃるのですが、
「世の中に柳瀬は6人いる」
「MR.どこにでもいる」
と言われています。
まるで「おそ松くん」。
世の中の、いろんなところ、
あらゆるところに出没なさっているのです。
その仕事量も半端ない。
ひとりで「柳瀬博一」をやっているとは思えない。
パワーが並じゃないのです。
そのヒミツをまずは、知りとうございます。
「あのね、まあ、単なる多動です。
ただの貧乏性なんですよ。
隙間にいろんなものが入ってきちゃう。
それだけです」
やぁ、そうとは思えませんけど。
「だから、あらゆることを
瞬時に忘れちゃうんですよ」
そうかなぁ。
「人に会ったことも忘れちゃって、
次に会ったときに、なんの話をしていたかも
あやふやになってしまいます。
しかし、数分話すとわかります。
自分の記憶は相手のクラウドに入っていますから」
ストレスはないんですか?
「ストレスといえば、その、
人に再会してから記憶をたどる
最初の数分がストレスです」
そこが、ストレス‥‥。

2012/08/27 17:21
柳瀬先生です
みなさま、柳瀬先生です。
いきなり「facebook」の帽子を
かぶっておられます。
静岡県立浜松西高等学校卒、
慶応義塾大学経済学部ご出身、
現在日経BP社にお勤めの
柳瀬博一先生です。
まぶしいです!
いきなり「facebook」の帽子を
かぶっておられます。
静岡県立浜松西高等学校卒、
慶応義塾大学経済学部ご出身、
現在日経BP社にお勤めの
柳瀬博一先生です。
まぶしいです!

2012/08/27 17:09
お茶をたくさん飲まれます
ああ、柳瀬先生でございます。
言語量の多い柳瀬先生のために
お茶をいっぽん用意しております。
さあ、みなさん。
底知れぬポテンシャルをお持ちの
柳瀬博一先生のコーナー、
スタートいたしますよ!
言語量の多い柳瀬先生のために
お茶をいっぽん用意しております。
さあ、みなさん。
底知れぬポテンシャルをお持ちの
柳瀬博一先生のコーナー、
スタートいたしますよ!

2012/08/27 16:24
柳瀬先生が
いらっしゃいました。
いらっしゃいました。
おでん屋です。
いま勉強の会は
日経BP社の柳瀬博一さんが
いらしてくださってます。
マシンガン・トークの柳瀬さん、
が取材をしておりますが
メモをとるだけで必死‥‥。
トミタもいっしょになって聞き入っております。
勉強法についてのいろいろは
のちほどアップされることでしょう。
いま勉強の会は
日経BP社の柳瀬博一さんが
いらしてくださってます。
マシンガン・トークの柳瀬さん、
メモをとるだけで必死‥‥。
トミタもいっしょになって聞き入っております。
勉強法についてのいろいろは
のちほどアップされることでしょう。

2012/08/27 16:08
ありがとうございました。
ベイ先生、長らくありがとうございました。
ベイ先生の、
ちょっと不器用そうな青春の話を
聞いていたら
僕らが高校生のころに流行ったマンガ
「東京大学物語」を
なぜだか、思い出しました。
「ああ‥‥。
あのマンガの中で
大学を面白くする会というサークルが
出てきますが、
あれ、実際にあったんですよ。
で、入りました」
え、入ったんですか? ベイ先生が?
「入りました。
江川達也先生にお会いする機会もあり
そのとき、江川先生に
キミはエロい声をしているねと
褒められたことを
昨日のことのように思い出します」
最後に、いま、勉強を頑張っている
受験生のみなさんに
なにかひとこと、メッセージがあったら。
「そうですね‥‥
偉そうなことは言えませんが
経験上、
学力というのは階段状に伸びていきます。
そのことを意識して
いつかやってくる飛躍の瞬間まで
がんばって継続するのがいいと思います」
おお、なるほど。
「でも」
ええ。
「僕がこんなことを言うのもなんですが
高校生活は
思い切り、全力でエンジョイしたほうが
いいと思います。
もちろん勉強もいいですが、
高校3年の夏は、二度と戻らないので」
ベイ先生の青春のように‥‥。
本日は、
まことにありがとうございました。
「ありがとうございました」
それではこれにて
もうひとつの「東京大学物語」
〜ベイの青春〜
を、終了したいと思います。
さて、次なる先生は、誰でしょうか。
ベイ先生の、
ちょっと不器用そうな青春の話を
聞いていたら
僕らが高校生のころに流行ったマンガ
「東京大学物語」を
なぜだか、思い出しました。
「ああ‥‥。
あのマンガの中で
大学を面白くする会というサークルが
出てきますが、
あれ、実際にあったんですよ。
で、入りました」
え、入ったんですか? ベイ先生が?
「入りました。
江川達也先生にお会いする機会もあり
そのとき、江川先生に
キミはエロい声をしているねと
褒められたことを
昨日のことのように思い出します」
最後に、いま、勉強を頑張っている
受験生のみなさんに
なにかひとこと、メッセージがあったら。
「そうですね‥‥
偉そうなことは言えませんが
経験上、
学力というのは階段状に伸びていきます。
そのことを意識して
いつかやってくる飛躍の瞬間まで
がんばって継続するのがいいと思います」
おお、なるほど。
「でも」
ええ。
「僕がこんなことを言うのもなんですが
高校生活は
思い切り、全力でエンジョイしたほうが
いいと思います。
もちろん勉強もいいですが、
高校3年の夏は、二度と戻らないので」
ベイ先生の青春のように‥‥。
本日は、
まことにありがとうございました。
「ありがとうございました」
それではこれにて
もうひとつの「東京大学物語」
〜ベイの青春〜
を、終了したいと思います。
さて、次なる先生は、誰でしょうか。

2012/08/27 15:44
あ、そうそう。
どうされました?
「ゲーム性というのも
ひとつのキーワードだったと思います」
ゲーム性。
「たとえば‥‥
ぼく、参考書オタクだったんですよ。
絶版になった参考書を
古本屋で渉猟することが楽しみでした。
あの『速読英単語』は
本の背が割れるまで読み返しましたし
かの『伊藤和夫の英文解釈教室』も
当然ゲットし
名著と呼ばれるだけのことはあるなと
感心したものです」
なるほど。
「あるいは、模擬試験などは
点取りゲームだと思って臨みました。
そうすると
なんか、明るくやれるんですよね」
長い受験レースですから
そういう
自分なりの楽しみを見出していくことが
重要なことなのかもしれませんね。
「ゲーム性というのも
ひとつのキーワードだったと思います」
ゲーム性。
「たとえば‥‥
ぼく、参考書オタクだったんですよ。
絶版になった参考書を
古本屋で渉猟することが楽しみでした。
あの『速読英単語』は
本の背が割れるまで読み返しましたし
かの『伊藤和夫の英文解釈教室』も
当然ゲットし
名著と呼ばれるだけのことはあるなと
感心したものです」
なるほど。
「あるいは、模擬試験などは
点取りゲームだと思って臨みました。
そうすると
なんか、明るくやれるんですよね」
長い受験レースですから
そういう
自分なりの楽しみを見出していくことが
重要なことなのかもしれませんね。








