それぞれの3月11日。




2012/03/11 17:17
いつものコーヒー
 
奈良生まれ、大阪在住の私。

阪神大震災、東日本大震災、
どちらも揺れは経験したけど、
被害は被らなかった。

1月17日、3月11日、
黙祷こそしないけれど、
じっと、いつもの日常の
ありがたさを噛み締める。

今日も、いつもの日常が始まった。
寝るまで、いつもの日常のままで
ありますように。

大切な妻と、いつもの喫茶店で、
いつものコーヒー飲みながら。

来年の今日も、
いつものコーヒー飲めますように。




2012/03/11 17:17
お赤飯
 
私は、赤飯を炊きます。
赤飯は、単純にめでたいときに
炊くもののように
思われているかもしれませんが、
古来から邪を祓う力を持つとされて来た
赤い小豆を使って、
前途を祈る、息災を祈る、
という意味があるからです。
小豆は私の仕事対象でもあるので、
地元の小豆と餅米を使って、
とっておきの専用の蒸篭で
丁寧にお赤飯を炊きます。
(たざこ)




2012/03/11 17:13
みんな一緒が
いちばんです。
 
去年の311、うちの犬は
ひとりで留守番していました。
地震で、早々に飾っていた鎧兜が
落ちていて、
怖い思いをしていたようです。

余震で子どもたちが
テーブルの下に入ると、
犬も入っていました。

今年の311の午後、犬は、
子どもたちとベッドで
昼寝しています。

みんな一緒がいちばんです。

今年度、保育園のママたちと、
私たちにできることを考えて、
チャリティーバザーや、
募金活動をする一方、
311の経験を無駄にすることなく、
自分達の防災力を高めたいと、
都心の混乱の様子をまとめて
首都直下地震に備えた
防災シナリオをつくったりしました。

都心の保育園に子どもを預けて働く
ママの備忘録として。
3月20日の夜9時すぎ、
NHKラジオ第一の番組で、
ラジオドラマとして放送されます




2012/03/11 17:11
停泊する船から一斉に
 
横浜の自宅でラジオを聞きながら
おだやかに過ごしております。

横浜の海の近くですので、
その時間には「多分あれが鳴るな」と思い、
窓を開けて待っていました。

ラジオから黙祷の言葉が流れるのと同時に、
港に停泊する船から
一斉に汽笛が鳴りだしました。

いつもは大晦日に新年をお祝いする
お目出度い汽笛しか知らないので、
こんなに厳かで胸に迫る汽笛は始めてでした。

近くのお寺の鐘まで鳴っていて、
「ああ、やっぱりみんな思いは同じだ。」と、
嬉しいような切ないような思いがこみ上げて、
泣きながらの黙祷になってしまった。

さあ、明日からまたがんばるぞ!

(HAL)

※写真はぐっさんが撮ったものです。




2012/03/11 17:08
「東雲」
 
昨年の今日は、
神奈川県のお客さんの所で
仕事をしていました。
その後、数日間に渡って、
そのまま仕事を続けました。
そのとき、流通が停止したため、
日々、物が無くなっていく
コンビニ等の陳列棚、
やはり供給が停止したために、
閉鎖されていくガソリンスタンド、
などを目の当たりにしました。
また、「電気、電機」という括りの中の、
末端、末席で仕事をしている身としては、
その後の原子力発電所の問題については、
思うこと、考えさせられることが
多くあります。

結局、それらの事が
自分の中で整理が出来ず、
折り合いを付けられていない状態のため、
今日は、テレビ、ラジオ、携帯等の
番組やニュースを見ないようにするために、
朝から写真を撮りに出かけました。

出かけた梅園で、とても色味の濃い
紅色が印象的な梅がを見つけました。
品種は、「しののめ」といい、
漢字だと「東雲」となるんだそうです。
そのとき、黙祷や祈念とまでは行きませんが
ふと東方、東北に思いを馳せました。

(y2k1964)







2012/03/11 17:05
のんびりしずかに。
 
朝から整体に行き、
おいしい焼きそばとたい焼きを買い、
急いで家に戻り、掃除洗濯。

福島から来た
ねこの牛とミッツと、黙祷しました。

去年の3月11日から数日間、
一緒に身を寄せ合っていた友人と
お茶を飲みながらたい焼きを食べて
静かに過ごしています。

友人は猫アレルギーなので、
指先のみで、
精一杯のかわいがり方をしています。




2012/03/11 17:05
たこ焼きを下げて
今から帰ります
 
今日電話したら、今日面接に!
強行すぎるっ!

就活中の、
ささやかな楽しみの
たこ焼きを下げて、
今から帰ります。
14:46は、駅のホームで
手を合わせて黙祷しました。

(ゆきうさぎ)




2012/03/11 17:05
海を眺めながら
 
海を眺めながら、一分間の黙祷をしました。
何故だか、泣けてきました。

今日は青空に反射して、
いつもより海が澄んでいて綺麗なのが
心にしみます。

ここでは、遠く東北から流れ着いた方が
何名かいらっしゃると聞いています。

確実につながっているんですよね。

数名の仲間と共に、茅ヶ崎の海より。

(ちひろ)

※写真はぐっさんが撮ったものです。




2012/03/11 17:03
自転車の練習が。
 
子どもと一緒に近所の公園に来てます。
本当は、補助輪をはずして乗る
練習をするはずが、ちょっと、
こわくなったのか、
やっぱり、もう少し大きくなってから、
と、自主的に計画変更に!

大きくって、いつ?
って訊いたら、

36歳になったら!

だって。

ふいを突かれて、笑ってしまった。




2012/03/11 17:00
たった一年で、
人生は変わる。
 
病床の父のもとにひとりでいて、
急にドンッと突き上げるような振動、
異常に続く揺れ…
ただただ動揺して
亡くなった母に祈る私。

あのとき、先も見えない不安の中で、
まさか一年後に
新しい家族が増えているなんて
思いもしなかった。
たった一年で、人生は変わる。

それを噛み締めて生きる、大事な一日です。

一年後の今日、同じ時間に、
津波がまた同じ様に町を飲み込み、
波が退いた後に、家屋もいなくなった人も
無くなった木も何もかもが
元通りになっていたら
どれだけすてきなことだろう。





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