ほぼ日刊イトイ新聞

わかってないなぁ。

京都のMacBookには、
こういう写真がたくさんあります。
誤解のおおい犬ではありましたが、
晩年は、これもやらなくなりました。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/02 02:49
darling

げきだんかつどう。

おとうさんが
「劇団セルフタイマー」だったころ、
犬もいろいろさせられました。
たいていは、走ってきたおとうさんに
急にだっこされるだけでしたが。
わりと、たのしい思い出です。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/05/01 00:54
darling

あしといぬ。

おとうさんにくっついてる写真は、
とてもたくさんあります。
夏でも冬でも、春でも秋でも、
同じようにくっついてました。
そういうのが、犬だけじゃなく、
おとうさんも、好きだったからです。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/29 23:41
darling

まて。

犬のいちばんの得意は、
「待て」だったと思います。
「待て」と言った人が、
その場からいなくなっても
ちゃんと待てました。
年を取ってからは、
こらえ性がなくなって、じぶんから
すぐに「待て解除」しました。
〈『ブイヨンの思い出(未刊)』より〉
2018/04/29 09:25
darling

ばしょのとりあい。

犬と人が場所の取り合いをしたら、
たいてい犬のほうが勝ちます。
どうしてかというと、人間は、
遠慮ということをするからです。
もし人間が本気になっていたら、
犬は、あんがい素直に従います。
<『犬の思い出(未刊)』より>
2018/04/28 00:19
darling

かげえ。

犬は、よくひなたぼっこをするので、
ときどき、影絵ができます。
おとうさんは、影絵が好きみたいで、
犬よりも影のほうを見てました。
ちょっとへんなかたちになってない?
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/27 01:08
darling

ことしはどうする?

大文字の送り火の夜には、
よくお客さんをお迎えしたっけね。
ブイちゃんブイちゃんって、
すっかりやさしくされて、
犬はいい気になっておりました。
今年の送り火は、どうするんだろう?
あ、犬も送られるほうになるのか。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/26 02:26
darling

くっつきいぬ。

幼いころや、若いころには、
いつでもおとうさんに
ぴったりくっついてました。
でも、晩年には、
だんだんと独立していきました。
おとうさん、ほんとは、もっと
くっつかれたかったんだそうです。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/25 01:17
darling

おてつだい。

京都で、散歩の途中のことでした。
どういう経緯だったか忘れましたが、
畑のなかに入って採り入れのお手伝い。
こんな日もあったなぁと、
しみじみ思い出すのでした。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/24 02:34
darling

あめのひ。

雨の日の散歩、小さいときは大好きでした。
でも、だんだんと人間の影響を受けて、
ちょっとでいいかだとか、
ボール投げだけでもいいかとか、
簡略化されていったのでした。
年をとってからは、
行かなくてもいいとか思いました。
<『ブイヨンの思い出(未刊)』より>
2018/04/23 01:50
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2