ほぼ日刊イトイ新聞

工房の資料室。

アンリさんの工房の写真を、
ながめていました。
いままでにつくった作品のある二階に、
鉄道模型のコーナーがありました。
これも、彼が「つくった」もの、
組み立てただけかもしれないけれど。
この「資産」は息子に引き継がれた、
ということでした。
<『おとうさんの記憶(未刊)』より>
2009/12/08 03:30
darling

街は。

近くに山がなくても、
森がなくても川が流れてなくても、
ぼくらは季節を知ることになる。
街には花屋があるからね。
おしゃれな人が歩いているからね。
寒い日が続くようになると、
街はこんな色になっていく。
<ブイヨン青春詩集(未刊)より>
2009/12/07 10:52
darling

ふろいんどりーぶ。

けっこう遠くにあるパン屋さんだけど、
たまに行くんだ、ドイツパンの店。
犬が待ってるための
「犬つなぎ」がついてるからね、
おとうさん犬を見ながらパンを買う。
犬は、おとなしく待っています。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/06 20:02
darling

たのしい?

今日は雨もやんだしさ、
いっぱい散歩してるわけだけど、
おとうさんも、たのしい?
犬は、もちろんたのしいよ。
ぜんぜん疲れないし、
まだまだいくらでも歩きたいね。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/06 12:36
postman

わかる?

「ちょっとおもしろい写真が、
 撮れるんですよ」と、
春風亭昇太師匠からもらった
ハリネズミのマークのカメラで、
おとうさんが撮りました。
いつもと、ちがうの、わかる?
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/06 00:46
darling

げんじつ。

京都だ紅葉だというのは、
あくまでも空想のはなしです。
現実の犬は、大雨のなかで、
ちょっとだけボール投げをしてもらい
足を洗ってもらって、
あったまってる…というだけ、です。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/05 18:19
darling

紅葉の。

さらに続く、京都行きたいシリーズ。
もう、おそうじまでなつかしいです。
おとうさん、言ってます、
底冷えなんか、してもいいって。
掃いても掃いても落ち葉‥‥なんて
まったくもう、歓迎しちゃうくらい。
犬も、足の冷たさをがまんします。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/05 08:45
darling

かき。

えーい、京都行きたいシリーズだ。
毎年食べてた、代白柿だよ。
これを半分に割ってさ、
ゼリーを食べるようにね、
スプーンですくって食べるんだ。
東京でも買えるのなら、買いたいなぁ。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2009/12/04 19:06
postman

たまには。

八月から、ずっと、
京都に行ってません。
犬は、すっかり東京の子です。
田んぼの間のあぜ道を歩いたり、
山の上の雲を見て
「雪になるのかなぁ」とかね、
言ったりしてみたいです。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/04 10:33
darling

だーめな日。

今日は、こんな日だったんです。
しょうがないと思います。
犬は、わかってますとも。
ちょっとボール投げをして、
おうちでもボール投げをします。
あ、してもらいます。
明日は晴れるかなぁ。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/12/03 21:13
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2