ほぼ日刊イトイ新聞

昔、犬は。

信号なんか待てなかった。
おとうさんが止めているのに、
ぐいぐいリードをひっぱった。
首がこすれるほど、いつも。
ぜいぜいという「どうもう」な声で、
周囲の人たちを怖がらせたりもした。
なんで、あんなだったんだろう?
若さっていうことなのかなぁ‥‥。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/09/22 11:41
darling

あごをあっためた。

おとうさんのおつきあいで、
あごをあっためながら昼寝した。
ここでゆっくりして、
そのあとに散歩に行って、
それからカレーをつくって、
それからまた、ごろ寝しました。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/09/21 21:19
darling

昨日の肉じゃが。

残った肉じゃがは、
オムレツみたいにしました。
これも、またおいしいんだよね。
スガノさんとゆーないとさんが、
『ただいま製作中』で報告してる花巻。
ぼくも行きたかったなぁ‥‥。
シンボーと『黄昏』ロケで行ったんだ。
また行きたかったなぁ。
2009/09/21 14:38
postman

やどかる。

朝、先に居間に戻られていた
ブイヨン先生は、まるで
初秋の海を彷徨うヤドカリでした。
わたくし、思わず息を呑み、
急ぎカメラを探し撮影した次第です。
最近の梱包芸術は、最後の仕上げの
「つきだし」が重んぜられております。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/09/21 11:36
postman

おとうさんがつくった。

また飯島奈美さんのレシピで、
「肉じゃが」をつくりました。
いつもとちがうのは、おとうさんが
野菜を切ったりするところから、
ぜんぶやったということです。
人間のおかあさんが指圧に行ってる間、
野球のラジオを聴きながら、です。
もちろん、おいしかったらしいです。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/09/20 23:54
postman

いや愛。

さいきんは仕事が忙しい
人間のおかあさんが、
唐突に「でき愛」してきました。
犬は、ボールを投げてほしい
だけなので、いやなんです。
つまり、それは「いや愛」です!
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/09/20 15:50
darling

おかわりございません。

シルバーウィークの皆さま、
おかわりございませんか。
犬とおとうさんは、
おかわりございません。
まったく、ぜんぜん、ほんとに、
おかわりございません。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/09/20 12:25
darling

あれは‥‥。

9月18日の「これは‥‥」ですが、
その後、しばらくして、
このように展開されたのであります。
よくよくよくご覧ください。
お鼻が、お鼻のみが、
梱包の外側に見えておられるのです。
こうなると梱包芸術作品としての
確かな意思があることがわかります。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/09/20 00:50
postman

にかっ。

そんなによろこばれるなら、
もうひとつお届けしてもらいましょう。
「笑う門には福来たる」です。
シルバーウィークを、
笑って過ごせますように‥‥。
いいことわるいこと、ありますけれど、
なんとか笑って過ごせますように。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/09/19 11:26
postman

これは‥‥。

作品と呼んでよろしいのか、
それともまだ素材というものか?
潜るには潜っておられます。
包むには包んでおられます。
しかし、このままではただの荷物?
わたくしは、悩んでおりました。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/09/18 22:50
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
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8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2