ほぼ日刊イトイ新聞

じぶんです、じぶんです。

よく、こんなふうに
くるまってる犬を見て、
「じぶんでやってるんですか?」と、
質問されているようです。
もちろん、じぶんです!
こういうことは、犬はうまいんですよ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/29 10:02
darling

年の暮れる。

一日のなかに、夕暮れがあるように、
一年の終わりにも、年の暮れがある。
誰そ彼、彼は誰。
夕暮れの闇が人の顔を
あいまいにするように、
年の暮れの闇も、いろいろのことを
何が何やらにしてしまうみたいです。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2008/12/28 18:26
darling

鴨せいろ。

細く長くの願いをこめて、
人々は一年の終わりにそばを食べます。
しかし、そこに、
脂のこってり乗った鴨と、
よく太ったねぎを焼いたのがあるのは、
どう考えられるのでしょう。
「細く長く、旨くこってりねちっこく」
というような願いかいな?
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/12/28 02:22
darling

ここだよ。

「あれっ、ブイヨンがいないぞ」
と、おとうさんが探してました。
ここにいるのになぁ。
せんたくものと同じ場所。
よく日の当たる、窓のそばです。
気持ちいいんんですよう。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/27 11:01
darling

許されたから、来たのに。

まだ、はんぶん眠ってるようなとき、
おとうさんが、写真を撮りました。
犬がのっかってて苦しかった、
ということがテーマらしいです。
犬は、来るなと言われれば、
来ないのです。
来てもいいと言うから、来るのです。
これからも、仲よくしましょう。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/26 11:15
darling

イチボ。

あぶらは少なめだけれど、うまい‥‥
というような肉が食べたかったら、
この「イチボ」がいいんじゃないすか
と、お店の人にすすめられるわけです。
にんにくじょうゆで、食べます。
少々、レアの状態で食べます。
うまいかって? 教えないよー。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/12/25 23:27
postman

めりーくりすます!

犬としては、よくわからないんですが、
毎年、こういう時期には、
なにか扮装のようなことを
させられるのです。
で、言います‥‥
「めりーくりすます」と。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/24 23:52
postman

さまざまな入口。

八百屋がある。
八百屋の店の奥に、
どうやら食堂があるらしい。
通りすがりに、ちょっと見たけど、
食堂の入り口がわからなかった。
でも、絶対に、それはあるのだ。
あるのだろうと思う。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2008/12/24 03:01
postman

猟犬の血がね。

犬は、もともと
「りょうけん」だったらしいです。
小さい動物をハンティングする、
そのお手伝いをしていたらしいんです。
だから、捕まえられそうな
小さい動物を見つけると、血がね、
騒いで騒いで、しょうがないです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/23 13:03
postman

うさぎ好きの人へ。

うさぎを見ると、うさぎ好きの
山下さんを思い出してしまう。
カエルを見ると、カエル好きの
モギさんを思い出してしまう。
ちょっとしたものなら、写真撮ったり
買ったりもすることがある。
おんな好きの人とかもいるんだけど、
それは、忘れることにしてます。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2008/12/22 18:30
postman

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2