ほぼ日刊イトイ新聞

また、その朝が。

その朝のことは、
犬には、わかります。
人間のおかあさんが無口になって、
あちこち忙しそうに動き出します。
おとうさんは、
そのつきあいで無口になって、
忙しいような顔をしてうろうろします。
犬は、置いていかれないように、
いろいろ工夫します。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/09 12:42
darling

さむがりーぬさん。

うちは、みんなわりと寒がりです。
火があれば、火の側に。
日があれば、日の当たるところに。
うれしそうに集まります。
犬やおとうさんだけではなく、
人間のおかあさんも、火を好みます。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/09 00:29
darling

桜餅を買いに。

踏み切りを渡って、
桜餅を買いに行きます。
春だけでなく、夏でも冬でも、
桜餅はあるんです。
おなじみのまとめですが、
犬はさくらもちは食べません。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/08 11:47
postman

新しい顔。

毎日のように、犬と人とは、
たがいを見つめあってますが、
たまに新しい顔を
発見することがあります。
おとうさんは、犬の
新しい顔を発見したそうです。
うれしいです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/07 22:11
postman

路上にて。

なにしてるんですか、茶色い方。
「日の光を浴びておる」
日なたぼっこですか。
「いや、日光健康法だ」
犬も、よく家でやってるんですよ。
「それは趣味だ、それとはちがう」
そう言われると、そんな気もします。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/07 12:53
darling

あつひめも、勉強中。

オットマンを机がわりにして、
ほぼ日手帳に何か書いてるけれど、
いつものおねえさんではありません。
今日と来週の2回だけになった
大河ドラマ『篤姫』もよろしく、と。
そういうことを言ってました。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/06 23:26
postman

てなづけられる。

人間のおかあさんのことを、
「母上」と呼ぶおともだちが来ました。
じょうずに遊んでくれて、
犬は、すっかりてなづけられました。
また来ますか。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/12/06 17:38
postman

やきいもやさん。

おとうさんは やきいもやさん〜
あまくおいしい やきいもを〜
いつも じょうずにやくんです〜
だけど おならは ノーノーノーよ
いつも おならは ノーノーノーよ
<『犬愛唱歌集(詳細不明)』より>
2008/12/06 11:13
darling

キャベツ。

鉄板焼、お好み焼、焼きそばと、
みっつのメニューだけなのですが、
すべて主役はキャベツという店です。
お客の。ほぼ全員が、
でかい声でおしゃべりしています。
キャベツ食べて、しゃべくってます。
ぼくなんか、おとなしい人です。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/12/06 00:28
darling

おくどさん。

「おくどさん」というのは、
竃(かまど)のことです。
ここにある「おくどさん」は、
いまも、毎日現役で働いてるものです。
近くに出没する猪や、鹿も、
ここで料理にしています。
夏はもちろん鮎です。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/12/05 19:54
postman

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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x
MONTH / 月
0
2
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0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2