ほぼ日刊イトイ新聞

王さまの餃子

浅草に行ったら、ぜひ食べようと、
前の日から考えていたのです。
皮がカリッとしてて、
中のあんがソフトでジューシー、
必要以上に肉が入ったりしてない。
1人前が5個で420円です。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/11/23 23:32
postman

スフィンクスでっす。

生まれたときは、4本あし。
やがて4本あしになって、
年をとると4本あしの犬って、
なーんだ?
「犬だろう?」
あ、わかっちゃった? 
ざんねん。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/11/23 11:54
postman

口もみおねがい唄。

おしょくじのあとは〜
(よーほほほい)
くちもみ おねがいいたします〜
もんでもらえば 
ちょいとまた くえる〜
もんでもらえば
ちょいとまた うーまい〜
(もにゅもにゅ しーはっは〜)
<『犬民謡百選(不詳)』より>
2008/11/22 23:09
darling

みそしるの歌。

人は どうして
人を愛したり 人を憎んだり
するの (するの するの)
ひとは どうして
みそしるをつくったり
みそしるをのんだり
するの (するの するの)
ラララ ラララ それは ラララ
<『犬愛唱歌集(詳細不明)』より>
2008/11/22 11:14
postman

ほんとにいろんな店が。

ひっそりと、在庫を出しましょう。
西麻布から、青山への細い道を歩いて、
こんなのを見つけてしまいました。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2008/11/22 02:41
darling

咲きまつがい。

たしかー 春に咲いてた花ですが〜
ちょっとー なにかの まつがいで〜
フッとー 笑ってしまったように
ぽっと 咲いてしまいました〜
こんなことって よくあること〜
こんなことって よくあること〜
<『犬愛唱歌集(詳細不明)』より>
2008/11/21 11:27
darling

夜のるすばん。

人間のおかあさんは、
夜、おおぜいでお鮨を食べに行った。
おとうさんは、夕方から、
タモリさんの特番に行った。
犬は、留守番をしていた。
ひとりで、うとうとしていた。
あ、おとうさん、お帰ったのね。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/11/20 23:11
darling

訊かれた。

「ブイちゃん、
 怖い顔で青山を見てますね。
 なにかありましたか」って、
お使いから帰ってきた
人間のおかあさんに訊かれました。
いや、別に、と思いました。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/11/20 11:05
darling

未刊じゃなく?

永遠に未刊なのかと思われていた
『ブイヨンの気持ち(未刊)』が、
どうやらほんとの本になるらしい。
どんな表紙にするかというプランを、
おとうさんたち、考えはじめました。
買ってくれる人、いるのかなぁ?
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/11/19 23:39
darling

遠く。

遠くというものがあることを、
たまに思い出します。
近くからしだいに離れていくと、
どんどん遠くがあらわれてきます。
遠く遠く遠くに目をこらしてると、
やがて、じぶんの
うしろ頭が見えます。
<『犬のつく嘘(不詳)』より>
2008/11/19 10:48
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2