ほぼ日刊イトイ新聞

ハト胸

ハトは、あんがいハト胸です。
ハト、こっち向けーっ。
飛んでみろーっ。
‥‥無視か。
信号が変わったぞ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/03/10 17:16

白い犬とのであい

「どちらから?」
「はい、あちらのほうから。
 そちらは?」
「あたしは、あちらのほうから」
「ああ、あちらのほう‥‥」
もりあがらない出合いも、出合い。
2007/03/10 10:25

さんのつくぽ

まだですか あああ 
まだですか〜
うんちもしたし あさもきた〜
さんのつく ぽ は 
さんのつく ぽ は
まだで〜すぅか〜 ああ〜
<『犬愛唱歌集(詳細不明)』より> 
2007/03/09 10:28

夕方

ほんとうは、とっくに東京に
帰ってきているのですが、
京都の写真のほうがよかったので、
しばらく、京都の写真ばかり
続けていたのでした。
気まぐれカメらは、あらゆることに
「気まぐれで行く」なのです。
2007/03/09 01:17

おじょうさん

あっっ、おとうさんが行っちゃう!
置いてかれちゃいそうになると、
あわててしまいます。
犬は、ひとりぼっちでは
生きていけないです。
けっこう、「おじょうさん」なの。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/03/08 10:42

焼きすっぽん

あってはならないと言いたいくらい。
「焼きすっぽん鍋」って‥‥もうっ!
2007/03/08 04:05

酵素風呂

林道のどんづまりに、
酵素風呂というものがあったのです。
「もうここで四〇年やっている」らしい。
おがくずの発酵による熱で、
からだに熱を伝えていくのです。
当然、やってみたくなるわけです‥‥。
2007/03/08 02:12

おはっ。

おはっ、おはっ、おはっ‥‥
「おはようございますか?」
そうでーす!
おはようござまいーーーーっす。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/03/07 11:24

おーい。

おーーい。
さんぽに来たぞーっ。
犬と、おとうさんが来たぞーっ。
おーい。
空の向うーーっ!
おーーいおーーーい。
<ブイヨン青春詩集(未刊)より>
2007/03/06 17:56

手を。

すやすやよく寝ているときに、
人間のおかあさんが、手をつかんだ。
きっと手をつなぎたいんだな、
と思って、そのままにしていた。
眠いし‥‥。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2007/03/06 15:04

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2