HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

アイリスのスカーフ

日本の琳派、たとえば尾形光琳の燕子花図などから
リバティーのデザイナーが着想を得たのでしょうか、
一面の「アイリス」の柄行きは
装飾的であると同時に絵画のようです。
暮れてゆく湿地をさまよう二頭の蝶が、
空気をわずかに動かしていますね。
一方行に流れる葉っぱのラインを生かして
髪をまとめるのに使うと、
ドラマティックですてきなんですよ。
Age
1980年代
Country
イギリス
後期 (2020/1/10 - 19)展示・販売