──
今回の「みうらじゅんに訊け!」は
「親子」をテーマに
お伺いしたいと思います。
みうら
よろしくお願いいたします。
いつになく、緊張しておりますんでね。
──
くわしくはページ下の
動画をごらんいただくことにして、
みうらさんはご両親に
かなり溺愛されたようですね。
息子が「欲しい」と言ったものは
なんでも買ってくれる親だった、と。
みうら
いや、それはもしかしたら、
親の作戦だったのかもしれないですね。
つまり、好きなものを過剰に
「子に爆買」するプレイは
逆に「もう、たくさん」と言われる結果を
もたらすこともありますから。
──
逆効果‥‥。
みうら
いまでも「欲しい」と言えば
ラブドールだって買ってくれると思います。
仏像からラブドールまで
区別なく買ってくれる、そんな親でした。
──
ところで私、
みうらさんのお嬢さまに
お会いしたんですけれども。
みうら
はいはい。はいはいはい。
ありがとうございます。
今度TOBICHIで展覧会を
させていただくことになりまして。
──
そうなんです、
みうらじゅんさんと共同の展示
「親バカ子バカ展」です。
(くわしくはこちらをごらんください)
お嬢さんが
チラッとおっしゃっていたんですけれども、
みうらさんも、かなり
「欲しい」と言ったものはなんでも買ってくれる
父だったと‥‥。
みうら
ラブドールは欲しいとは
言いませんでしたけどね(笑)。

それでは、本日の動画を
みなさまどうぞおたのしみください。
みうらさんが膝詰めで実の親を諭すエピソードなど、
見どころが満載です。
子どもをここまで肯定する子育て、アリだと
担当の私(「ほぼ日」菅野)は思います。

第1回 親からもらったものは、何ですか?

  • 1)親は自分が欲しがるものを「箱」で買ってくれました。
  • 2)欲しいものを与え続けると子は欲しくなくなります。
  • 3)子が夢を語ったときは間髪入れずに
     「なれる!」と言いましょう。
  • 4)家庭の幸せが世界平和につながることがあるかもしれません。
2016-09-27 TUE