ほぼ日ニュース

ほぼ日の學校のアプリからも、
これまでの古典講座が
見られるようになりました。

ほぼ日の學校アプリ、
おたのしみいただけてますでしょうか。
毎日たくさんのご感想もお寄せいただき、
ありがとうございます。
本当に、励みになります!

さて、ほぼ日の學校アプリの開発のため、
シェイクスピア、歌舞伎、万葉集、ダーウィン、
などの「ごくごくのむ古典。」の講座を
アーカイブ映像でご覧いただく
「オンライン・クラス」の新規登録を
一時休止しておりましたが、

アプリのリリースにあわせて、
「オンライン・クラス」の名称を
「ごくごくのむ古典シリーズ」と改め、

アプリの有料会員になっていただいた方にも
ご覧いただけるようになりました。
大変お待たせしました。

アプリの有料会員にご登録いただくと、
「ごくごくのむ古典シリーズ」
パソコンやタブレットからも
ご覧いただけるようになりますが、
視聴するための方法が少し複雑ですので、
説明ページをご用意しました。

ページの最後でもご紹介していますが、
こちらから、ご覧ください。

以下では
●7月にあたらしく公開された授業
●休止中に公開されたラインナップ
●アプリにご登録いただいた後に
「ごくごくのむ古典シリーズ」をご覧になるための方法

の順番でご紹介します。

●7月にあたらしく公開された授業

2020年、ほぼ日がまだ青山にあった時、
ほぼ日の学校で通学講座として開催していた
「ごくごくのむ古典。」のひとつ、
講座「橋本治をリシャッフルする。」

橋本治さんの著作を通して古典について学ぶ
全11回からなる講座です。

7月にあたらしく公開されたのは、第8回、
二村ヒトシさん(アダルトビデオ監督)による
「なぜ『恋愛論』は超名著か」。

大学時代、橋本治さんの『恋愛論』に出会い、
この本に影響を受けて、励まされてきたと語る
アダルトビデオ監督の二村ヒトシさん。

「恋愛とは何か?」「人間にとって性とは何か?」
この根源的な問いと格闘をつづける二村さんが、
いま改めて『恋愛論』という本の力を
語ってくださいました。

河野学校長が紹介する講義のみどころや、
二村さんご自身による告知動画も、
こちらからあわせてご覧ください。

●今年公開された
講座「橋本治をリシャッフルする。」
ラインナップを一挙ご紹介

続いて、新規登録が一時休止していた間に
公開された、講座「橋本治をリシャッフルする。」
の7本の授業を一挙にご紹介します。

『桃尻娘』をポプラ文庫で復刊させた
矢内裕子さんは、この本の「あとがき」のために
橋本治さんのインタビューを開始し、
それは実に100時間を超えるものとなりました。
『橋本治の小説作法(仮)』をまとめる矢内さんが、
橋本治さんの「原点」ともいえる
『桃尻娘』の味わいや超絶技巧について
詳しく語ってくださいました。
橋本治さんの大きさとあたたかさが
伝わってくる講義です。

第4回は、お二人の講師にお話を伺いました。
前半は、エッセイストの酒井順子さんの
「『桃尻語訳 枕草子』の衝撃」。
後半は、編集者の小池信雄さんの
「『男の編み物』という思想書」。
枕草子の現代語訳を手がけられた
酒井順子さんと読む「枕草子」のおもしろさ、
橋本治さんの「桃尻枕」の凄さ。
橋本治さんをデビュー当時から知り、
一緒に作品を作り上げてきた編集者
小池さんだからこその、
血の通ったエピソードの数々。
どちらも、本当におもしろくて、
聴き応えたっぷりです。

『源氏物語』の研究者の目からみても
優れている橋本治さんの『窯変 源氏物語』。
どこが、どうすごいのか。
第5回は、橋本治ファンを公言する
国文学者の三田村雅子さんが
たっぷりと、愛情込めて
解説してくださいました。
「『橋本源氏』は『悪』を書いている
ところがいい」とはどういうことか?
三田村さんの音読も、本当に素晴らしいです。

歴史の教科書はおもしろくないのに、
作家の手による歴史小説はなぜおもしろいのか? 
それは作家が「なんで?」そうなるかを描いているから。
しかも、橋本治さんという人はその「なんで?」を
決して「きれいごと」では済ませない――
第6回は、橋本治さんの小説作法のすごみについて、
作家ならではの読み解きで町田康さんが、
鮮やかに解説してくださいました。
大作『双調 平家物語』を読みたくなること
請け合いの授業です。

橋本治さんの代表作のひとつ
『ひらがな日本美術史』(全7巻)。
「一人の歴史観で見通した日本の美術史」
として画期的なこの作品について、
《松林図屛風》を題材にしながら、
美術ライターの橋本麻里さんが
解説してくださいました。
「日本美術に接するときの動詞は、
『見る』ではないかもしれない。
そう思うようになるかも」
そう橋本麻里さんが語る、その理由とは?
橋本治さんの『ひらがな日本美術史』の
魅力や凄さをひもとくだけでなく、
日本美術史への扉にもなっている、
日本美術のおもしろさがぱーっと開ける講義です。

竹本越孝さんと鶴澤寛也さんを
特別ゲストにお迎えして、
おめでたい席で上演される浄瑠璃
「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」
からはじまったこの授業。
女流義太夫の実演と、矢内賢二さんの解説で、
橋本治さんが「近代小説の先祖である」と指摘した
日本の「語り」という芸能について考えました。
義太夫を聞き、おふたりのお話を伺っていると
橋本さんの存在がたちのぼってくるようでした。
橋本治さんの作品に新たな光を当てた授業です。

歌舞伎の現代化に最前線で取り組む
「木ノ下歌舞伎」の主宰者・木ノ下裕一さんが、
「橋本治的視点」で歌舞伎を観るとは
どういうことなのか、
詳しく解説してくださいました。
最後は、実作者らしい決意表明で締めくくられ、
江戸時代と、橋本治さんが
もっとも歌舞伎を観た1980年代、
そして現在までがひとつながりになる
充実の講義です。

※「橋本治をリシャッフルする。」の
最終・第11回の講義は、ただいま編集中です。
公開まで今しばらく、お待ちください。

※「ごくごくのむ古典シリーズ」の
全ラインナップについては、こちらをご覧ください。

ほぼ日の學校
「ごくごくのむ古典シリーズ」
ご視聴方法について 

下記の2ステップでお手続きいただくと、
初月無料キャンペーン期間中は
どなたでも無料でご覧いただけます。

(1)「ほぼ日の學校アプリ」をダウンロードし、
 ログインし、【有料会員登録】をする
(2)アプリまたはブラウザ(パソコンやタブレット)の
 ほぼ日の學校のマイページから、
「ごくごくのむ古典シリーズ」にアクセスする

→(1)(2)の手順を、写真入りで説明するページは、
 こちらです。

(※初月無料の期間中は、有料会員の登録後、
1ヶ月以内の解約であれば課金されません。)

「ほぼ日の學校」アプリは、
ほぼ日の學校の公式サイト
もしくは下記のアプリストアから、
ダウンロードしていただけます。

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毎日、アプリに届くあたらしい授業も、
「ごくごくのむ古典シリーズ」も、
どちらも、どうぞたっぷり
おたのしみいただけますように。

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