第1回「生活のたのしみ展」、3日間のにぎわいをふり返ります。(前編)

【後編はこちら。】

6月20日(火)、
3月末に東京・六本木ヒルズで開催した
「生活のたのしみ展」のウェブストアがオープンします。

それに先立ち、といいますか、
むしろずいぶんとあいだが空いてしまった、ともいえますが、
その時のイベントのようすを
たくさんの写真とともに振り返っていきたいと思います!

2017年3月24・25・26日、金土日の3日間、
東京・六本木ヒルズの大屋根プラザと
ヒルズカフェスペースで
開催した「生活のたのしみ展」。

ぽかぽか陽気を期待して決めた日程ですが、
‥‥寒い! すごく寒い!
3月ってこんなに寒かったっけ?!
初日24日の最高気温は14℃でしたが、
ビル風が吹く立地ゆえ、体感的には
もっともっと寒く感じました。
それでもオープン前、セッティングが終わった会場は、
お客様を迎える前で、まだ誰もいない空間だというのに、
静かな熱気があふれていました。

それもそうですよね、
なにしろ「第1回」。はじめてのこころみです。
これまで、どんな場にしたいかを何度も話し合い、
出展していただきたい方に声をかけ、
ひとつひとつのお店の企画をじっくり練り、
会場選び・ロゴづくり・サイトやアプリの開設・
お店の内装やデザイン・当日の運営の段取り‥‥と、
すべてをいちから作った約1年の準備期間を経て
(おおもとのアイデアが出たのはもっと前ですが)
やっと迎えた開催の日です。


▲フラッグのはためき方がダイナミック。風が強かった証です。

半屋外(屋外なのですが屋根があるのです)の
大屋根プラザは20のお店がならぶ「たのしみ商店街」。


▲「生活のたのしみ展」のフラッグと、「そら植物園 桜の花束の店」の力強い桜。


▲直接手に取ることができる機会が少ないundoseのバッグがずらり。



▲「長津姉妹店」のディスプレイも完了。
foodmoodのクッキーボックス、この後驚くスピードで品切れになろうとは‥‥。




▲整然とならんだ、大橋歩さんの愛らしい原画60点。静謐なムードの店内です。


▲「ひびのこづえの小さな家」の壁には、ディスプレイも兼ねた、
 ひびのさんのアート作品が。



▲ぷかぷかと浮かぶ傘がユニークな「mont-bellの傘の店」。
 持たずとも見るだけで、その傘が軽いことがわかります。




▲「Ponte de pie!の春夏の靴下」もたくさんご用意。パッケージも可愛い!


▲「増田セバスチャンアトリエのYour Bear Store」。
 一点もののアート作品、舌を出したクマたちがお披露目の時を待っています。


さて、もうひとつの会場、ヒルズカフェスペースでも
着々と準備がすすんでいました。


▲約60席の客席と、その奥にならぶお買いものスペース。
 お待ちのあいだには、さらにお腹が空くような映像もご覧いただけます



▲お買いものスペースの準備も完了。ほぼ日乗組員も緊張の面持ち。


▲「斉吉商店とうまけりゃうれるべ市。」のスター商品「金のさんま」も
 たっぷりご用意。



▲ここでしか食べられない、飯島奈美さんと斉吉商店のオリジナル弁当!


▲飯島奈美さんのブースには、新作の書籍やうめ酢、
 オリジナルのスパイスなどが並びます。



▲tretreの、身体の芯から温まるハーブティーは、寒い日にぴったりでした。


▲オープン前、続々とお客さまがお越しくださって‥‥

開場する11時を前に、すでに集まってくださった、
たくさんのお客様。うれしかったです。
みなさん、地図を見ながら、
それぞれのお目当てのお店に近いところで
お待ちくださっていました。

さて、会場をぐるり囲むパーテーションを外したら、
それが開場の合図です!


▲ネイビーの壁と、ほのピンクの桜とのコントラストが美しい「桜の花束店」。
桜の開花が待ち遠しいこの時期にぴったりの華やかな空間に、お客さまもたくさん。



▲「伊藤まさこの日本のかご」も大盛況!
 伊藤さんがスタイリングしたディスプレイも素敵でした。





▲LDK CAFEは、先行発売となったLDK WAREの新作と、
 TORAYA CAFEのあんトーストやあんボウロ、
 shozo coffee storeのドリップコーヒーがたのしめる空間。
 LDK WAREを着たスタッフたちも笑顔でお迎えします。





▲「土楽のふぞろい市」では、お会計に長時間お待ちいただく事態にもなりました。
お待ちいただいた方、寒いなか本当にありがとうございました。
当主・福森道歩さんもはっぴ姿で、ひとつひとつ丁寧に器の説明をしています。





▲タンピコの吉川さんもお客さまとお話し中。
 雑誌を入れられるトートもあるんだ!





▲圧倒的に美しい宙吹きのガラス作品がならぶ「コップ屋タカハシヨシヒコ」。
どれにしようか、ひとつひとつ手に持って、じっくり選びたくなります。




▲タカハシさんのお店の隣りには、プラハにお住まいの作家・shinoさんのお店。
ビーズがちょこんとついたベレー帽が大人気。そしてshinoさん、本当にお似合い。




▲「生活のたのしみ展」ウェブサイト立ち上げも担当したほぼ日乗組員・武井が、
 shinoさんのコーディネートで買いつけに行った、
 プラハの古道具のお店
 「pojd'k nam チェコでみつけた はこ・びん・カン・など。」。
 丁寧に磨き上げたグラスやびんが、凛と並んでいます。





▲ほぼ日できちんとご一緒するのは、この「生活のたのしみ展」が初めてだった、
 Roundabout・outboundの小林和人さん。
 ポテトボックスで組んだ棚や古いドア(!)を机として使ったディスプレイ。
 どこを切り取ってもかっこいい空間に。





▲「史上最高のフィッティング数です」とおっしゃったのは、NAOTの宮川さん。
 「NAOTの育てる靴」は男性のお客さまも大変多く、終始大盛況でした。
 立ったりしゃがんだりを繰り返して、最後は膝が笑っちゃったんですって。



▲島根の書店・artos Book Storeと本屋B&Bのお店「8テーマブックス」。
 ユニークなセレクトの書棚の前には、たくさんのお客さまが。




▲「A VERY MERRY EVERY DAY to you」は、くじびきで大盛り上がり!
 ほぼ日で連載中の日めくりカレンダーの世界そのままの空間は、
 お子さま連れのかたにも喜んでいただけたようす。



▲「等々靴磨店」の山邊さんも大忙し。休憩とれてますかー?



▲こちらは「ほぼ日supermarche」。
4月はじまりのほぼ日手帳やカレーの恩返し、やさしいタオルやハラマキなど、
たくさんのオリジナル商品を手に取っていただけました。


初日、さらに「たのしみ商店街」のようすを
お伝えするだけで、こんなに長くなってしまいました。
オープン前は「お客さま来てくれるかな」という不安と、
「思った以上に来ていただけた場合、
商品の数足りるかな」という心配、
両極の想像をしながら迎えた初日は、
ありがたいことに満員御礼でした。
そのため、後者の心配が現実のものとなるのですが‥‥。

後編では「たのしみ食堂」と、
2・3日目のようすをお伝えします!



【後編はこちら。】

2017-06-08-THU