グラフィックデザイナーの祖父江慎さんが
2026年3月15日に亡くなりました。
ほぼ日はこれまで本やコンテンツで
祖父江さんに深くお世話になってきました。
改めてこれまでのほぼ日のご出演コンテンツを
まとめてお伝えすると同時に、
これまでたくさんのことを
教えてくださった祖父江さんに

感謝の言葉を申し上げます。
そぶちゃん、ありがとう。

>祖父江慎さんについて

祖父江慎さん(そぶえ しん)

1959年愛知県生まれ。
グラフィックデザイナー。コズフィッシュ代表。
多摩美術大学在学中に工作舎でアルバイトをはじめる。
1990年コズフィッシュ設立。
書籍の装丁やデザインを幅広く手がけ、
吉田戦車『伝染るんです。』や
ほぼ日ブックス『言いまつがい』、
夏目漱石『心』(刊行百年記念版)など、
常識を覆すブックデザインで注目を集めつづけた。
2026年3月15日永眠。

  • >「ちょっとヘン」なふたりと、本のこと。

    長年、本づくりに携わる五味太郎さんと祖父江さんは、
    本でやってみたいこと」が尽きないように見えます。
    いったいどんなことを考え、次々と
    ほかにない本を生み出しているのでしょうか。
    2026年3月

    > ふつうをおもしろがる天才。第二弾

    『ちびまる子ちゃん』や『COJI-COJI』など
    数々の名作を生んださくらももこさんの本の装丁を、
    数多く手がけてきた
    グラフィックデザイナーの祖父江慎さん。
    長年、ともに仕事をしてきた祖父江さんにとって、
    さくらさんはどのような存在だったのでしょう。
    2024年12月

    > ふつうをおもしろがる天才。

    長年、ともに仕事をしてきた祖父江さんにとって、
    さくらさんはどのような存在だったのでしょう。
    第一弾は祖父江さんの事務所で、
    貴重な過去の資料を見せていただきながら
    お話をうかがいます。
    2024年11月

     

    > カッコいい3人組のつくった
    手塚治虫本3部作が
    あきれるほどすごい。

    天才漫画家の煌めくクリエイションを
    時空を超えて受け止め、
    21世紀の世に放つ、現代の三銃士たち?
    聞けば聞くほど「おそろしい」、
    その本の制作過程を、
    5時間がかりで、うかがってきました。
    2024年10月

    > イトイは車で本を集めます

    糸井重里は車に乗って、本を集めます。
    東京都内をぐるぐると、まわる予定です。
    祖父江さんの事務所にも行きました。
    2024年9月

    > ソブエさんとデザインの、うれしい話。

    ソブエさんのアイデアはどんなふうに生まれ、
    実行され、形になっていくのでしょう。
    糸井がひとつずつ手順を追うようにうかがいました。
    ソブエさんのデザインからにじみ出るうれしいこと、
    その源泉をじっくりおたのしみください。
    2023年12月

    > 谷川俊太郎さんの絵本は、やっぱりすごい。

    谷川さんが文を、松本大洋さんが絵を、
    祖父江さんがデザインを担当し、
    ほぼ日から2014年に発行した『かないくん』です。
    あの絵本に、どんな「すごい」技術や才能が
    詰まっていたのか、和気あいあいと振り返りました
    (苦労話も、けっこうありつつ)。

    2023年9月

    > 印刷を語る、製本を語る。

    みんなだいすき祖父江慎さんと、
    伝説のプリンティングディレクター
    佐野正幸さん、
    図書印刷の製本コンシェルジュ・
    岩瀬学さんに、
    じっくり語っていただきました。
    2019年12月

    > 世界をつくってくれたもの。祖父江慎さんの巻

    祖父江さんは、どのような子ども時代をすごして、
    すごいデザイン作品をうみつづける大人に
    なったのでしょうか。
    2019年3月

    > 祖父江さんのお宝手塚グッズ

    ブックデザイナーの祖父江慎さんは、
    手塚先生との思い出がつまった、
    「お宝手塚グッズ」をお持ちということで、
    お話しをうかがいに行きました。
    2017年12月

    > 福井あわら温泉ぽかぽかカニ歩き

    写真家の川島小鳥さんが
    福井県「金津創作の森」で大型の展覧会を開きます。
    境界線で私たちを小鳥さんの世界へ導いてくれるのは、
    あの天才デザイナー、祖父江慎さんです。
    2017年1月

    > 大人気の祖父江慎さんへ。
    お仕事、拝見いたします。

    ひさびさの、密着コズフィッシュ。
    話は、たいへん壮大です。
    展覧会のオープン日まで、追っかけます。
    たぶんずっとスリル満点だと思います。
    2016年1月

    > 『かないくん』ができるまで。

    絵本『かないくん』が
    どんな過程を経てできあがったのか。
    みなさまにご報告いたします。
    2014年2月

    > 神様をさがしに。

    神様をさがして、
    おかしな一団が旅に出ることにしました。

    2012年2月

    > 妖精大決戦。

    怪獣みたいな、妖精みたいな、
    大人が4人集まった。
    2011年7月

    > 訪問

    今回、「ほぼ日」乗組員有志が向かう先は、
    コズフィッシュ。
    親しみ込めて「そぶちゃん」とお呼びしている、
    日本が誇るグラフィックデザイナー、
    祖父江慎さん率いる事務所です。
    2010年5月

    > 天才バカボン いまの赤塚不二夫に会いにいくのだ

    『天才バカボン』文庫版のブックデザインを担当し
    松屋銀座の「追悼 赤塚不二夫展」の
    会場デザインを担当される祖父江慎さんに
    お話をうかがいつつ、
    バカボンの世界に近づいてみたいと思います。
    2009年8月

    > ヘンなことばっかりやってます ! 祖父江慎+cozfish展

    「ほぼ日」でもおなじみ祖父江慎さん。
    その祖父江さんと祖父江さん率いる「cozfish」の
    15年間の軌跡を紹介する展覧会が開催中です。
    とにかく、出版界だけでなく、
    一般の常識までもぐらぐら揺さぶるような、
    ヘンなことが山積みのすっごい展覧会です!

    2005年11月

    > 『言いまつがい』装丁伝説 !
    あのへんな本をつくった人たち。

    ご存じのように、『言いまつがい』という本は、
    裁断がナナメで、表紙が折れていて、
    場所によっては穴があいていて、
    とにかく、非常におかしな本なのです。
    装丁を手がけた祖父江慎さんと、
    挿画を担当したしりあがり寿さんに
    のんびり語っていただきました。
    2004年3月

    > 「世界よわいの会議。」
    〜よわいのよわいのよわくていいの〜

    あんまりややこしい質問などせぬように。
    こういう連載があっても、よいではないか。
    キミの目に、緑が必要なように、
    キミの心に、「よわいの」が必要かもしれません。
    2003年11月

    > 「世界よわいの会議。」 〜よわいかも座談会〜

    「これからしばらくの間、
    『世界よわいの会議』水曜日は、
    『よわいかも座談会』をやります!」

    2003年9月

    > 本の装丁のことなんかを祖父江さんに訊く。

    約1年連載を続けてきた、雑誌『編集会議』の対談。
    最終回にお呼びしたのは祖父江慎さんです。
    本屋さんに行って、「お、これは?!」というような
    ちょっと冒険的な単行本を見つけたら、
    手にとって装丁家が誰か調べてみてください。
    かなりの確率で「祖父江慎」っていう名前が、
    発見できると思うんです。
    2001年4月

     

    〜さいごに〜

    ちょうど20年前の2006年、
    ほぼ日は「ほぼ日ブックス」レーベルの本を
    何冊かいっぺんに出しました。
    その製作のようすをみなさまにお知らせするため、
    リアルタイムで日常の出来事を投稿する、
    ほぼ日名物、毎日のテキスト中継がはじまりました。

    祖父江慎さんは2006年に出た本のうち3冊の
    ブックデザインを担当してくださいました。
    そのときから私は
    祖父江さんの写真をずっと撮ってきました。
    当時、私の携帯電話は「ガラケー」でした。
    20年間のうちのすこしだけ、私のケータイで撮った
    祖父江さんの「百面相」を
    スライドショーでごらんください。
    (再生すると音が出るので気をつけてください)

    これから私は祖父江さんのような
    たのしくて骨太な仕事をしたいです。
    そして、本というものを大事にしていきます。
    ありがとうございました。

    2026年4月28日
    ほぼ日 菅野綾子