橋本治さんの新作が出ます。
人工島 じんこうじま 戦記――あるいは、
ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科』
400字詰め原稿用紙4488枚。
1400ページ近い超大作が、
9月24日にホーム社から刊行されます。
雑誌連載が終わってから30年近く、
締め切りにも枚数制限にも煩わされず、
橋本さんが楽しみながら書き継いだ未完の巨編が、
没後2年半の歳月を経て世に出るのです。
(詳しい説明は控えますが、未完であることは
この作品に関しては欠点ではありません)
読破するのは大変かもしれません。
でも、難しい課題ほど挑み甲斐があるように、
この本と向き合えば必ず得るものがあるはずです。
壮大にして繊細、若くして老成、
シリアスにしてお茶目……
橋本治さんらしさの詰まったこの作品を、
いっしょに読みはじめませんか?

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    3つのおたのしみ特典つき!
    人工島 じんこうじま 戦記』
    【ほぼ日の學校セット】

     

    版元であるホーム社さんのご協力を得て、
    書籍に、3つのおたのしみ特典のついた
    『人工島戦記』【ほぼ日の學校セット】
    (定価10,780円・税込/送料別)を
    ご用意しました。

    下敷き、書籍、手描き原稿コピー (いずれも製作中)

     

    ●書籍
    『人工島戦記――あるいは、
    ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科
    (ホーム社刊 付録:地図帳 税込10,780円)

    【この作品について】(ホーム社HPより)
    千州最大の都会である比良野市では、志附子湾
    を埋め立てて「人工島」を作る計画が着々と進
    んでいた。それを知った国立千州大学二年生の
    テツオとキイチは、すでにある市民運動に共感
    することが出来なかったので、新しい反対運動
    を立ち上げる。彼らにとって唯一ピンと来るの
    は、「人工島? そんなのいらないじゃん」と
    いう、そのことだけだったのだ。大学ではテツ
    オとキイチを中心に同好会が組織され、人工島
    建設への反対運動が動き始めるが、話はやがて
    彼らの父母、祖父母、兄弟、近所の人々の人生
    にまで脱線し、街全体の歴史とそこで生きる人
    々の姿が浮かび上がっていく。架空の地方都市
    を舞台に、この国の姿を描いた未完の大長編!
    創作の秘密を明かす500枚を超える「人名地名
    その他ウソ八百辞典」と、本作品の舞台である
    架空の街、比良野市及びその周辺について著者
    自身が描いた「人工島戦記地図」付。

     

    ●特典その1
    橋本治さんの手書き原稿コピー

    橋本治さんが
    愛嬌たっぷりの文字で紡いだ物語と、
    推敲のあとを読み取ることのできる
    貴重な手書き原稿と
    扉のコピーを5枚セットで。

    勢いのある文字で書きつづり、
    万年筆を何本も駄目にしたという創作現場を
    うかがい知ることのできる生原稿コピーです。

     

    ●特典その2
    ほぼ日オリジナル「でっかいしおり」

    橋本治さん手描きの地図を両面にあしらった
    おおきなしおりです。
    物語の舞台である千州・比良野市には、
    架空の都市とは思えない臨場感があります。
    町の佇まいを
    リアルに感じることのできる描写が

    なぜ可能だったのかは、橋本さんが遺した
    手描きの地図を見れば一目瞭然。
    橋本さんの頭の中には、比良野市が
    実際にあったに違いないのです。
    この「でっかいしおり」がそばにあれば、
    橋本さんが描き出す町の様子をありありと
    思い浮かべながら物語に浸ることができます。

     

    ●特典その3
    『人工島戦記』をめぐる
    スペシャルトーク動画

    限定公開の1時間程度(予定)の動画を
    お楽しみいただくことができます。
    「ほぼ日の學校セット」を
    お買い上げのみなさまには、

    9月24日からしばらくの間ご覧いただける
    スペシャルトーク動画の視聴方法を
    お知らせします。

    なお、このスペシャルトークの内容は
    後日、レポート記事として公開予定です。
    書籍のみご希望の方は書店でご購入ください。

    スペシャルトークにご登場いただくのは、
    このお三方。

     

    〜 矢内裕子さん 〜

    ライター・エディター。
    橋本治さんへのロングインタビューを基にした
    『橋本治の小説作法(仮)』を執筆中。

     

    遅塚 ちづか 久美子さん 〜
    この本の発行人でホーム社常務取締役。
    「人工島戦記」が『小説すばる』で
    連載されたときの担当編集者。

     

    〜 髙木梓さん 〜
    ホーム社文芸図書編集部。
    遅塚さんのあとを引き継いだ書籍担当編集者。

     

    この作品が世に出るまでのいきさつや
    橋本治さんにとって
    この作品がどんなものかなど、

    お三方のお話から探っていきたいと思います。

     「ほぼ日の學校セット」は、
    「ほぼ日ストア」(オンラインショップ)では
    2021年9月22日(水)11時から、

    東京・神田の「TOBICHI東京」では
    2021年9月23日(木)11時から、

    【数量限定販売】をいたします。

    ※「ほぼ日ストア」でのご購入は
    2021年9月22日(水)11時以降、
    下記よりお申し込みください。 

    『人工島戦記』【ほぼ日の學校セット】の購入はこちらから

    来たるべき
    「感想戦」に向けて

    何ヶ月か先になることでしょうが、
    新型コロナウイルスの
    感染拡大が収まったとき、

    「読書会」を改めて催したいと思います。
    もし集まっての感想戦が難しければ、
    読書感想文あるいは「大好きな1行」を
    募集する形になるかもしれません。
    いずれにせよ、

    感想を語りあえる場を
    ご用意したいと思います。

    それを目標に読み進めてください。
    急ぐ必要はありません。
    ゆったりと、
    橋本治さんの世界に身を委ねて、
    楽しんでください。

    女流義太夫を通して
    橋本さんとお付き合いのあった

    鶴澤寛也さんは、橋本さんが
    この本の話をしていた様子を記憶しています。
    「(小説に出てくる架空の)商店街の
    (架空の)お店のCMソングを作ったと言って
    歌って聞かせてくれました。
    そんな細部まで作り込んでいるんだと
    驚いた記憶がありますが、
    そのときの橋本さん、本当に楽しそうでした」

    この本を読めば、
    そんな橋本さんの姿が
    立ち上ってくるはずです。

    さあ、いっしょに読書の旅に出ましょう。