お医者さんの友だちと話したら、
むずかしいはずの話を、
すとん、とわかるように教えてくれた。
そんな経験ありませんか?
病院じゃないところで話すお医者さんは、
不思議とわかりやすくて、なにより自分が緊張しない。
最近、やさしいお医者さんたちと知り合ったので、
いろいろ教えてもらう場をつくりました。
ラジオの英語講座みたいな、動画の授業。
生中継ではなくて、収録動画の配信です。
時間のあるときに、ゆっくりちょっとずつ、
ひとつのテーマを数回に分けて。
素朴な疑問を持つことが得意な
ほぼ日の乗組員が生徒代表として聞きます。
みなさんもぜひのぞいてみてください。

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第1シリーズ(全5回) 「免疫」  担当:大塚篤司先生(京都大学大学院特定准教授。皮膚科専門医)

誰のどういう授業なのか知りたい、という人は下の説明をお読みください。
さっそく観ちゃう、という人は画面をクリックして、いますぐどうぞ!

なぜ、ほぼ日で、
医療の動画コンテンツがはじまるのか、
かんたんにご説明いたしますね。
有志のお医者さんが立ち上げた、
SNS医療のカタチ」という活動があります。
これは、SNSなどを通じて、
一般の人たちに医療情報を
やさしく伝えることを目指したもので、
皮膚科医の大塚篤司先生、
外科医の山本健人(けいゆう)先生、
小児科医の堀向健太(ほむほむ)先生、
そして、病理医の市原真(ヤンデル)先生という
4人のお医者さんが中心となり、
さまざまな活動をしています。

私たちほぼ日も、
SNSを通じて「SNS医療のカタチ」の活動を知り、
大塚先生や市原先生にトークイベントに出ていただいたり、
糸井重里が「SNS医療のカタチ」のイベントに呼ばれたりと、
さまざまな交流をしてきました。

そんななか、大塚先生と市原先生から、あらためて、
「ほぼ日の読者のみなさんとなにかできませんか?」という
すてきなご提案をいただきました。

そこから何度もやり取りし、
ほぼ日と「SNS医療のカタチ」のみなさんで、
なにができるかを話し合ってきました。
目指したのは、やはり、
「医療について、いちから学べる場」です。
専門的なことをわかりやすく、
それでいて刺激的で、おもしろく。
「SNS医療のカタチ」のことを、
まったく知らない方にも参加していただきたい。

そんなふうに考えて、
「もっとお医者さんと話そう。
ほぼ日基礎医療講座」という
動画のコンテンツをつくりました。

ひとつのテーマに沿って、
コンパクトな動画を何回かに分けて配信します。
だいたい4回から5回くらい。

イメージとしては「NHKの朝ドラ」です。
朝ドラって、だいたい1週間で、
ひとつのエピソードが描かれるでしょう?
あんなふうに、負担にならない長さで、
ひとつのテーマを追いかけていきたいのです。

最初のテーマは「免疫」です。
教えてくださるのは、皮膚科医の大塚篤司先生。

先生がひとりで語るのがいいか、
生配信みたいにするのがいいか、
何度かテストしてみたのですが、
「何人かの生徒に教えるかたち」というのが、
教えるほうにも、視聴するほうにも
やりやすそうだとわかりました。

そこで、生徒役が4人加わります。
正直、医療にはまったく詳しくなくて、
でも、素直に感心したり質問したりすることは
ちゃんとできる乗組員を選びました。
いちおう紹介すると、
顔アイコン顔アイコン顔アイコン顔アイコンの4人です。
(あ、小池は元乗組員です)

何回かに分けて、大塚篤司先生が、
「免疫」について、いちから教えてくださいます。
授業の前後には、ヤンデル先生こと市原真先生が、
毎回、ナレーションを入れてくださることになりました。

テキストも前知識も予習も要りません。
ただ、動画を観るだけで大丈夫。
観はじめたら、きっとおもしろいです。

よろしければ、動画を観たあとに
質問などお寄せくださいね。
最後の授業でみなさまからの質問に、
先生に答えていただこうと思っています。

すみません、ずいぶん長くなってしまいました。
まずは、最初の授業をご覧ください。

動画を観ていて感じた疑問、
あるいは免疫にかんする一般的な質問、
お気軽にどうぞ。
みなさんからの質問に答える形の動画を
最終回として11月7日(土)に更新予定です。

質問の締め切り:
2020年11月5日(木)18時

2020-11-02-MON

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