もうすぐ、母の日がやってきます。
先日行った「贈りものアンケート」でも
読者から多くのエピソードが寄せられた、
「母の日」。
その結果を見た
「贈りものマルシェ」チームは
自分は母の日をどうしているか、
これまでどうしていたか、
わいわいとおしゃべりをしました。

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「贈りものマルシェ」 母の日どうしてる? 座談会

斉藤
「贈りものアンケート」のとき
みなさんからいただいた
「贈りものの思い出」エピソード
現在毎日ひとつずつ、公開しています。
大和
すてきなエピソードばかりですね。
アンケート結果を見ながら、
「母の日」の思い出を書いてる方が
多いねって話になって。
斉藤
はい。たとえばこれですね。

学生時代、母の日で
母にリュックサックを
プレゼントしました。
母の好きなブランドで選びましたが、
ちょっぴりお高めでしたので、
兄弟で割り勘して送ろうということに。
喜ぶ顔を見るのが好きなので
すごく喜んでくれたのを覚えていますが、
それ以上にそのリュックサックを
10年使い続けてくれました。
それがこっちも嬉しくて、
でも照れ臭かったので
新しいのを買えば? なんて
憎まれ口をたたきました。
母はえーなんて言いながら
そうするかと買い物に出掛けました。
あんなこと言うんじゃないなと
反省していると
帰ってきた母はジャーンと
同じリュックサックを買ってきていて、
母の愛って大きいなと実感して
目頭が熱くなったことが
今でも忘れられません。
p)

山川
親の気持ちも、子どもの気持ちも、
たまらなーい。
和田
忘れられないでしょうね。
斉藤
すてきなエピソードは
これからもそちらで
おいおい紹介していくとして。
この、今年はじめた
「贈りものマルシェ」でも
母の日のおすすめを考えるために
まずは自分たちがどうしているのか、
話しましょう、と。
大和
この座談会の趣旨ですね。
ではまず私から。
私はこれまでずっと、
母がその時ほしそうにしている品を
贈ってきました。
でも、母がなんだか身辺整理とか
断舎離していこうという感覚に
なってきているので、
物だとあれなのかなと思って、
去年は「体験」を贈ったんです。
エステとマッサージを。
山川
わーすてき!
大和
最初はちょっと、母は怒ってて。
じつは伴侶を、父をなくしたばかりで
そういうところにひとりで行くのはさみしい、
と言われてしまったんです。
でも実際行ってみたらすごくよかった、
リラックスできたって。
それ以来、併設のヘアサロンにも
行ってるみたい。
和田
良かったですね。
エステとかって、
なじみがないと最初はちょっと
おっくうですよね。
大和
外に出るということもやってほしくて。
そうしないと、
気持ちも変わっていかないから。
良い香りに包まれて、
エステティシャンってお話も上手だから、
気分転換になったと。
そういうことが去年ありました。
山川
私は、子どもの頃の母の日は、
いつも困ってましたね。
子どもにとってお花屋さんって、
ハードルが高くて。
けっきょく雑貨屋さんで買った
なんだかよくわからない
豚のキーホルダーとかあげて。
大和
なんで豚だったの?
山川
なんか、持ってると
お金持ちになれるみたいな話を聞いて。
お金持ちになったらうれしいかな、って。
斉藤
中国では豚は富の象徴らしいですし。
山川
親は喜んだふりをしてくれました。
和田
いえいえ、気持ちがうれしかったんですよ、
きっと。
山川
おとなになってからはお花ですね。
和田
みなさんおとなになってからも
贈ってるんですね。
わたしは、大人になってからは
やってないですねー。
子どもの頃は、
お小遣いをもらわない家だったので、
母の日は父親といっしょに
贈りものを買いに行くんです。
で、いっしょに選ぶ、みたいな。
斉藤
あーなるほど、いいですね。
お父さんも参加して。
山川
それもすごい喜ばれそう!
和田
しかも、母だけにあげると
おばあちゃんがかわいそうかなと思って、
おばあちゃんのぶんも買う。
山川
ご両親には、お母さんですものね。
大和
そっか、
おばあちゃんも、お母さん。
斉藤
お父さんにもいい機会。
娘と選ぶの楽しかったと思うし。
和田
ハンカチ選ぶとか、いっしょにして。
でもその選んでいるときが
自分の中で最高潮で、
渡したときの記憶は、ない。
全員
(笑)
斉藤
わたしも子どもの頃には、
迷ったあげく変なものを贈ってしまったり。
でも親の反応は覚えていなかったり。
で、結婚して母がふたりになった時、
どちらにも同じものをプレゼントする、
となぜか自分の中で決めて、
毎年いろいろ送っていたのですが‥‥。
10年くらいたったところでネタ切れに。
大和
欲しいものはだいたい
持ってる年代ですし。
斉藤
そうそう。
毎回悩んでいて、
そしたら友人に、母の日はお花一択。
といわれて、今はそうしています。
お花の仕事をしている別の友人に、
こんな感じで、って伝えて、
アレンジメントを作ってもらって、
毎年贈ってます。
大和
この「贈りものマルシェ」でも
そんなサービスがいつかできたらいいなあ。
和田
今月の「贈りものPICK UP!」は、
母の日のプレゼントに
おすすめのセットなんですよね。
大和
そうなんです。
「さわやかな朝を迎えられる贈りもの」
この化粧品は、ほんとうに香りが良くて、
使い心地もさっぱりしていて。
洗顔して、やわらかいタオルで顔を拭いて、
そこに化粧水でシュッ! と。

和田
「自分の時間を贅沢に過ごせる贈りもの」は、
タンクトップと日本茶、という
意外な組み合わせですね。

大和
これは、「つきのみせ」の気持ちのいい肌着と、
華やかな香りの
「ほぼ日のにほん茶」のお茶をセットにしました。
これも、自分のために
贅沢な気持ちになっていい時間を過ごしてね、
ということで。
斉藤
で、もうひとつは、
「お出かけを軽やかにしてくれる贈りもの」
山川
わー、箱を開けたときの色もかわいい。
大和
お母さんがお出かけする時に
軽やかに出かけられるといいなと思って。
ほぼ日のベストセラーの
「永久紙ぶくろ」と、「やさしいタオル」。
この2つを持っていると、
お出かけの時、こころ強いんですよ。

山川
わかる。
この袋、
なに買ってもザクザク入れられるし、
それでいて軽いし。
タオルもすごい吸水力抜群だし、
これ一枚あれば一日、安心感がある。
和田
うんうん。
いい組み合わせですー。
山川
このタオル、刺繍入りなんですよ。
ぜいたく〜。

斉藤
かわいい。
「永久紙ぶくろ」はラフに使えますしね。
汚れたら拭けばよい。
私は同じのを10年以上使ってます。
和田
私もひさしぶりに、
母の日に贈ってみようかな。
大和
ぜひぜひ、ご活用ください。(笑)

2023-04-27-THU

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