贈りものについて考える
「ほぼ日の贈りものマルシェ」では、
2024年4月、母の日・父の日について
アンケートを実施しました。

たくさんのご参加をいただき、
ありがとうございました!

先月の「母の日アンケート・回答編」に続き、
来る父の日(6月16日)を前に、
今回から3回に分けて、
みなさんからいただいた回答をご紹介します。

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回答編03

 
こんにちは。
「ほぼ日の贈りものマルシェ」チームです。
みなさまにご協力いただいた
「父の日」についてのアンケートに寄せられた
エピソードを、ご紹介しています。
第一回、第二回と
おたのしみいただけましたでしょうか。
母の日とはまた少し趣の違う
静かなあたたかみのあるエピソードが
多いように感じています。
どうぞご覧ください。

一升瓶の日本酒をプレゼントして、
一緒に呑み干したこと。
(ぷー)

幼稚園の頃父の日のために、
全園児がそれぞれの父親の似顔絵を描きました。
その中で無精髭を描いたのは私だけ。
それを見た母が大笑いしていました。
(佐々木)

当時小学2年生の息子は、
近所の酒屋で
サッポロ黒ラベルの6缶セットを選んだ。
嬉しいことがあった日はー、
サッポロ黒ラベルー
という歌を、
夫が好んで聴いていた頃だった。
(かおりん)

なんというか‥‥、何を贈っても
「おお、ありがとう」とは言うけど、
最終的に「無駄遣いしなくて良い」的な
ノリになってしまう昭和一桁世代の人でした。
ううむ。
気持ちは有難いんですけどね、
何処か噛み合っていないというか。
と言うわけで、いつも何か
微妙にズレのあった「父の日」でした。
こんなものが好きだったのかぁ‥‥というのは、
亡くなった後で知る方が多かったかもです。
(ぽち)

義父があんこが好きなので、
あんこを使ったお菓子を
いろいろ詰め合わせて送ったことがあります。
(かたつむり)

アルバイトの給与で
父にポールスミスの
派手な靴下を2枚贈りました。
ネクタイは高くて無理でした。
営業の仕事をしている父は、
チラリと裾から見えるお洒落な靴下を
よく褒められたそうです。
穴も塞いで、
擦り切れるまで履いてくれました。
嬉しかったです。
(をり太)

父は昭和一桁の人で、
ご多分に漏れずスモーカーでした。
父と言えばタバコの匂い。
父の日には他に思いつかず
タバコを買ってプレゼントしたら、
母にものすごく嫌な顔をされたのを
覚えています。
(もりびと)

ゴルフ用のシャツ。
プロゴルファーかと思うほど
ゴルフをしていたので。
でも大事にとってあって
使わないまま亡くなったしまった。
(みんころ)

結婚後、
ビール好きな実父にビールを贈ったら、
「ありがとう。どんどん飲むね」
と電話があり、
なんとなく健康面を心配していた私は
後悔しました。
喜んではもらえたけど、
飲み過ぎてないかな、と。
それ以降は、身体にやさしいものを
贈るようにしています。
(ちょこ)

保育園の頃、父の日に合わせて、
紙粘土で作った雪だるまのキーホルダーを
喜んでくれて、
大事にしていた通勤カバンに
つけてくれていました。
そのあとも15年ほど、
雪だるまちゃんはカバンの側面で
揺れてたのですが、
金具部分が壊れてしまって、
取れた時には寂しそうでした。
長く大事にしてくれてたんだなぁと思います。
それにしても何故雪だるまだったのか、
小さな頃の自分に尋ねてみたいです。
(チャコ・チャッコ)

毎年シャツなど、
衣類をプレゼントしていました。
その中でもある年の、
速乾性のTシャツをとても気に入って
長年愛用してくれて、
「あのサメの写真のTシャツ、良かったなー。
あれ失くしちゃって残念だ」
と10数年たってもよく言っていました。
残念でも、プレゼントしてもらった思い出として
話していた父の笑顔は今も私の宝物です。”
(マサヒメ)

 
これにて、母の日・父の日アンケートの
解答編を終わります。
回答、ならびに
エピソードを寄せてくださったみなさま、
お読みいただいたみなさま、
ありがとうございました。
今年の父の日は、6月16日(日)です。

2024-06-05-WED

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