ああ、『べらぼう』が終わってしまう。
これを書いている時点ではまだ終わってませんが、
どう考えても『べらぼう』が終わってしまう。
いやあ、おもしろかった、ほんとうに‥‥。

こんにちは、ほぼ日の永田です。
あの、ぼくは思うんですけどね、
おもしろいドラマを見終えたあとって、
充実感とか、達成感とか、多幸感とかが
ぶわーっと湧き出して誰かとしゃべりたくなって、
ついでに気になったところを
いろいろたしかめたりしたくなりませんか？

あのシーンのあの台詞は
やっぱりこういう意味だったんじゃないか、とか、
見る人に委ねられたあの場面は
こういう解釈でいいのかな、とか、
あの人のこれは絶対あれのオマージュだよね、とか。

しかもそういう
「しゃべりたい！」「たしかめたい！」気持ちって、
見終わった直後がもっとも沸騰していて、
何か月か経つといつの間にか冷めてたりするんです。

きっと『べらぼう』を見終えたあともそうなるに違いない！
と思った瞬間、はたと気づきましたよ。はた！
じつは、ほぼ日、脚本家の森下佳子さんと、
けっこう昔からおつき合いがあるのですよ。
『べらぼう』がはじまるときだって、
撮影現場潜入レポートとかやらせてもらったんですよ。
だったら、この夢の企画が実現するかもしれない！

すなわち、最終回を見終えてすぐ、
ドラマの脚本家、つまり森下佳子さんに
直接じゃんじゃん質問する！
その場でじゃんじゃん答えてもらう！

えっ、こんなこと、できたりします？ って、
さっそく森下さんにうかがってみたところ、
なんとあっさり了承のお返事が！ ありがた山です！

そんなわけで、ある意味、
全ドラマファンの夢の企画開催！

『べらぼう』の最終回（12月14日）放送数日後の
12月18日（木）19時から、
ほぼ日の學校がある
神田錦町「神田ポートビル」において、
脚本家の森下佳子さんを囲む大質問会を開催します！

わあ、すごい、祭りだ！
にわか祭りに負けないぞ！

つきましては、質問者と観覧者を募集します！
あ、言い忘れました、無料です！
オンライン配信はありませんが、
現場のやりとりは後日、できるだけ早く、
ほぼ日の読みものにする予定です。

で、やっぱり、この貴重な場には、
できれば、『べらぼう』に胸をずきゅんと
撃ち抜かれた方に集まっていただきたい。
森下さんに「これを質問したい！」と、
めらめら燃えるような方に集まっていただきたい。

というわけで、多くの方が
参加を希望されると思われるこのイベント、
まことに勝手ながら先着でも抽選でもなく
「熱意の審査」とさせていただきます。

といってもそんなに難しいことではありません。
以下の申し込みフォームに、
「森下さんに質問してみたいこと」と
「参加への意気込み」をお書きください。
質問は現場で直接していただきますので、
かならずしも書いたものと一致してなくても大丈夫です。

あと、ひとつ、注意があります。
この貴重なイベント、できるだけ、
席の「歩留まり」を出したくありません。
つまり「当日キャンセル」がないようにしたいのです。
もちろん、体調不良などはしかたありませんが、
当日に何かの予定が入っていて調整できたら行けるかも、
という方は、今回はなるべくご遠慮ください。
後日、かならず読みものにしますから。

そうはいっても、参加希望者の熱意を
平たく並べて数値で測るわけにもいきませんし、
選ばれるか選ばれないかは、
やっぱり運ももちろん作用するでしょう。
おいなりさんに手を合わせつつも、
その場にあなたが来れるか来れないか、
そのへんはひとつ恨みっこなしってぇことで！

応募の締切は【12月5日 23:59まで】
忘れそうな人はいま書いちゃいましょう。
それでは、エントリー、どうぞよろしくお願いします！

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魂と味わいのイラスト/サユミ