バンドって、ふしぎだ。
ふだんは、そんなに会ったりしないのに、
もっと言えば
それほど仲が良さそうでもないのに、
彼らが「音」を出し合えば、
心がふるえて止まらなかったりする。
昨日、ギターを買ったばかりの中学生が、
「バンドを組んだ」というだけで、
どこか、なぜだか、誇らしげな顔をする。
絶頂なのに、何かの理由で
あっさり解散して伝説になったりする。
バンドという人間の集合体に、惹かれる。
それは、バンドが、ある場面では
ダイヤのように硬い結合体である反面、
床に落とした消しゴムほどの衝撃で
分解してしまいそうな脆さ、危うさを
抱え込んでいるようにも見えるから。
そんな、ふしぎな「バンド」について、
5つのバンドのフロントマンに、
バンドって何ですか‥‥と、聞きました。
担当は、ほぼ日の奥野です。

  • 写真:田口純也