前回に続き、「楽楽台湾Podcast」の
４代目ディレクター、台湾が初めての山内氏に
ふれあい台湾すり込み旅。

山内Ｄ。

　

客が住んでいるようにくつろいでいる
和みすぎるカフェでひとしきり話した後、
「ゲシュタルト乙女」のMikanちゃん
オススメのスポットへ。
以下のような順で行ってきました。

（１）台湾の旬を探しに、
台北アートブックフェア『草率季』
（２）台湾の音楽を求め「四摟唄片行」
（３）台湾ローカルグルメを食べに「寧夏夜市」

最初に行った台北アートブックフェア
『草率季』は、
「華山1914文化創意園区」という
日本統治時代のビール工場跡地で
開催されていました。

左：『草率季』入り口。當日票（チケット売り場）と梱包用の緩衝材の上にテープで書いてある。
右：会場内に入るといろんな創作力が爆発。

　

「華山1914」は、いろんなお店や緑地があって、
イベントがおこなわれていたり、
家族連れでも楽しめる幸せな場所です。
『草率季』はブックフェアと言えど、
それぞれが作ったものを持ち寄って売る
クリエイターズマーケットで、
人気のブースは人がすごくて近寄れない！

「人気のイラストレーターさん本人が
接客してくれるんですよ～」
とMikanちゃんが話していると、目の前に見知った顔が。
オードリー・タン関連の書籍を
マシンガンのごとく書いている近藤弥生子が！

最近日本で出した『台湾デザイナーズファイル』
という本を積んで、
「台湾の若い子が、自分の師匠が
載っているといって買ってくれる～」と
楽しそうにしていました。

左：人気イラストレーターの紅林ちゃんからビールの差し入れをもらって浮かれる近藤氏。
右：マシンガンのごとく出してきた本は全並びせず、今回は台湾で出版された分だけ。周りと比べると静かな構成。

　

私は『台湾デザイナーズファイル』を購入。
台湾のデザイナーをよくこれだけ集めたな、
という見ごたえある内容で、
がっつりキッチュだったり、ほっこり系だったり、
台湾らしさあるラインナップでただ見てても面白い。

そして、その斜めにはサラリーマンの
安田夏樹さんのブースが！
安田さんは桃園にある西武系列の
「X park」という水族館を立ち上げるなど、
実は立派に仕事もしている方ですが、
この日は一瞬誰かと思うカジュアルな格好で、
ご自身の作品を売っていました。

安田さんは写真集を出したりイベントをしたりしています。この日は台湾の不思議な印刷を使った、変わったプリント作品を並べていました。サラリーマンっぽくないので、私一瞬分からなかった。ちなみに現在、台北の「台湾日和」で1月10日まで写真展をやっているそうです。

　

『草率季』では知り合いに会いまくり、
おしゃれな若手クリエーターのイベントなのに
PodcastではMikanちゃんの意に反して
台湾人クリエーターに絡んでおりませんが、
私も以下の作品を購入。

A3くらいのサイズでシルクスクリーンの作品を連れて帰る。前に知り合いも買っていて、可愛いので真似しました。額装しなくては。

　

次なる場所は、台北の目抜き通り？
忠孝東路のビル4Fにある、
その名も「四樓唱片行」へ。

『草率季』では存在感のない山内Ｄでしたが、音楽好きなので、ここに来てやっと発声しはじめています。「四樓唱片行」の英語名は「M@M RECORDS」。「＠」は「and」と読んでほしいそう。

　

ここの店主は、台湾DJ界の大御所、DJ Mykal。
レコード盤も結構あり、彼の人脈で、
他では買えないCDやオンラインでも聞けない
特別な音源も置いてあります。
一見ツワモノ風ですが、そこは台湾人なんで、
質問すると屈託のない笑顔で熱心に紹介してくれます。

最後に「寧夏夜市」で食べ歩き。
「寧夏夜市」に来たら
私が必ず食べるのが潤餅（ルゥンビン）。

薄味で煮た野菜、チャーシュー、香菜、ピーナッツの粉を春巻きの皮に巻いたもの。夜市のものですが、脂っこくなく野菜がたくさんとれいる一品です。

薄いカレー味に煮たキャベツと人参を２本のミニラケットのような網（ぼんやり写っている）で押し付けて絞り、チャーシュー、香菜、ピーナッツの粉をなどと一緒に春巻きの皮で巻く。真ん中の筒ではもやしを蒸している。他にもっと効率のいいやり方がありそうだけど、昔からずっとこれ。

　

潤餅の店は何軒かあるけど「秋雲潤餅」がおすすめ！
というか「秋雲潤餅」以外で食べると甘いです。

そして、次なるは、台湾に来た
「楽楽台湾」歴代ディレクターが
必ず食べさせられる、臭豆腐。

見た目は揚げたての厚揚げのようで、
揚げている時に放つ匂いにやられて
ダメな日本人が多いですが、
噛むと、それほど臭くない。
でも、豆腐にできた気泡から
それなりにぷわ～んとします。

野菜を発酵させ、その汁につけたタンパク質の発酵臭なんですが、山内氏は「ダメだ」とリタイヤ。ウギャ～っていうリアクションがない。盛り上がりに欠けます。残りを取り上げ、臭いと思わない私とMikanちゃんで完食しました。

　

最後に、夜市といえば遊戯。
ルーレット要素の入ったパチンコです。
100元で買った球を好きな数だけ入れて、ボタンを押すと
押したタイミングで２倍～10倍の倍数が決まる。
ランダムに赤ランプがついた穴に球が入ると、
投じた玉数のその倍数分出てくる。

20個入れて10倍になってヒットすると、200個球が出る。球の数で景品と交換できるのですが、だいたいゼロになるまでやりきってしまうのが人のサガ。

　

スマホゲームもあるこの時代に
大人も結構やっているのが台湾らしさでございます。
ふれあい旅、次回が最終回になります。

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