過ぎてしまった豆月夜に
思いを馳せつつ、豆菓子を。

10月は、豆名月でしたね。

中秋の名月からおよそひと月、
十五夜に次いで美しいとされる
十三夜月の別名が、豆名月。
なんだか、可愛い呼び名ですよね。

ちなみに、十五夜は芋名月。
芋はだいたい9月、豆は10月と、
それぞれの収穫の時期から付いたとか。
今年の豆名月は、10月11日だったようです。

ただ‥‥
あまりに自然災害に見舞われる今年の秋。
豆名月に寄せて豆菓子を、と思いながら
つらい思い、大変な日々を過ごされてる地域を思うと
そんな気持ちになれずにいました。

十三夜からは日にちが経ちましたけれど、
豆名月に書こうと思っていた菓子を
お見舞いをこめて載せてみます。



豆を海苔で、くるっと巻いてあるのです。

豆を真っ直ぐ5個くらい並べて
海苔巻きを作る要領で、その一列に並んだ豆を
大きめの海苔で巻いてあります。
そうすると、シガーみたいな
細い豆海苔巻きが出来るんですね。

これが、ものすごく
おいしいのです。

製法は知らないし、豆も5個なのか6個なのか
食べる時に海苔をはがしてないので、
定かではないのですけど。





















入ってる豆は、
大豆とか、ピーナッツとか、
そら豆とか、アーモンドとか、カシューナッツとか。

豆もおいしいけど、海苔もおいしくて
全体的なハーモニーが、抜群です。
そもそも、豆を並べて海苔で巻くって、
考えます?





ちょっと話が逸れますけれど、
我が家には「塩っ気のものが無い」と言われています。

言ってる主語は、夫です。
指摘されて気づいたのですが、
そういえば、冷蔵庫の一段はチョコレートが占めてます。
これは、自分で冷蔵庫を買えるようになってから
ずっとなので仕方ないわけで。
常温の棚にも、せんべいやポテチなど塩っ気のものは、
ほぼありません。
前に書いたかもしれませんが、
食べる習慣がないからか、常備してないみたいです。
その割に、仕事場にせんべいやスナック類が置いてあると
ギリギリまでつまみ続ける癖があると
周囲に指摘されたこともあって
塩っ気菓子が好きか嫌いかと聞かれたら、
迷わず、好き派です。

そんなこんなで、この部屋には
チョコなんてイヤというほど登場し続けるのに
塩っ気のものは、ほとんど、いやまったく出てこない
という現象になってる次第です。

ただ、そんなわたくしでも
この風雅巻きは書かなければ。。。と。





もともとは頂き物で知って、
なに?この、おいしいのっ!?と
調べて、買い足したのですよね。

熊本の海苔屋さんでした。
有明海の初摘み海苔だそうです。
だから、こんなにパリッとしてて、
ふわ〜んと磯の香りがするのかぁ、と
海苔のことをよく知らないわたしでも
なんとなく、納得。

HPを見ると、
海苔は1300年も前から食されてきたとか。
おいしい海苔が育つ条件として
干満差が大切だそうですが、
有明海は日本で一番の干満差を誇る豊かな環境。

“有明海の海苔”と聞いただけで、
おにぎりとか手巻き寿司にしたときの
あの海苔のよい香りが連想されるということは、
「ぜったいおいしいもの」脳内リストに
刷り込まれていますよね、ほぼ誰しも。





気をつけないといけないのは、
パリパリやりはじめると、
ほんとにとまらなくなることでしょうか。

どの豆も味わってみたくなりますしね。
あと、ひとつ、カシューナッツはまだ食べてないし、
とか、こういう時の自分へのちょっとした言い訳って
天才?と思うくらい、すぐに出てきますからねぇ。



話を戻して
豆名月、来年は10月29日だそうです。
どうか、穏やかな日がつづきますように。

そうこう言ってるうちにハロウィーンですね。





やってくる悪霊から
作物や子どもたちを守るために
仮面や仮装で驚かせて追い払おうとした
古代ケルトの人たち。
どの時代、どの地域でも、祈りは共通ですよね。
傷んだ田や畑も早く回復して、
これからの一年の豊かな実りにつながりますように。
よいハロウィーンを。


わたなべ まり

 

 

 

2019-10-30-WED

風雅
ポンパドウル (ハロウィン 黒猫)
TULLY'S (ドーナツモンスター)



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