梅雨時に、小さいけどパワフルな
ミントのキャンディーを。

梅雨に入りましたね。
でも、今年は空梅雨なのか
なかなか雨がふらないみたいで‥‥

あとひと月もすれば、夏。
木も草も地面も、今のうちに
たっぷりと水分を貯えておきたいところですよね。
恵みの雨を願いながら、ちょっと涼しげな
こんなキャンディーを。

初夏から梅雨、夏へと移るころって
喉もなんとなくカサつきがちな気がしまして、
爽快なミントのキャンディーです。

これ、ものすごくちっちゃいのです。
1個1グラムで、どうも世界最小とか。




色はきれいなアイスブルー、
可愛い包装紙にくるまれた小粒なボディですが、
味は結構、ミントが効いてます。

イタリアの老舗メーカーの製品で、そもそもの由来は
1817年に修道士が調合したハーブ(薬)とのこと。
たしかに、薬って薬草がおおもとなのですよね。
今では、錠剤とか顆粒として整然と箱におさまって
薬局で売られてますが、
クワ、クコ、ドクダミ、アケビ、
ユキノシタ、カンゾウなどなど、
熱も痛みも、自然に生えている植物で治癒していたのが
はじまりだったわけですよね。
母方が医者だったわたくしとしては、
祖母がすり鉢で薬を調合していた姿や
小さな引き出しがたくさん並んだ
薬棚を思い出したりします。

パッケージも、そうとうクールです。
ごきげんな表情の修道士さんと、
氷山、そして、ペンギンたち。
日本ではなかなか出なさそうなアイデアのイラストです。
よく見ると、1個1個キャンディーを包んでる包装紙にも
修道士さんの顔がプリントされてます。

なんで、こんなにちっちゃいサイズにしたのかな?
って疑問も残るのですけど、
すぐに溶けて食べ切ることができるのは、嬉しくもあって。

喉がガラガラするけど、何とかしなきゃっていう時は
ほぼ、仕事とか法事とかお祝いの席とか、
即効性が要求される場面ですよね。
そんな時、ガラガラはおさまったのに、
まだ飴が口の中にあると
仕方なくガリガリ噛んで慌てて飲み込んだりします。
(しませんか?)
でも、このサイズだとあっという間になくなって、
しかも速攻で喉を冷やしてくれるので、
助かるといえば助かるのです。

ただ、ひとつずつ包装紙にくるまれてる分、
くるくるっと包みを開けてるところを見られると、
こんな時に悠長に飴、なめてるなぁ〜と思われがちかもしれません。
それを避けたい場合は、これもお薦めです。

わたしが仕事の時に常備しているのど飴です。
いろんなのを試したのですが、
これが最も効くんですよね、
個人的には。
ササッと箱から出して、
そのままパッと口に放り込めるのも秀逸です。

あ、ミントが苦手な方には
同じ1グラムサイズのフルーツキャンディーもあります。
いろとりどりで、かなり可愛いのです。

口内環境とか、腸内環境とか、
そんな文字を目にすることも多くなりましたけれど、
ヒトの体内バランスは本当に絶妙なもので、
つくづく大切なのだなぁ…と、実感する最近なのです。

湿度も高く、温度差も激しいこの時期は、
どうかいつも以上に、ご自愛のほどを。

あ、ほぼ日19周年、おめでとうございます!の今回は
(2週間も遅れましたが)
ちゃんとしなきゃ!と思っていたのですが‥‥
バタバタしてるうちに、
極小のキャンディーになってしまいました。
でも、おめでとう、というよりも、
とにもかくにも、ありがとうございますm(_ _)m
なのですよね。マリーな部屋としては。
来年、20週年にも続いていたら、
記念の菓子をバーンと書きますね。多分。

祝!ほぼ日19周年!!
そして、今日もこの部屋を訪れてくださって
ありがとうございます。
みなさまの健康と幸せを心から祈念して。



わたなべ まり

2017-06-20-TUE