夏のジブリ!

ジブリです。



噂のジブリ大博覧会に行ったら、
ダーリンイトイさんが主要な展示物に!

かんがえてみれば、当たり前ですよね。
ジブリの印象的なコピーは糸井さんで、
トトロのさつきちゃんとメイちゃんのおとうさんも
糸井さん(の声)なわけで。

でも、今まで知ってたこと以上に
「こうやって作り上げていったのかぁ。。。。。」
と、嘆息してしまうような詳細なFAXのやりとりや
公開、宣伝スケジュールがびっしり張りつめてあって。
その息づかいとか息詰りとかまで
伝わってきそうな臨場感は、
一見学者として歩きながら展示物を見てるだけなのに
ある意味、ジブリの映画を観てるくらいの迫力でした。
今まで無かったものを作り上げていく仕事の緊迫って、
きっと、こういうものだよなぁ、と。

あ、でも
糸井さんの字とジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの字は
それぞれものすごく味があって(ご存じの通り)
これ、けっこう切羽詰まったやり取りですよね‥‥?と
多分、誰もが感じる状況なのに、
頻繁な直筆FAXの往復書簡には、
どこかユーモラスな余裕があったり、
大人の茶目っ気があったりするのですよね。
さすが。。。。
こうありたいものです。なかなか、こうなれないけど。



等身大のトトロがデーンと立ってるバーカウンターとか、
でっかくて中に何人も乗れるネコバスとか
その他、書き切れない展示物を通り抜けて
おみやげコーナーに行くと、こんな包みがありました。





なかは、金平糖。
なんだか、なつかしいですよね。

そういえば、
どうしてこんなふうにちっちゃな角(つの)が
たくさんあるのかというと、
金平糖の核となるザラメを熱した大きな釜に入れて、
ゆっくり回転させながら蜜をかけていくと
ちょっとづつ、ちょっとづつ角が育っていくんだそうです。
(製菓会社の方 談)
しかも、歴史をひも解くと、
金平糖が日本に伝わったのは16世紀の戦国時代。
ポルトガル人の宣教師が織田信長に
京都の二条城で謁見した際、
ロウソクと、フラスコに入った金平糖を
献上品として持参したとか。

小さいけど、すごい菓子です。。。



あと、私のマネージャー嬢が
三鷹の森ジブリ美術館にも行ってきて
おみやげをくれたので、それも。









行ったことないのですけど、
なんか、いそうですよね。ジブリの森って。
こんなに蝉がミンミン鳴いて、蚊がどこからかブンブン湧き出てきて
草木ももりもり繁る夏。
しかも森ですから、どっかの葉影をめくると
見たことない生き物がコソッと昼寝してても、
おかしくないような気がしてきます。





たしか、糸井さんのトトロのコピーは
「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」
でしたけど。。。。
いや、いるんだろうな、きっと。今も。




▲これは大博覧会では売っていない私物です。すみません。

良い夏を。

わたなべ まり

 

 

2016-08-26-FRI