葡萄そのものの次は、
葡萄の菓子を。

気づいたんですが。。。
前々回、葡萄そのものを書いてしまったので、
今回は葡萄の菓子を。

あ、でも果物は菓子と思っているところがあります、
わたくし。
会席などで最後にでてくる果物は水菓子というとか
言葉や定義の問題もありますけれど、
もっとなんていうか感覚的に、菓子だなぁと。

だから、パンも菓子だし、
酒のつまみも菓子だったりするし、
好きな食べ物は気づくと菓子の範疇に入っていくというか。
自分が菓子と思えば菓子、
みたいな融通無碍かつ得手勝手なところがあるのですね、
なぜか、ずっと。

葡萄もおいしいし、
葡萄のケーキやタルトもおいしいですよね〜♪
果物がわんさと乗ったケーキは、ものすごくゴージャスな
感じがしてテンションが上がります。
ただ、実際は果物とケーキを別々にいただく方が
甘さと酸味の具合がおいしく感じる場合もありますけどね。

でも見た目だけでいうと、
豪華な宝飾品をまとった女の人を見るより、
果物がたくさん乗ったケーキを見る方が
個人的にはテンションが上がって調子が出ます。

旬のものを目で楽しみながら、味わうと、
その季節の空気や土や水、
恵みの全てをギュ〜っと
全身の細胞が吸収していくような感覚が。
四季のある国に生まれてよかったなぁと、
秋が深まりゆくちょうど今頃は
特に感じます。

豊かな秋の恵みに感謝しつつ、
だんだん寒くなってきたので、
どうか風邪などには、お気をつけて。



わたなべ まり

 

2014-11-01-SAT