ライフ・イズ・マジック

人生はマジックだ、なんて言い方そのものが怪しいでしょ。
ひょっとしたら、マジックってのは、
宗教の種かもしれないし、驚きの商品化かもしれないし、
人類最古の情報産業だったりもして。

軽い笑いもとれるし、ちょっと好かれたり嫌われたり、
ひとつの国をまるごとだまし取るようなこともできる。
いま、マジックを考えたり感じたりするのは、
なんだかとても大事な気がするんですよ。

おおげさな紹介はよしましょう。
マジック・ナポレオンズのパルト小石さんです。どうぞ!

ナポレオンズのHPは
http://www.tvland.co.jp/napoleons/
e-mail:napoleons@tvland.co.jp

二度寝の朝に

人間、なにが幸せって、
目覚ましをかけなくていい、
もう、自然に目がさめる朝。

「なんだぁ、まだ6時じゃないか。
 へへへ、起きなくていい朝に限って
 早くに目がさめちゃう。
 仕方ない、二度寝をしてみるか」

などとぼやきつつの二度寝、
これまた極上の幸せ。

ふと、枕元のラジオをつけてみる。
朝6時のニュースが聴こえてくるけれど、

「お婆さんが散歩中、
 突然イノシシに襲われましたが、
 飼い犬が吠えてイノシシを追っ払い、
 お婆さんは無事でした」

なんてニュースだと嬉しい。
そんなニュースだと、すぐに二度寝できそう。
ニマニマしながらの、幸せ過ぎる二度寝。

前夜はビールとワイン2、3杯。
これくらいだと、二度寝の朝も頭が重くない。
それに、不思議とポジティブな気分。

かといって、早朝ジョギングしてみよう、
なんて高揚したりはしない。
穏やかな、のどかな幸せ気分。

二度寝しても、まだ7時を過ぎたばかり。
今度は小腹がすいて目がさめた。

あくびひとつして起き上がり、
「なんだよ、朝から暑いねぇ、まったく」

冷蔵庫からトマトを出してザクザク、
塩とオリーブオイルだけ。
これが美味い、幸せな味わい。

さて飲み物はなににするかと
冷蔵庫を開ければ、
昨夜の飲み残しの白ワインのボトル。

「飲み残したんだなぁ、この俺が。
 やっぱり、弱くなったのかねぇ」

などと、無意識のうちにグラスに注いでいる。

塩とオリーブオイルだけのザク切りトマト、
これに冷え冷えの白ワイン、合わないはずがない。

「朝からごめんね、いただきまーす」

冷えたグラスを口に持っていくのだが、

「よそう、また三度寝になるといけねぇ」




明るく軽く親切なのに。
 ほんの少し悲しみの味がするのだ。
 マジックというのが、もともとそういう
 素性のものなのだろうか。ー
        糸井重里(帯コピーより)

「神様の愛したマジシャン」
著者:小石至誠
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