ほぼ日刊イトイ新聞-たましい年齢。マーコさんを囲んでワイワイしゃべりました。

	第１回	鑑定はじめまーす
	第２回	海外にまつわるかたがた
	第３回	双子ちゃんが、ふたくみ
	第４回	ひとそれぞれの「たましい年齢」

ほぼにちわ。
きょうは、海外にお住まいのかたと
外国語関係のお仕事をなさっているかた、
４名の鑑定結果をご紹介いたしますね。

それでは、さっそくまいりましょー。

	チュウボさん
	24歳
	イギリスの学校で語学やアートの勉強中

「何かひとつ、つけ足すとすれば
　どんなことがいいでしょうか？」

この人は、16歳の８カ月目くらいかな。
ま、17歳って言っていいですね。
なんて言うのかしら‥‥ほら、怖がりな人って
ジェットコースターが好きだったりするでしょ？
このかたは、ちょっとそういうタイプなのかも。
自分が進もうとしている方向に不安があって
怖がってる自分もいるのに、
どんどん先にいっちゃうというか‥‥。
頭脳線が２本あるでしょ、二重頭脳線。
優れた能力の持ち主ですよ。
いろんな方面へのアンテナが発達してる。
このかたは今まさに発展途上、
まだまだこれから才能発揮の可能性がいくつもありそう。
だから、自分のお仕事をひとつに決定しようとか、
自分の未来像を決めつけようとしなくて
いいんじゃないかな。
ぜんぜん開拓の余地がある人です。
才能に関してもそうだし
表現の分野ということに関しても、そう。

何かひとつ、つけ足すとすれば？　というご質問ですが、
この人は、細やかなことをていねいにつくりあげる
器用さを持ってらっしゃるようです。
だから、ひとつ、つけ足すとすれば、
「その器用さを生かす」ってことでしょうね。
技術を身につけて、コツコツと自分の好きな世界を
構築していくということに長けている人なので、
アーティスティックなことにプラスして、
そういう技術面の習得を目指していっても
いいんじゃないかと思います。
あんまり無理して冒険をしすぎないようにして、
いまからすべてを決めつけずゆったりがんばっても大丈夫。
まだとってもお若いし、
安心出来る自分づくりを楽しんでいってください。

	Sea Glass さん
	40歳
	アメリカのコンサルティング会社に勤務

「最近エネルギー枯渇で、
　何を見ても感動することが出来なくなっています。
　こんな時、どうやってエネルギーを
　補給すればいいのでしょう？」

この人は、二重生命線っていって
生命線が２本流れています。
この相には二つの母国をもって生きる、
という意味もあるんですよね。
だから海外でのお仕事はピッタリ！
たましい年齢は、28歳くらい。
美しいこと、かっこいいことを追求し続ける、
がんばり屋さんの28歳です。
最近エネルギーが枯渇してるっておっしゃってるけど、
いまこの人にいちばん大事なのは、
自分をほめてあげることです。
ここまでになれた自分、
こんな仕事ができている自分っていうのを、
まず、ものすごくほめてあげてください。
自分の仕事に慣れてきちゃって、
そのあたりにちょっと鈍感になってるのかもしれないけど、
「自分は大したもんだ」と、
あらためて思ってあげるのがいいと思います。
すごく努力して、いつも自分を叱咤激励しながら
今のお仕事への道を確立なさったようです。
偉い、偉いです！
自分への再評価とご褒美が大切ですね。
お買い物やエステやグルメや旅、
あとは尊敬できるいろんな人の話をきいたり
新しいお友達をつくることが、
エネルギー補給につながるはずです。
ご自分のなかの美意識のステージを上げて、
国際人としての生き方をより高めていってください。

	ぴょんちゃんさん
	37歳
	語学教師

「ズバリ、今後の仕事運についてお聞きしたいです！」

はい、もうこのかた、手をいっぱいに広げちゃって、
オープンな性格、たいへん元気な、たましい年齢26歳、
26歳の、後半かな。
旦那さまもお子さんもいらっしゃるのね。
いまの環境のバランスはとてもいいです。
外でバーンとがんばってイキイキするタイプ。
会社員になろうとしているということですが、
大正解ですね。
ちゃんとした会社員として、　　　　　　　　　　　
社会的なポジションが確保されて、よりがんばれそう。
もちろん、今後の仕事運はすばらしいですよ。
語学を教えるお仕事で、どんどん外に出てください。
「ママはね、お仕事あるから、いってきまーす！」
元気にお出かけして、明るく「ただいまー」
ママの勝手なわがままではないですものね、大丈夫。
そして、すごく家族に愛されてますね、とくに夫から。　　　
夫も、機嫌がいい妻を見ているとうれしいっていう、
そういう形の夫婦だと思うので、
家庭内の安泰のためにも外でがんばって、働きましょー。
あとは、そうですね、お仕事に限らず、
外に出かけて見聞をひろげることはとてもいいです。
友だちと遊びにいったり、海外旅行にいったり。
夫や子どもにはお留守番してもらって、
どーんと出ていっちゃってください。
こういう元気を持て余している人はね、
少し疲れておうちに帰るほうがいいんですよ（笑）。

	柚子さん
	47歳
	通訳

「私の手は、自分で見ると手相が薄くて、
　左右の手相が全然違います。
　これはどういう傾向なのでしょうか？」

まず、手相が薄いとおっしゃってますが、
このかたの手相はぜんぜん薄くありません。
とくに右手なんか、すごいくっきりしてる。
左手が薄く見えるのは、
「こんなことじゃあまだまだ自分はダメだ」
と思い上がらないようにする自制心が
そう感じさせているだけなんだと思いますよ。
運命線をみると、
30歳くらいで人生が大きく変わってますね。
そのころから自分の居場所とか、やりたいことが
はっきりしてきたのでしょう。
迷いの時期は長かったですが、いまはもう立派な手です。
たましい年齢は、22歳。
人生の第二章がはじまって、
生きることをやっと楽しめるようになった22歳です。
たしかに、左右の手相は違っていますね。
これは、二面性があるということ。
悪い意味じゃなくてね、豊かな二面性の持ち主。
この人はラッキーナンバーも「２」なんですよ。
「どっち？」で迷ったときは、ひとつを選ぶんじゃなくて、
「どっちも！」って決めればオーケー。
「右か左か？」じゃなくて「右も左も！」にしましょう。
ふたつの国をつなぐ、通訳という仕事はとてもいいですね。
せっかく人生の第二章がはじまっているのだから、
そのお仕事をどんどん伸ばしたり、
ほかの可能性も追求してほしいんですけど‥‥
自信をもててないのかな、
「わたしなんてまだまだ」とか、
謙虚になりすぎているみたい。
自分で感じているよりも大丈夫そうな人ですよ、
最大のアドバイスは、それですね。　　　　　　　　　　　

インターナショナルな４人だったからでしょうか、
「どんどん開拓していきましょう！」
というような鑑定の傾向が一様にあったように思いました。

「どーんと出ていっちゃってください」
っていうマーコさんのことば。
それはほんとに「どーんといっても大丈夫」
という感じでしたよ。

きょうはここまで。
あしたも続きまーす。

2007-10-10-WED