[ ―― ]
うれしいお話です。
社員のかたは全体で何人いらっしゃるんですか?
[ 永門大輔 ]
4月入社の新入社員を含めて、32人ですね。
新入社員には入社日にSPRINGの手帳を配ります。
(編集部註:取材は3月下旬に行いました)
[ ―― ]
優作さんは実際に使ってみていかがでしたか?
[ 永門優作 ]
まず僕は、手帳に関してはいつも
彼がやってることを真似してみるんですね。
[ 永門大輔 ]
真似しんぼなんです(笑)。

[ 永門優作 ]
というか、使ってみ、って言われて(笑)。
なのでさっき言ってた最初の1日1ページ式の手帳も、
僕は使ってみたんですが、それはえてして、
気づいたら「明日現場だ!」みたいなことが
多々あったんです。「あ、発注してねえ!」って。
なぜかというと、その手帳はどうにも、
マンスリーに書き込むのがハードルが高くて、
いちいち書かなかったんです。
でも、ほぼ日手帳はしおりがあるので、
ピッ、とすぐ開けるじゃないですか。
[ 永門大輔 ]
そうそう、しおりが便利だよね。
[ 永門優作 ]
それでもう、マンスリーとデイリーと、
非常に便利に使ってますね。
[ 永門大輔 ]
僕はマジではまって、
グッズもずいぶん揃えたんですよ。
下敷き、付箋、これとかも。
[ ?? ]
『日経ビジネスアソシエ』の付録も‥‥!
[ 永門大輔 ]
ええ。それから路線図。
[ 永門優作 ]
電車、乗らないじゃん。
[ 永門大輔 ]
そう、乗らないんだよね(笑)。
あと、このシャーボもそうです。
[ 永門優作 ]
僕は下敷きを買おうとしたら、もう売ってなくて、
自分で下敷きを作ったんですよ。
ジールチキンズ(会社の公認部活動である
バスケットボールチーム)のロゴをいれた、
メンバーの6名くらいしか持ってない、
オリジナルの下敷きなんですけど。

[ ?? ]
すごい! 素材は何で作られたんですか?
[ 永門優作 ]
紙にラミネートをかけただけなんですけどね。
メンバーそれぞれの背番号も入れて。
この上の部分には「2008年目標達成」って
書いてあるんですが、手帳のページに挟むと、
そこが少し手帳から出るようになってるんです。
[ ?? ]
あ、「目標達成」というのが
見えるようになってるんですね。
[ 永門優作 ]
そうなんです。
普段はそんなに下敷きを使わないので、
後ろのメモのあたりに挟んでおいて、
そのページに今年の目標を書いておこう、
そうするといつも見るでしょ、と。
[ ?? ]
そこに書いている目標は、
会社の売上目標とかですか?
[ 永門優作 ]
そういうことですね。
あと、「バスケに勝つ!」とかね。
ところが、最近誰も使ってないよね(笑)。
[ 永門大輔 ]
使ってないね。
だって、ほぼ日の下敷きのほうが使いやすいし。
[ 永門優作 ]
薄かったんですよね、紙が。手作りなもので。
[ ?? ]
手帳カバーは、社員のみなさんも
好きなものを選べるんですか?
[ 永門優作 ]
そうです。ただ、革は部長以上ですね。
[ 永門大輔 ]
ちなみに僕は最初、ヌメ革を使ってたんですけど、
食べ物をポロポロこぼすもんで(笑)、
汚しちゃって、これはすでに二代目です。
あれは失敗したなあ。
[ ?? ]
みなさんには何色が人気なんでしょう。
あ、黒が人気のようですね。
[ 永門優作 ]
うちのコーポレイトカラーが黒なので、
どうしてもね。
みんなの手帳の使い方。
[ ?? ]
では、社員のみなさんも手帳について思うことを
何でも、自由に話していただけますか?

[ 照井 ]
じゃあ口火をきって。
正直言いまして、今回社長から、欲しい人全員に
ほぼ日手帳を支給するよ、と言われた時に、
もう今年の手帳を持ってたんですよ。
以前から使っているウィークリーのもので、
長く使っていたので使い勝手もよかったんです。
だけど、「ほぼ日手帳はすっごくいいぞ」と(笑)。
そこまで言うならお願いしようかな、
みたいな感じだったんですね。
いざ使ってみて、これまでと変わったのは、
いろいろと書き込むようになったことです。
半分メモ、半分自分の日記とまでいかないけど、
思ったことや、これ言わなきゃというようなことを
書き込めるだけ書いてます。
前に使っていた手帳はもっとシステマティックに、
スケジュールと大事なことだけを
書いていたんですが、
ほぼ日手帳はどちらかというと、
落書き帳というかメモ帳という感じで使っていて、
今すごく重宝してます。
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