2008.10.12
「ほぼ日手帳カズン体験座談会」の模様をお伝えいたします。
前編【1】【2】
● ● ● ● ●
(コンコンとノックの音とともに糸井重里登場)

入っても大丈夫ですか?

一同:
わぁー!
ほぼ日:
あ、もちろんですよ!
ぜひ皆さんの声を聞いていってください。
いま、ちょうど重さの話をしていたところです。

あ、そうなのね。
どうですか? 重いですか?

思ったよりも軽かったですし、鞄に本とか入っていますから、このくらいの重さだったら大丈夫です。

あー、ありがたいかぎりです(笑)。
基本的に本を持って歩いている人はね、重いってことを言わないんですよ。
一同:
(笑)

我々オヤジにしてみればぜんぜん重くないです。


うれしいなぁ。
毎年みなさんの反応を見ながら恐る恐るで出してるんですよ。

それだけいろいろな方がユーザーでいらっしゃるということですもんね。

そうなんです。
で、本を持ち歩かない方もほぼ日手帳を使ってくださる。
それはすごくいいことだと思うんですよね。

うんうん。

そういういろいろな方が使ってくださるなかで、中学から高校に入るときにお祝いとして両親に買ってもらったって話を聞いたときはものすごくうれしかったですね。

人生で初めての手帳がほぼ日手帳なんですね。

そうそう。


じつは、私も娘のために1冊仕入れてあるんです。

あー、そうですか! いまお嬢さんおいくつですか?

ふたりいまして、上の20歳の娘に渡そうと思ってます。

じゃあ、ちょうどいいころですね。

そういう話はうれしいです。
ほぼ日手帳というものが、年齢を超えて繋がれるものになりましたよね。

本当にそうだと思います。
手帳としての機能がもう本当に完成してきているから、誰にでも使えるはずですし。

そのつもりでやってきたんだけど、誰かに言ってもらえないと気づかないんですよ、やっぱり。
褒められなれていないんです。

褒められなれていないんですか?

褒められると「もっと悪いところがあるんじゃないかな」って不安になっちゃうんです。
逆に悪いところの報告を受けると、「あ、それは聞いたことがあるから大丈夫」っていう気持ちになるんですよ。
一同:
えーっ!?

本当はもっと笑ってやんないとダメなんですけど、でも、そういう時代でもないので。
楽天的な人じゃないとやっていけないですよね。

そうなんですね‥‥。

その証拠に無線綴じで製本されてますよね?

そうですそうです。
製本技術とかをなまじ知っていたものですから。

そうするとやっぱり違いますもんね。

無線綴じにしたときに、帯の糊の分量みたいなものを印刷屋さんがものすごく一生懸命考えてくれるんです。
多くても少なくてもダメなんです。

へぇー。

そうなんですね。

でもそれって、すごくいいものを作るということをわかっているからこそできるものだと思うんですよ。


ありがとうございます。
そう言ってもらえると、もう、ねぇ。
ほぼ日:
でも、そういうことをときどき言ってもらえると本当にうれしいですね。

今日はね、ゆっくり眠れそうです。
一同:
(笑)。

あ、もうこんな時間。
じゃ、いい話をしているうちに失礼しまーす。
一同:
ありがとうございましたー。
とりあえず、本日はここまで。
糸井重里は帰りましたが、座談会はまだ終わりません。
それにしても、みなさん、初対面とは思えぬほど和気あいあいと座談会は進んでいきました。
カズンを目の前にしたときに黙々とページをめくるみなさんの真剣かつ楽しそうな目は印象的でしたね。
(続きます。)
【1】【2】
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