年末年始は『LIFE』のレシピ!

みなさん「おせち」ってどうしてますか。
ぼくはここ数年、なじみの食堂のおせちで過ごしてきました。
ちゃんと手間がかかっていて材料もよく(そのぶん高い)
なによりプロならではの「華やぎ」があります。
以前は「おせち、つくったる!」と挑戦したことがあるのですが、一品がけっこうたくさんできちゃうので、大家族でもなければ消化できないというか、その前に飽きちゃって、2年やってみたけどあきらめちゃった。
いまは買ってきたおせちのほかは、おもちを準備して雑煮を食べるくらいで、正月の料理に関しては手を抜いてます。
ところが! 今年はそのなじみの食堂が
「人手不足により今年はおせちは断念しました」
というんです。
ううむ……、でもまあ、困った、というほどでももないか。
むかしとちがって、三が日、どの店も開いてない、ということもないわけですし、雑煮に飽きたらふつうのごはんでいいですし。

……が。
たぶんちょっとは時間があると思うのですよ。
だから正月は
「いつもはつくったことがない料理」に挑戦してみようかなと思っています。
そういうときは、このページが強い味方です。

飯島奈美さんの『LIFE』レシピ集

書籍『LIFE』シリーズからピックアップして、わかりやい構成でまとめなおしたものです。
どれもまちがいなくおいしくできるレシピなんですが、あえてオススメを言いますと、まず「どんな手間でもいとわない」というかたはちいさなお祝いの日の、ちらしずし。
は、いかがでしょう。
とにかくこまかい。準備も手間もかかります。
その手数は『LIFE』シリーズいちじゃないかと思います。
でも「がんばっただけのことはある」おいしさです。
(そして、うつくしい!)

寒くてあったまりたいときは雪の降る日のクリームシチュー。
もいいですよ。
白いごはんのおかずになりそうな
(もちろんパンでもいいです)
なつかしい感じのシチューです。
最初に、鶏肉のよぶんな脂などをとることが大事なポイント。
こっくりしてるのにスッキリした感じになるんです。
鶏の脂って、意外と多いのでびっくりしますよ。

ともだちや家族と集まるならおかあさんの、思い出のフルーツサンド。
もおすすめです。
昭和のフルーツパーラーのイメージで飯島さんがつくったこのサンドイッチ、フルーツの高さをそろえることと、パンを切る時に切り口が×印になることを考えて、そのライン上にも並べること、同じフルーツが隣り合わせにならないこと、できあがってからラップをして冷蔵庫で15〜20分ほど寝かせることなど、いくつかポイントがあるんですが、とにかくこの通りにやってみてください。
ほんとうにきれいにできるから!

お酒、飲みすぎちゃったなあ、なんかサッパリしたものを……というときはだし茶漬け
をぜひ。
お茶漬けのレシピ? って思われるでしょうが、そこは飯島さんのレシピ探求心が半端じゃないんです。
工程わずか4つ。大事なのは、お茶漬けのお茶を、緑茶を煎って、かつおだしで淹れること。
これだけが唯一のポイントです。
「お茶漬けね、ハイハイ……」と、ぜんぜん期待してない人に食べさせたい。
「ん? おっ? えっ?」と驚くと思います。

個人的にたいへん好みなのがおみやげレモンパイ。
飯島さんとレシピを考える時に編集担当のぼくがリクエストしたのが
「とにかくちゃんと酸っぱくて、しっかり甘い、濃厚なものがいいです」ということ。
食べると「きゅっ!」とするくらい酸っぱいんですが、それがやみつきになるおいしさです。
パイ生地のつくりかたもこまかく丁寧に載っていますから、ほかのパイをつくる参考にもなりますよ。

「飯島奈美さんの『LIFE』レシピ集」にはほかにもたくさんレシピが掲載されていますので、年末年始のお休み、ぜひご活用くださいね! しあわせな写真がいっぱいなので見るだけでもオススメです。

あっ、最新刊『LIFE 12か月』もぜひ。
重松清さんの新作書き下ろしである12のものがたりに飯島奈美さんが料理とレシピをそえた、世界にふたつとない本ですよ!
ほかの『LIFE』シリーズはこちらからどうぞ。

2023/12/26 17:25

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