頭からむくか、おしりからむくか。

さすが師走というか、なんの気なしにテーブルをまたいではじまった会話が「みかんのむき方」。

「わたしは前は皮を頭からむいていたが、さいきんはおしりからむいている」
「わたしは逆で、前はおしりからむいていたが、いまは頭からむいている」
「農家の人は半分にパカッと割る」
「頭からむくと、スジがきれいにとれる」
「むく前に揉むのがポイントである」
「数年前からみかんの世界には革命が起こった気がする」
「わたしはみかんの話ならいくらでもできるが、さすがにこれ以上話すとみんなの仕事の邪魔になりそうだからやめておく」

‥‥など、わーっとみかんトークが繰り広げられ、
「わたしも食べよう」
「わたしも食べよう」
「そのむきかたやってみよう」
「わたしもやってみよう」
と、急激なみかんブームが一気に押し寄せて、みんなでパクパクと食べたあと、
「食べた皮を回収します〜」
とひとりが皮ゴミをとりまとめ、
「ありがとうー」「ありがとうー」
「いえいえ、大したことじゃないので」と、午後の急なみかんブームは一気に終わりました。

師走です。

2023/12/21 18:20

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