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驚異的読書家の
本の読み方 「人は分類する生きもの。 役に立っても立たなくても、私たちは分類してしまう。 役に立たない分類ほどおもしろい」 ほぼ日の學校で、こう話してくださった進化生物学者の三中信宏さん。 最近のお仕事を調べたら、今年はじめに『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』という本を出していらっしゃいました。 研究者として専門書を読むのは当たり前のこととして、読売新聞読書委員でもある三中さんは、専門外の本も山のように読んで、書評を書いていらっしゃいます。 加えて本の蒐集家でもある。 この本では、そんな三中さんの本の読み方、 「読む技術」が披露されます。 一例として、渡辺政隆さんが新訳されたダーウィンの『種の起源』の読み方が紹介されています。 三中さんの読み方は、内容をメモしてまとめながら読み進めていく(往路)。 (メモをツイッターにあげていく方法も紹介されています) そして読み終えたら「道中」のメモを振り返ってその本の内容を再構築する。 これが読書の(復路)。 この「往復」があって初めて一冊の本を読んだと考える、と。 うわー、なかなか大変な精読! と思いますが、もちろん三中さんでも読みかけや積ん読(いつか読む)はあると書いてあってちょっとほっとします。 息をするように本を読む三中さんは、目的の本を決めずに本屋をうろつくと、本棚に差された本の「背」に、呼ばれることがあるそうです。 「ほら、手に取ってみなさいよ」と。 そんな風にして呼ばれた本のひとつが、ほぼ日の學校でも披露してくださった 「世界宗教系統樹」が付録についた希少本だったそうです。 神田小川町にある洋書専門の古書店・崇文荘書店でこの本に呼ばれたと書いてありました。 どんな本屋さんなのか気になります。 本との出会いを大切にする三中さん、気になる本はすぐに読めなくてもできるだけ買っておくそうです。 その理由は…… 「いつまでもあると思うな本と版元」 まったくその通りですね。 ほぼ日の學校でのお話は、本ではなくて「分類」の話。 これもおもしろいので、ぜひ聞いてください。 2022/12/21 11:02 |
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