丸一日かけてみたり、ひと月以上かけてみたり

本日、ほぼ日の學校アプリで
万葉集講座・第8回が公開されました。

この回は、「五七五」「七七」と順に歌を詠み継いで物語をつくりあげる
「歌仙」のワークショップでした。

前の人が読んだ句につながるように、与えられたテーマを折り込みつつ、次へと繋いでいく。
「そう来たか! ならば次は......」と頭をフル回転させて句を詠み継ぐのはスポーツのようでした。

「歌仙は3人いればやれます。
 まず素晴らしいのは、金がかからない。
 とても濃密な時間が持てる。
 そして、人が良く分かります。

 この人はこんな世界を持ってるのか、 こんな言葉にこんなふうに反応するのか、 というのはとても新鮮で、普通の 日常会話ではちょっと出会えないような 人と人との出会いがあると思う。

 やらんと損だと思います。
 1日かかりますから、 ホント時間の無駄です。
 でもこのムダをどう考えるか。
 それはすごく大事なこと。」

そう、授業で永田さんは語られましたがちなみに、このワークショップで歌仙のおもしろさにはまった受講生のみなさん、その後LINEをつかって
「1日に1句づつ詠み継いでいく」という独自ルールで「歌仙ごっこ」としてたのしんでいるんだそうです。
1日どころか、ひと月以上かかりますね!?

秋の夜長に、のんびり、歌仙をはじめてみるのはいかがでしょうか。

2022/10/12 17:24

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