すがしき歌人の生き様

歌人・岡野弘彦さんの 万葉集講座での授業が、ほぼ日の學校アプリで再配信になりました。

岡野さんは半世紀以上、歌壇をひっぱってきた日本を代表する歌人の一人です。
昨年12月には『岡野弘彦全歌集』が刊行され、今年の春には、斎藤茂吉短歌文学賞を受賞されました。

ほぼ日の學校で話してくださったときは御年94歳でしたが、2時間以上立ちっぱなしで熱のこもった授業をしてくださいました。

そのとき、毎日30分の朝風呂で10首から20首つくるご自身の経験から、歌を詠むヒントをくださいました。
「旅をしたり本を読んだり、単調でない生活をする。
生き生きした生き方を作ること。
新鮮なものに触れること」
97歳の今もその姿勢は変わりないようです。

己が身のほろぶる日まで詠みつがむ。
しらべすがしき やまと言の葉

朝日新聞に掲載された佐々波幸子記者のインタビュー記事に引用されていた岡野さんの歌です。

歌人の生き様が垣間見える授業をぜひお楽しみください。

オマケの写真は、きのう浄慶寺でみつけた
「Good Job! 羅漢さん」
(勝手につけた名前です)。
これで一首どうですか?

2022/08/31 11:02

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