「源平の年」のど真ん中に古川さん

今年は「源平の年」と言っても過言ではないくらい、平家と源氏の物語があふれています。

ひとつは言うまでもなく鎌倉幕府成立と北条一族を物語る
「鎌倉殿の13人」。
この源氏を追う大河ドラマと表裏となる「平家物語」もさまざまな形で脚光を浴びています。

その中心におられるのが、作家・古川日出男さん。
「平家物語」を、リズムのある文体で生き生きと現代語訳されました。

その古川さんの現代語訳を原作とする
アニメ「平家物語」が今年1月から放映されました。もうご覧になったでしょうか。
(全11話、各種サービスで動画配信中です)

雑誌『CONTINUE』vol.76のインタビューの中で古川さんは、アニメ「平家物語」を観ると
「歴史というものが、目の前で起こる現在進行系のものに変わると思う」
と語られていますが、まさに
「平家物語」が、昔話や古典ではなく生きていた人たちの物語として迫ってきます。

オリジナルのキャラクターが入った構成もアニメの映像(色も本当にきれいです)や音楽も、そして随所に挿入されている琵琶の音も本当にすばらしいので、ぜひ!

さらに、「平家物語」外伝ともいうべき古川さんの小説『平家物語 犬王の巻』を
アニメで映画化した「犬王」も、5月28日(土) から公開になります。

こちらは、平家滅亡から150年ほど後の西国を舞台に、実在したとされる能楽師、犬王を登場人物として編まれる物語です。
原作については、こちらでご紹介しました。

映画では、松本大洋さん原案のキャラクターがロックな琵琶の音と歌で
(琵琶がロック? と思われるかもしれないのですが、本当にそうなのです)
大画面いっぱいに躍動します!

さて。本日ほぼ日の學校で再配信になったシェイクスピア講座の第13回では、その古川さんが
「平家物語」とシェイクスピアを黒澤明を介してリミックス。
古川さんによる「平家物語」の朗読も見逃せません!
おためし再生は、どうぞこちらから。

2022/05/11 12:16

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