小石さん、 ありがとうございました。

「ほぼ日」で2000年から21年もの間連載「ライフ・イズ・マジック」を書き続けてくださったマジシャンのナポレオンズ・パルト小石さんこと小石至誠さんが、2021年10月26日、午後4時26分、永眠されました。

糸井重里と「婦人公論」の座談会でご一緒してくださった小石さんが
「ライフ・イズ・マジック」の連載を
始められたのは、まだ「ほぼ日」の、ほんの初期のころでした。

ゆるいおかしさとすこしのペーソス、小石さんのマジックの芸風そのもので、開始時は不定期連載だったのが、次第に日曜日の定番のよみものとなり、たくさんの読者のみなさんに、日曜の午後にぴったりだと愛読されていました。

ほかにも、「ほぼ日手帳」のために
マジックを考えてくださったり、
「あの人の本棚」など単発の企画に参加してくださったり、
「雲がうまれる」さんと、
名物芸「あったまぐるぐる」のトレーナーをつくったり。

動物好きで、「ほぼ日」に遊びに来て
ブイヨンになつかれたり、ミグノンの「いぬねこなかまフェス」
登壇されたり


ほかにもいろいろ、いろいろ。
「ほぼ日」の社内のイベントにも気さくにご出演くださったりと、小石さんの思い出は、つきません。

なにより、誰に対しても別け隔てのない、やさしくて明るい小石さんを、わたしたちは、大好きでした。

小石さんとお会いできないこと、原稿がもう届かないことは、思うだけで、悲しくなります。

でも、小石さん、ほんとうにありがとうございました。

「ライフ・イズ・マジック」はずっと「ほぼ日」に残りますから、これからも読み返して、小石さんにお礼を伝え続けたいと思います。

(写真は2008年、ブイヨンと。)

2021/11/02 11:53

前へ 次へ
日付を指定して見る
感想を送る
友だちに教える
ほぼ日のTOPへ戻る