担当・武井の「副音声」3

「中島みゆきのつくり方。」、副音声その3です。

●みゆきさんの笑い声とあいづち

対談原稿のなかの笑い声は、ふつうの編集なら「(笑)」を使います。
あいづちは「ハイ」とか「うん」とか、
「そうですね」。
「(笑)」は笑いながら話してますよ、ってことがわかればいいわけだし、あいづちも、話のリズムを再現しながら、賛同しているのかそうじゃないのかを伝える役割でいい。
ところがみゆきさんのニュアンスは‥‥、百万通りあるんじゃないかというくらい、こまかい! あいづちは「うーん?」
「あ、あぁー‥‥、ん」「ん」
「!」(無言だけど何かを伝えている)
みたいな。
笑い声も「ククク」「ふふふ」「あはは」
「わはははは!」、さらに五十音では再現不可なものまでいっぱいある。
これ、どこまで文字にしたらいいか、ちょっと悩みまして、完全再現をもくろんだんですが、そうするとすごーく読みづらくなっちゃうんですね。
結局「やりすぎない」ように、ニュアンスが伝わるだろうギリギリで、ちょっとだけ入れています。
そんなところもおたのしみいただけたらと思います。

2020/02/12 20:15

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