約1000年前の 中国の『文選』

自由な金曜日、世界5大東洋学研究図書館のひとつに数えられる「東洋文庫」に遊びに行ってきました。

開催中の「漢字展ー4000年の旅」を見に行ったのですが、そこで見つけたのが、これ。
江戸時代に書写された『万葉集』です。
新元号の出典元となった
「梅花の歌三十二首、併せて序」のページがひらいてありました。

そして、並べておいてあったのが『文選(もんぜん)』。
6世紀前半に中国でまとめられた詩文集で、
「清少納言も学んだ、良い文章のお手本」
だそうで、展示されていたのは、1000年近く前に中国で印刷されたものでこれも貴重な文献です。

この展示がなぜすてきかというと、ほぼ日の学校・万葉集講座の最終回で
上野誠先生が教えてくださったことを目の前で確認できるからです。

「令和」が「国書」から採られたと話題になりましたが、もとはといえば、この『文選』の
「仲春令月、時和し気清らかなり」を踏まえて家持は梅花の歌を詠んだ。
だから、新元号はもっと大きなアジア文化圏を背景にもっているのだ、というお話があったのでした。

江戸時代の『万葉集』と宋代の『文選』。
9月23日まで、東京都文京区本駒込の東洋文庫で見ることができますよ。

2019/06/21 19:59

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