その62 (2004-04-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ジュエリーショップでネックレスを試着していたときのこと。ちょーっと太めの友達が鏡に自分の姿を映し、あれこれポーズを決めながら言いました。「ワタシってさぁ、あんたみたいに恥骨がでてないからかっこ悪いんだわ」それを言うならサコツ(鎖骨)だって!まわりの人の視線が恥ずかしかった。(すむちゃん)


私が以前勤めていたホテルでの先輩の言いまつがいです。お客様に「○○のパーティー会場はどこですか?」と訊かれて、「そちらのパンティは鶴見の間でございます」と気取って答えていた。(toro)


ハワイに旅行に行ったときのこと。ホテルに着いて荷物を置いて、さあこれからショッピングに行こうとしたときの叔母のひとこと。「さあ、みんなでドーテーフリーに行きましょ!」それはデューティーフリーでしょ!(Mieko)


本のデザインをしている友人と喫茶店て話していて、ある本の話になり、内容はいいがデザインが、と言いたくて「いやでも貞操がさあ」と大きな声で言ってしまいました。装丁というコトバを覚えたてのころでした。(ツジムラ)


月末、予算がいくかいかないか微妙で、ばたばたしていた私に部長が言い放ちました。「ケツしりがついたら、いてもたってもいられんでムズムズするやろ?」‥‥確かに、違う意味でムズムズしっぱなしやと思います。(やまざきなびすこ)


昼ご飯を食べ終わって、友人が一言「ふー、おっぱいいっぱい」胸の話をしていたのと、お腹いっぱいが重なって、そうなったみたいです。(goemon)


清純派の友人が、ひどい風邪を引いた時、「彼氏のをうつされたの?」と聞くと彼女は「そうみたい、ジュースを口うつしで飲んでたから」とみんなの前で真顔で言いました。どうやら「まわし飲みした」と言いたかったらしいのですが、その場は一瞬「ええっ!」と騒然となりました。(くりざる)


そういえば思い出しました。職場のやや上品な先輩。「今朝、夕立があったわね〜」急に雨が降ってきたことを言いたかったらしいのですが、少ししてから急にハッとされ「夕立じゃないわ。朝だから朝立ちね!」とさわやかに言い放ってしまわれました。(よっぺ)


大学生のころ、クラブのキャプテンがワンマンに振舞っていて、だれも口答えなどできないような人でした。同期の友達と大学の帰り道にその人の話をしていて私は「もう精力絶倫だもんね」と‥‥。言いたかったのは「権勢絶大」。「セイリョクゼツリン」「ケンセイゼツダイ」友達はなぜか気づかなかったけれど、自分で気づいた私は、すぐ後ろを歩いていたおばさま方の顔色をうかがってしまいました。(mich)


パソコンのコードが絡まってひっかかっている様子を見て「これって松葉崩しの状態だよね」といってしまい、同僚達がシーンとなってしまいました。松葉相撲といいたかったのですが‥‥。(なっちゃん)


中学3年生の妹の高校進学について家族で話していました。その中で妹から「やっぱ制服がかわいい高校に行きたい」なる発言がありまして。すかさず母が、「渋谷にあるA高校は、ブリーフのスカートなら後は何でもいいらしいわよ!」と発言。プリーツのスカート、のいいまつがいでした。かわいい制服とはかけ離れた男くさい女子高生を生み出してました。(キム)


高校の生物の先生が、テスト問題を読むときいつも、「しもせんぶ(下線部)の答えは‥‥」って。ちょっとやらしい。(わだひろ)


母の友人の話です。デコポンっていう柑橘類、ありますよね。あれを八百屋でみつけた、母の友人は夕方の賑わっている店先で、その賑わいに負けないような大声で「ねえ、そこのポコチンちょうだい!」と、バイトの男子学生に向かって叫んだのだそうです。バイト君がちらっとこっちをみただけで知らん振りしたのに怒ったその友人は、「ポコチンちょうだいっていってるんじゃないのっ!すぐに出してっ!」と再度大声。母が横から服をひっぱって「あの‥‥デコポンだと思うよ?」と言うなり、彼女、真っ赤な顔になり、そのまま母をおいて走って帰ってしまったそうです。(楓の夜空)


小中学校のころの教科書やプリントを整理していました。すると、弟が描いた体育大会のポスターがでてきました。そこには「場所:○○小中学校グラウンコ」と明らかな書きまつがいが。(悠稀)

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