その49 (2004-04-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


遅刻寸前だったため、電話が鳴っても無視していた私。どうやら祖母が電話に出た様子。コードレス電話で出たようだがなかなか呼び出しコールが終わらない。耳を澄ますと祖母は「どうなってんねん!何がやねん!なんでやねん!」とコードレス電話の扱いが分からない様子で電話にツッコミをいれている。その時祖母の手にあったのはTVのリモコン。(タダコばーちゃん)


今朝、カゼ薬(顆粒)を飲もうとした私。薬を口に入れて水を飲むはずが、ナゼか、ザラ〜っと薬をコップに入れましたとさ。黄色い水を飲むのは、病身にはツラかったです。苦いし。(一気飲みマグカップ一杯)


夕飯時、ダンナにご飯のおかわりをよそって、持って行ったはいいけれど、なぜか娘(2歳)にそのお茶碗を突き付けていた‥‥。(noriko)


以前自宅には、玄関と居間をつなぐ廊下にあまり意味のない邪魔なドアがありました。思いきってそのドアを外した日の夜、テレビのクイズ番組から流れる、正解の「ピンポーン」という音に、母は「は?!」と高らかに返事をし、もうそこには無いドアノブをパントマイムのように思いっきり回して開けていました。ウチの呼び鈴は「ブー!」だし、ドアは一緒に外したぞ!(ベル吉)


思い出しました、昔の彼のやりまつがい。ある朝のこと、目覚ましが鳴ったと思ったら、隣で寝ていた彼がいきなり、私の口を手で押さえたのです。え、え、いったい何が起こったの!!もがもが‥‥‥‥。あとでしっかり目を覚ました彼に聞いてみると「目覚ましがなると君が起きちゃうからとにかく静かにさせなきゃと必死だった」そうです。(くいな)


ある日古めの水洗和式トイレで用を足したとき、いざ流そうとレバーに手をかけ、「大」と書かれた方に回しました。ところが自分がしたのは小。「間違えた!」と思い、あわてて即座に「小」の方に回して流しなおしました。もう流れてるっつーの。(バード☆マン)


友達の寝ぼけメモ。世界史の授業中レオ10世のことをやっている時隣でこっくりこっくり船をこいでる友達のノートをふと覗き込むとそこにはみみず文字と共に「オレ10世」という文字がくっきりと。(ふいー)


銀行で。自分の番がきたので、キャッシュディスペンサーへ。操作画面の横に電卓があったので、あわてて「忘れてますよ!」と、さっき立ち去った人に声をかけたが届かない。追いかけて渡すしかない!と思った私は、電卓に手をかけるが取れない。???むりやりむしり取ろうとしている私に、銀行の人が近づいてきて言った。「お客様、それは備え付けのものです」よく見ると、電卓には銀行の名前が。銀行が一斉に電卓を備え付けたばかりの頃のハナシです。(直子)


いとこが本屋に「言いまつがい」を買いにいったら、さんざん悩んだ店員さん。園芸コーナーに連れてってくれたそうだ。「良い松買い」だと思ったらしい。(お疲れ美人妻)

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