その141 (2004-07-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


仕事帰りに食事に行ったときのこと。トイレで用を済ませ手を洗って、バッグの中のハンカチを手探りで取り出し拭こうとしたら、それはその日に会社で履いていた団子状に丸めたソックスでした。慌ててバッグに突っ込んで、改めてハンカチを取り出したけど、一緒にいた友達にしっかり見られて大笑いされました。(michibo)


寝不足が続いていてうとうとしながらバスに乗っていた時のこと。電話が鳴って慌てて出ようとしたとき、「ぴんぽ〜んっ」降りるブザーを押してしまいました。他に誰も降りる人がいなくて、恥かしくて「間違えました」とも言えず、そこで降りてバス停二つ分歩きました。(Aya)


夕暮れ時、なんだかお腹がすいてきた。愛犬もじーっと私を見る。そうよね。あなたも私もお腹がすく時間よね。まずは、ご飯を炊きましょう。私は、お米をとぎはじめました。シャカシャカと軽快なとぎっぷり!ん?ん?いつもと違う匂い‥‥変な匂い‥‥。なんと私は、ドッグフードをボールに入れシャカシャカと得意な顔でといでいたのです!愛犬の気持ちと自分の気持ちが混ざってとった妙な行動。そのあと、私の手はしばらく妙な匂いでした。(きらめーる)


友人が人から借りた漫画を読んでいると、鼻血が。慌てた友人は何を思ったか、読んでいた漫画のページを破り、それで鼻血を止めたそうです。慌てるにもほどがある‥‥。(かわき)


「今から帰る」と母に携帯メールすると、しばらく経って、「今日は暑いからエアコンをつけておいたよー!」との返信が。喜んで家に帰って自分の部屋に飛び込むと、ムワッ‥‥と熱気と湿気が襲いかかってきた。機械オンチの母はエアコンを暖房でつけてくれていたのだった‥‥。おかげで暑さを忘れられました‥‥。?(ちゅろ)


お昼の出前を注文しようと「五目上海麺1つ、チャーハン1つ」というメモを見ながら電話をかけると突然会長の声が出たのであわててがちゃんと切ってしまいました。会長ごめんなさい。一言でも発するとばれそうなので。覚えている番号は中華そばやさんと会長の番号だけなのに。まつがってしまいました。(ゆうこ)


カナダはバンクーバーの街を歩いていた時、ゆく先の道路に真っ赤なオープンカーが止まっており、それは見事に輝く金髪の女性が乗っていました。「超後ろ美人だったりしてね」とさりげなく前に回りお顔を拝見すると、でっかい犬でした。(やす)


私もダメなんです、エレベータの「開」「閉」マークボタン。三角形のマークをしばし眺めてよーく考えないと押せない。あるとき、ショッピングビルの比較的大きな箱のエレベータで先に乗りこんだ私は、大勢乗ってくるようだったので、親切心から「開」ボタンを押した、はずでした。でも、「閉」のほうを押していたらしく、閉まりかけるドア。どなたかが別の操作ボードで必死に正しい方を押してくださっており、私との戦い(?)になっていました。開きかけたり、閉じかけたりの扉の変な動きに、私のせいだと気づくまでしばらくかかり、私のせいだと気づかれないようにするのがたいへんだった。(のんちゃん)


母と街をぶらぶらしていて、かわいいギフトショップに入りました。色とりどり、においも何十種類とあるさくらんぼサイズのキャンドルがガラスのボトルに入って売っていました。ボトルの前にはサンプル用のキャンドルが小さなプレートの上に。母は、張り切って店に入るなり、そのプレートからキャンドルをつまみ、口の中に放り込みました。「やっだー、なにこれ!」と勢いよく口からキャンドルを吹き飛ばす母。私は母の腕を取り、「やあーだあー、キャンディーじゃなかったー」と笑う彼女を店の外に連れ出し、次の角を曲がるまで足を緩めませんでした。場所は、渋谷は明治通り、混み合う日曜の午後でした。(いいのよ、ママ)


やりまつがいです。ポッキーを、アイドルのマイクの持ち方みたいに両手でつまんで食べてしまいました。しかも、会社で。恥ずかしい‥‥。(さとも)

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