その122 (2004-06-15)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ラジオから、ゴダイゴの『ガンダーラ』が流れてきて家で一人で聞いていたので、何気に歌い始めてハッとしました。「♪インガンダーラガンダーラヘイヘーイボンジュールイーンディアン〜♪」小学生の頃聞いた、適当な歌詞で歌っていたのです。インドでフランス語を話すネイティブアメリカン‥‥。意味が解らんぞ、小学生の私。(モカッチャ)


期末テスト前の妹が「今夜は徹夜漬けだぁ」と愚痴る。徹夜漬け‥‥。とりあえず、切羽詰まってる感じは出てますよね。(みくろん)


バイト中レジを打っていてお客さんにお釣りを返すときに、「こちら○○円のお返しではございません」と言い放ちました。お返しじゃなきゃなんなんでしょう‥‥。(Tom)


OL時代に残業中、担当外の話で延々と電話を受けていた同僚。「ですから、ココにトイレットペーパーの電話をされても困ります!」半ばキレ気味に受話器を置いた直後、かかってきた電話に彼女、怒りが収まらないまま、「はいっ!中国トイレットペーパーです!」ウチは中国営業本部です‥‥。(杏仁)


某商社に勤めている私の友人の話なのですが、仕事中、友人は「あの、部長」と言おうとして焦っていたせいか、「アチョー」と口走ってしまいました。仕事場の空気が止まったそうです。(ぶるーすりぃ)


社員旅行で宮城県の松島に行ったとき、とある女性社員が「松島ややぁ松島や松島や」と言いました。ずいぶんポップでフレンドリーな芭蕉に感じました。(あんちゃん)


ある日の夕食時のこと、じいさまが2歳半の孫のためにスイカを切ってくれました。そして一言、「スイカのホネに気をつけてな」ホネじゃなくてタネですよ。(みかん)


ある日、OL風の若い女性二人組みが歩きながら話しているのが聞こえました。「私もさー、よく頑張ってると思うんだ、この東京酒場で」「そうだねー」?‥‥酒場?(清直)


携帯電話で会話を終えた父が、携帯電話をしげしげと眺め「いゃ〜、ケータイって電話だなぁ!」?「便利だなぁ」でしょ?気持ちはわかるけど。(カエル天国)


上司がおもむろに一言。「俺もそろそろ電話付き携帯にしないとな」今までは何だったんだ?(SPIKE)


中学生の頃、仲の良い友達と塾に通っていた。その塾長のインチキ臭さについていつも話の花を咲かせていたが、その日友達は「あの塾長、ゲツリノオッシャを返してくれない‥‥」と真剣な顔で怒っていた。未だ彼女は月謝のお釣り返してもらっていない。(カメ)


今まで、軽自動車や小型車とか普通の車をずーっと乗ってきていたのに結婚して相手の趣味で外車になってしまい、ガソリンスタンドでいままで「レギュラー現金満タンで」しか言った事がなかったので「ハイオクカンタンマンキンで」ってなってしまって固まった。(まだ言えない)


姪っ子は、とあるアイドルグループのコンサートに行き、入り口の荷物検査で係の人に「これはなに?」と訊かれ、双眼鏡なのに「顕微鏡です」とこたえたらしい。ミクロなアイドルもかわいいかも〜(ぴゃ〜)


大学のサークルで遅くまで練習していたとき、空腹の私の口から出た言葉。「お腹すった〜」言った直後間違いに気づき、笑う友人に言い訳をしようとする私。「すったとへいたが混ざったねん!!」何だよお腹へいたって‥‥。(尾中平太)


最近、太くん(フトシくん)という知り合いができました。彼が仕事中に電話で自分の名前を伝えるときに「大きいの大(だい)の字に、点をひとつつけたヤツです」と言うそうなんですが「犬様」と届く事も結構多いそうです。(いぬ風)


カウンターだけの小さな焼鳥屋で学生時代の悪友Sと飲んでました。30歳になったのを期に禁煙している僕が「なんか手持ちぶさたなんだよなぁ」と言うと、Sが「手持ちブタサやろ!」とあり得ないつっこみを入れてきたのです。お互いに一歩も譲らず、隣に座っていたお客さんに聞いてみると「ぶたさ?」という答えが!!「え〜、まじっすか?!大将はどっち?」と僕。「ブサタじゃないかなぁ」と店の大将。そうこうしているうちに店中のお客さんを巻き込んで「ブサタ派」と「ブタサ派」に分かれ、ひとしきり盛り上がったのですが、お客さんの中のひとりが「実家の母が小学校の教師をしているので電話して聞いてみます」と‥‥。ようやく決着がついたのですが、騒動を引き起こした責任をとってSは「ブサタ派」全員に生ビールをおごる羽目になりました。(生中六杯三千円)

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