その119 (2004-06-12)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


家族そろっての晩ごはん。しょうゆドレッシングをよーく振ってサラダにかけるつもりが、何を思ったか、隣に座っていた父親の腕にどぼどぼとかけていました。めっさ怒られました。(ソラ)


寝ぼけていた私は、足がかゆかったのでかいていた。いっこうにかゆみが止まらないと思っていたら、隣に寝ている旦那の足をかいていた。(ぷぅ)


まだ、うちの猫が子猫だった頃。階段の電気を付けずに上って行く途中、隅に丸まってるので、「あらら〜、こんなところで寝ちゃってるるぅ〜」と触ったら、かぼちゃだった。(デビル)


娘が「このキャップあかない」と、引っ張ってあけるふたを回していたので、「それは引っ張るんだよ」と言いながら手に持っている、回して取らなければならないビンのふたを引っ張って取ろうとしている私。(elitam)


食器棚の左の扉を開こうと取っ手を引きました。来るべきものが来ない。「へ?」と思って手元を見れば、お箸やスプーンを入れる引き出しを引いていました。(出来ちゃったのでは、ありません)


マニュアルからコラムシフトに乗り換えた父。信号が青になるなり突然左手でペットボトルをぐっと握り、そのまま「ガタガタガタ!」と揺すりました。助手席にいた母が激しく動揺し「お、おとう‥‥お父さん?」「ギアと間違えた!」(とん)


うちのダンナは携帯のアラームを目覚ましに使っているのですが、毎朝アラームが鳴ると、携帯ではなくエアコンのリモコンで暖房(冷房)を入れたり切ったりしたり、家の電話を一生懸命切ろうとしたり、鳴っていない私の目覚し時計を切ろうとしたりした後、やっと携帯電話にたどり着きます。(ちび)


二日酔の朝、あまりの喉の渇きで朦朧とした頭で冷蔵庫を開け、ペットボトルの麦茶をゴクリと飲んだら、それは朝漬けの素でした。(キンちゃん)


コンビニのジュース類が入っているガラスの冷蔵庫が苦手です。自分の買いたいジュースを見つけて、ちゃんとそれを見ながらドアを開けているのに、手に取っているのはとなりにあるジュースなんです。会計を済ませ、家に帰るまで気がつかなかったこともあります。(Claudia)


あれは中学生だった頃のことです。生活ノートにその日あった事などを書いているうちに眠ってしまったのでしょう。気がついたら本文から一行あけて真ん中に、「ポンプを運びます」と。かなりしっかりした筆跡でした。(タタイ)


ワープロで文章を作っていた時、「熊」という字を打て、と脳には指令が行っていたのに、手は勝手に「牛」と打っていました。(木俣環)


学生の頃、バイト先でお客さんにたけかんむりの「笹」に「木」で「ササキ」という宛名の領収書を求められ、思わず「笹々木様」と書いて渡してしまったがお客さんも気付かなかったのでたぶんセーフだったんだろう。(缶)


週末、半日中ネットサーフィンした日の夕方のことです一息ついて再度パソコンの前に座り、A4用紙に書かれたダイレクトメールを読んでいたところ、コリコリッと快い、でも、何だかそぐわない音を耳にしました。自分の右手が自然にマウスの中央についているローラーをクルクルッと回した音でした。紙面の活字はスクロールしなくても読み進めるのにね。(Winユーザー)


お腹がすき、ご飯を食べようとしたら、あまりにもお腹がすいていたからか、味噌汁の茶碗ご飯ご飯の茶碗味噌汁を入れてました。母に見られて、「あんた何やってるの」と言われて、慌てて入れ直しました‥‥。しかし、その後母はやかん急須の蓋急須やかんの蓋をかぶせようとしてました。遺伝はすごいです。(じーくう)


うちの父が、車で母を迎えに、駅まで行ったときの事。早く着いたので、車の中で待っていると、「はー、お待たせ!」と助手席に座ったのはまったく知らないおばさん。お互い、固まったそうです。(たぬきち)


眼が悪いのです。高校生の頃、急激に悪くなってしまったのですが、自分でそのことをよくわかっていなかったため、授業を受ける時以外は眼鏡をかけませんでした。部活を終えて暗い夜道を自転車で走る時も、裸眼。ある日、いつものように思いっきり飛ばしていると、道におじいさんがたっているのが見え、「あぶないな、なんでぼーっと立ってるのかな?」と訝しみつつも減速して通ったところ、おじいさんじゃなくて、でした。しばらくして今度もまた木が立っているので、ビュン!と行き過ぎた瞬間、「あっ、おじいさんだった」ひやりとしました。微動だにせず立ち尽くして、眼だけが鋭く私を睨んでいました。次の日から、登下校の時も眼鏡をかけるようにしました。(葉子)


都市高速に入り、料金所で千円渡して、450円のおつりをもらう時。その日は風が強く、お金を落としてはいけないと脳裏をかすめ、おつりを渡してくれようとした係員のおじちゃんのを、はしっと握りこんでしまった。離したいんだけど、「お金が落ちる!!」と思い込んでるから、私の手が開かない。もー、パニック。おじちゃんは、「わしは、かまわんよー」と言ってくれたけど、わたしは、かまうんだよー。何が悲しくて見ず知らずのおじちゃんの指を握って離せないのか‥‥。(にゃん)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる